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{{特筆性|フィクション|date=2018年3月10日 (月)}}
{{物語世界内の観点|date=2012年4月}}
 
'''日暮かごめ'''(ひぐらし かごめ)は、[[高橋留美子]]原作の漫画作品『[[犬夜叉]]』に登場する架空の人物。本作の[[ヒロイン]]。
 
TVアニメ版での声優は雪野五月(現・[[ゆきのさつき]])、初代サンデーCM劇場での声優は[[岩男潤子]]。舞台での演者は[[若月佑美]]。
 
== 人物 ==
現代の[[神社|日暮神社]]に住む中学3年生の少女。年齢は15歳→19歳。家族構成は祖父、父(アニメ版では登場シーン無し)<ref>ワイド版21巻の解説によれば、父親を出そうとは思っていた。小説版では、交通事故で亡くなったことにより、日暮一家は神社に引っ越した</ref>、母、弟(草太)、ブヨ(猫)の5人暮らし。一人称は「私」。身長158.8cm。料理は普通にできる。好物は[[おでん]]と[[アイスクリーム]]。昔、水泳教室に通っていたらしく、泳ぎがうまい。[[桔梗 (犬夜叉)|桔梗]]の生まれ変わりで、体内に四魂の玉を持っていた。かわいいものが大好きで褒め殺しに弱く、おだてられると情が移ってしまうタイプ。またアニメでは笑い上戸で、酔うと[[通信カラオケ|ハンドカラオケ]]を持ち出して、七宝や弥右衛門狸と一緒に乱痴気騒ぎを始めてしまった。
 
15歳の誕生日に、神社内の祠にある骨喰いの井戸から百足上臈に引きずり込まれて戦国時代にやってきた。そして成り行きで[[犬夜叉 (架空の人物)|犬夜叉]]の封印を解く。その後、四魂の玉を飲み込んだ屍舞烏を退治しようとして誤って四魂の玉を粉砕、そのかけらを日本中に散らしたことから、彼女の戦国時代での生活が始まる。
 
[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]では基本的に学校の[[セーラー服]]を着用している。[[スカート]]が非常に短いが、[[パンチラ]]はない。セクハラは断固として許さないが、スカートめくりをされても怒らない<ref>49巻10話「答え」</ref>。[[自転車]]や、大量の荷物を詰め込んだ巨大な[[リュックサック]]を持ち込んでいる。中身は勉強道具、救急セット(救急箱)、食料、レジャーシートなど。
 
四魂の玉の気配を感じる、弓矢で妖怪を打ち倒す、邪気を浄化する、敵(黒巫女・椿)が放った呪いのかけられた式神を呪い返しで敵に向けて跳ね返すなど、桔梗譲りの様々な[[神通力]]を使える。当初は曲魂(まがつひ)によって、本来の霊力を封印されていた。公式ガイドブック(30巻時点)では、まだ能力を使いこなせていないだけで、本来は桔梗以上に霊力が強い。桔梗の復活時に魂の一部(裏陶曰く陰の気=桔梗の怨念)を奪われる。
 
霊山・梓山にある梓山の弓を手に入れて奈落に操られた瞳子の魂と戦った後は、盾となる物や障害物があっても、それをすり抜けて標的を撃ち抜く消える矢を放つことができるようになる。度胸があるのか場慣れしたのか、凶悪な妖怪に接しても怖気づかない。[[ミミズ]]などの[[虫]]系統は苦手。仮病を使って何日も学校を休んでいたり、高校受験を控えているためか、戦国にいても勉強を怠らない。しかし努力も空しく以前は学内試験において30番以下の順位をとったことがなかったが、戦国時代を行き来するようになってからは成績(特に[[数学]])がどんどん低下していく。普段は大人びた言動を取る反面、年相応らしく恋愛に心を向ける時もある。
 
最終決戦にて、[[犬夜叉の登場人物#奈落一派|奈落]]を倒したことで四魂の玉に取り込まれかけるが、後を追ってきた犬夜叉と共に玉の消滅を願い現代に生還する。その後は井戸が過去へ通じなくなり普通の高校生活を3年間送るが、卒業後、犬夜叉と共に生きることを望んだことで再び戦国時代に行き彼と再会、楓の村で巫女見習いとして生活する日々を送る。以後、巫女服を着用している。現代においては高校卒業後すぐに嫁いだことになっている。この時、りんに着物を届けた後帰っていく殺生丸に「お義兄さん(おにいさん)」と呼びかけていた。
 
=== 犬夜叉との関係 ===
最初の頃は、犬夜叉とは口喧嘩が絶えなかったが、闘いの中で危機を乗り越えて行くうちに、いつしか相思相愛に。「おすわり」は、犬夜叉を落ち着かせる唯一の[[言霊]]である。桔梗の死を救えなかったことを強く後悔、犬夜叉との関係も危惧されたが、自分の身を案じてくれる犬夜叉の提案を退け「ずっとそばにいる」と決意。四魂の玉との戦いが終わって現代に戻り、3年間経ってもその思いは変わらず、最終的に犬夜叉と共に戦国時代で生きることを選んだ。
 
== 戦闘能力 ==
高い霊力を持っているが戦闘経験のない現代人でもあるため、当初の戦闘力は低く破魔の矢を外すことがあるなどもありサポート的な役割が多かった。肉体は普通の人間の女性並みであるため、運動神経は低いが学力は高い。犬夜叉の火鼠の衣を借りて身を守ったこともある。敵の幻影術を無効化する力を持ち、無女の幻術や奈落の幻影殺が効かなかった。アニメでは奈落の幻影殺にかかっている。
=== 技 ===
; 破魔の矢
: 桔梗同様、霊力のこもった矢を相手に飛ばし、滅する技。怒りで本気になった時などは直撃すれば相手を粉砕する程の威力を誇る。射的を得意とせず戦闘経験がないためか、狙いを外すことも多い。霊山にある梓山の弓を手に入れて奈落に操られた瞳子の魂と戦った後は、盾となる物や障害物をすり抜けて標的を撃ち抜く消える矢を放つことができるようパワーアップした。
; 破魔の霊力
: 相手の身体に直接、手で触れて霊力を発し相手を追い払う技。桔梗と違い意識して安定して使いこなすことはできない。(四魂の玉が復活した瞬間、曲魂により霊力の一部が封印された為、以後妖怪を触れただけで撃退する力は失われた)
; 呪い返し(霊力返し)
: 桔梗同様、相手が放った霊力を、そのまま本人に返す技。椿がかけた四魂のかけらが体内に入る呪いで苦しむ状態で椿が放った呪いの式神を跳ね返した。
; 邪気払い
: 清浄な霊力で邪気や瘴気といった悪しき気を浄化する技。かごめは高い霊力を持つため、常人では耐えられない邪気をも無効化する。曲魂を倒し、封印されていた霊力が戻ったあとは、奈落の障気をも浄化する結界を無意識に張ることができるようになる。
; 言霊の念珠
: 犬夜叉のみに通用する鎮め技。楓の掛けた言霊の念珠が玉鎮めの言霊「おすわり」に反応して犬夜叉を大地に引き倒す。物語中盤・終盤はあまり使用していなくなった。他の人間が「おすわり」と言っても効果はない。
 
== 脚注 ==
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