「鐙型注口土器」の版間の差分

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[[File:Five-Phase Seriation of Moche Stirrup-SpoutBottle.JPGjpg|thumb|right|240px|ラルコ・オイレによる鐙型注口土器の五区分編年。]]
'''鐙型注口土器'''(あぶみがたちゅうこうどき、[[英語]]:stirrup-spout bottle)とは、主として[[プレ・インカ]]の文化と知られている[[チャビン文化]]や[[モチェ文化]]に見られる球形の胴部から二股に分かれた注口がひとつになる形の[[土器]]のことをいう。注口部分が[[馬具]]の鐙に似ていることからこの名がつけられた。この注口については、チャビン時代のものは球形をなす胴部に注口をとりつける部分に予め孔をあけてその部分に注口をとりつけることが最近日本の若手研究者によって判明した。用途は、酒器など儀礼に用いられたと考えられ、液体を別の容器に注ぐときに独特な音を発する。わずかではあるが、[[メキシコ]]の[[トラティルコ]]遺跡にもみられ、チャビン時代に交流があったことを強くとなえる研究者もいた。