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| accessdate = 2017-11-3
}}</ref>。[[鉄砲伝来]]時に持ち込まれたポルトガルの鉄砲に装飾がなされていたことから、鉄地への金銀装飾が武器・武具へ広く応用され流行した{{R|kyoto}}。江戸時代には[[埋忠明寿|埋忠]]、[[正阿弥勝義|正阿弥]]など武具職人が優れた象嵌を生んだが<ref>[http://www.miyakomesse.jp/fureaika/about.php ふれあい館とは] 京都伝統産業ふれあい館</ref>、[[1876年]]の[[廃刀令]]により需要がなくなったため、政府の指導のもと、新たに美術装飾品や装飾小物を手掛けるようになった{{R|kyoto}}。[[1878年]]の[[パリ万国博覧会 (1878年)|パリ万国博覧会]]へ正式出展したのを機に、[[ジャポニズム]]に沸く[[ヨーロッパ]]で高く評価され広く輸出され外貨を稼いだ{{R|kyoto}}。明治期の代表的な職人のひとり[[駒井音二郎]](1842 - 1917)は、Komai と呼ばれて人気ブランドとなった<ref>[http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2011/chozetsugiko/chozetsugiko_item.html 草花文香炉] 幕末・明治の超絶技巧-世界を驚嘆させた金属工芸-清水三年坂美術館コレクションを中心に、2011年</ref><ref>[https://www.facebook.com/komaiotojiro Komai Otojiro - 駒井 音次郎(明治金工/象眼)]facebook</ref>。代表作には[[富山県]][[高岡市]]の個人コレクターが所有する登録美術品指定第5号の鉄地金銀象嵌人物図大飾皿やロンドンの[[:en:Nasser Khalili|ハリリ・コレクション]]所蔵のいくつかがあるが、海外への輸出用に制作されていたため日本に現存する駒井の良品は非常に数少ない<ref>[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/144364 地金銀象嵌人物図大飾皿 てつじきんぎんぞうがんじんぶつずおおかざりざら] 文化遺産オンライン</ref><ref>[http://www.khalili.org/collections/category/2 Japanese Art of the Meiji Period(1868 – 1912)] The Khalili Collections</ref><ref>[http://archive.momat.go.jp/CG/toroku.html 登録美術品の紹介] 東京国立近代美術館工芸館</ref>。
 
== 将棋 ==
将棋の囲いで玉を嵌めこんだような形・象眼を模していることから、図のような囲いを象眼囲いと呼ばれている。駒落ち戦で主に角落ち上手が用いる。
 
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|銀象眼(左)と金象眼(右)}}
 
==脚注==