「地盤沈下」の版間の差分

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1700年[[カスケード地震]]は、地質調査から2mに及ぶ沈降によって沿岸部の森林が[[潮間帯]]に沈み枯死した[[ベイスギ]]の年輪から本地震が1699年から1700年の間に発生したことが判明した<ref>{{PDFlink|[http://pubs.usgs.gov/pp/pp1707/pp1707.pdf USGS Professional Paper 1707]}} The Orphan Tsunami of 1700-Japanese Clues to a Parent Earthquake in North America</ref>。
 
== 地下水の過剰揚水人為的作業による地盤沈下 ==
人為的作業による地盤沈下には表面荷重、地下水の揚水や地下資源の採取、干拓や灌漑によるコラプス現象、地下掘削による陥没などがある<ref name="ishida" />。
 
=== 地下水の過剰揚水による地盤沈下 ===
地盤沈下の原因として、[[地下水]]の過剰揚水が挙げられる{{Sfn|地盤沈下防止対策研究会|1990|p=20}}。地下水の過剰揚水は[[地下水位]]の低下を引き起こすが、これにより土中の[[間隙水]]由来の水圧による[[浮力]]が小さくなり、[[有効応力]]が増大することで地層が圧縮される{{Sfn|地盤沈下防止対策研究会|1990|p=20}}。
<!--2019/03/17加筆者註: 今回は東京の事例に留めますが、ほかの地域についても加筆は可能と思います。詳細はノートをご覧ください。-->軟弱地盤の三角州平野において顕著に発生する<ref>井関弘太郎、「[https://doi.org/10.4116/jaqua.11.117 日本における三角州平野の変貌]」 『第四紀研究』 1972年 11巻 3号 p.117-123, {{doi|10.4116/jaqua.11.117}}</ref>。
 
==== 東京 ====
東京の下町低地では水運の便がよいこと、[[被圧地下水]]が豊富で工業用に使用可能であったことから[[工業化]]が進んでいたが、工業活動のための地下水の過剰揚水は地盤沈下を引き起こし、この結果[[海抜ゼロメートル地帯]]が形成された{{Sfn|遠藤ほか|2001|p=74}}。
 
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