「過電流継電器」の版間の差分

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==動作時間==
* 瞬時要素:回路を流れる電流が設定値(I<sub>m</sub>)を超えたのを検知した瞬間に動作する。<br><br>
 
 
* 限時要素:基本的には回路を流れる電流(I)が設定値(I<sub>c</sub>)を超えた際、その差分の値(I-I<sub>c</sub>)に対し、超え始めてからの時間(T)を掛けて、一定値を超えた際に動作する。<br>
大別すると限時要素は、差分の値が大きければ大きいほど早く動作する反限時特性と、差分の値が大きかろうと小さかろうと一定時間を超えた場合に動作する定限時特性の二種類がある。<br>
反限時特性は、更に差分の値(I-I<sub>c</sub>)が大きいほど早く動作しやすくなる順に、超反限時特性(EI),強反限時特性(VI),普通反限時特性(NI),長反限時特性(NI)といった設定がある。
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また、ダイヤルの設定値(D)を変更することにより動作するまでの時間を変更することができる。
 
差分の値<math>(I-Ic)</math>が一定ではなく変動する場合は、およそ<math>\int_{}^{T}\frac{f(I-Ic)}{D}\, dt</math>が一定値を超えることで動作すると考えることができる。<br>
<math>f(I-Ic)</math>は、超反限時特性で<math>(I-Ic)^2</math>、強反限時特性で<math>(I-Ic)^1</math>、普通反限時特性で<math>(I-Ic)^0.02</math>に比例するとされる。
 
<math>f(I-Ic)</math>は、超反限時特性で<math>(I-Ic)^2</math>、強反限時特性で<math>(I-Ic)^1</math>、普通反限時特性で<math>(I-Ic)^0.02</math>に比例するとされる。
 
==その他==