「美少女戦士セーラームーン」の版間の差分

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[[守護星]]である[[太陽系]]惑星の力を持ち、地球を守る戦士たち。戦闘服は[[セーラー服]]の特徴とフリル[[レオタード]]を合体させたようなデザイン。キャラクター設定は[[西洋占星術]]を元に決められている。
; [[月野うさぎ]](つきの うさぎ)
: 主人公で中学2年生(初登場時)。毛先を垂らした金髪のお団子ツインシニヨンヘアが特徴。愛と正義の星・[[月]]を守護に持月の光を操る神秘愛と正義セーラー服美少女戦士'''セーラームーン'''に変身する。
; [[水野亜美]](みずの あみ)
: [[知能指数|IQ]]300の天才少女で、セーラー戦士たちのブレーン。やや癖のある青髪のセミショートヘアが特徴。水と知性の星・[[水星]]を守護に持つ、頭脳の戦士'''セーラーマーキュリー'''に変身する。
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: 「セーラーV」として、セーラームーンより先に活動した爆走少女。金髪のロングヘアーに赤いリボンが特徴。愛と美貌の星・[[金星]]を守護に持つ、愛の戦士'''セーラーヴィーナス'''に変身する。
; [[ちびうさ]]
: うさぎと衛の未来の娘。本名は「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」。ある事情からうさぎたちの時代にやってきた。ピンク色のツインシニヨンの髪型が特徴。未来の月を守護に持つ、セーラー戦士見習い'''セーラーちびムーン'''に変身する。
: 本名は「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」。そのため、ダイアナやセーラープルートからは「スモール・レディ」と呼ばれている。
; [[天王はるか]](てんおう はるか)
: 中性的で華麗な雰囲気の高校生。金髪のショートヘアが特徴。天空の星・[[天王星]]を守護に持つ、飛翔の戦士'''セーラーウラヌス'''に変身する。
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: 神秘的な大人びた女性で、現世の姿は女大生(初登場時)。褐色の肌と緑がかった黒髪が特徴。時空の星・[[冥王星]]を守護に持つ、変革の戦士'''セーラープルート'''に変身する。
; [[土萠ほたる]](ともえ ほたる)
: 儚げな雰囲気を持つ少女で、紫がかった黒髪のおかっぱが特徴。初登場時は小学6年生で、転生後は小学2年生。沈黙の星・[[土星]]を守護に持つ、破滅と誕生の戦士'''セーラーサターン'''に変身する。
 
=== セーラー戦士の協力者 ===
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:「晴れの海」の英語名は「Sea of Serenity」で、プリンセス(クイーン)・セレニティの由来とも言われる。
; シルバー・ミレニアム(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: かつて月に存在した王国で、うさぎの前世プリンセス・セレニティの生まれ故郷。太陽系を支配し、「地球の生命の進化を'''見守る'''役目」を持っていた。代々王女が一人産まれるので女王制で、王家の額には黄金の三日月の印がある。
:王家は銀河を統べる聖石「幻の銀水晶」を守護し、その力で月の住人は千年の寿命と平和を謳歌しているので、「月の千年帝国」という異名を持つ。敵勢力にシルバー・ミレニアムの一族は「白い月」と呼ばれる。「月の住人と地球の住人は通じてはならない」という神に決められた掟があったが、プリンセス・セレニティとプリンセス・エンディミオンがそれを破ってしまう。
: クイン・メタリアに操られたクイン・ベリルと地球の人々の侵攻により滅亡し、プリンセス・セレニティとクイーン・セレニティもその際に命を落とした。
: 実写版ではドーム型の結界の中に包まれており、「月の王国」と呼ばれる。
; ムーン・キャッスル(原作漫画第一期、アニメ第一期より)
: 「晴れの海」に立つシルバー・ミレニアムの宮殿。前世の滅亡時に石化して崩れ落ちたが、原作と『Crystal』では、メタリア封印時の祈りで蘇った。第三期劇場版『かぐや姫の恋人』の、ルナ・プロジェクトで発見されたかどうかは不明である。
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; 地球国(原作漫画、アニメ第一期より)
: かつて地球に存在した王国。衛の前世プリンス・エンディミオンの生まれ故郷でもある。第四期で「'''ゴールデン・キングダム'''」という名前があることが判明しており<ref group="注">しかし、連載終了後に発売された新装版でも、第一期では言及されない。</ref>、聖地エリュシオンに存在し、エンディミオンの「ゴールデン・クリスタル」に守られていたことが明かされている。
: 地球国の人々はクイン・メタリアに月の住人の不老長寿に対する嫉妬を利用され、「地球の生命の進化を'''一方的に監視する'''という月の王国への反感を植え付けられて操られ、[[ダーク・キングダム]]に乗っ取られてしまう。長寿をもたらす「幻の銀水晶」を目的に月を侵攻したが、シルバー・ミレニアムの滅亡と同時に滅亡した。
; [[東京タワー]](原作漫画第一期、『Crystal』)
: 港区芝公園にあるテレビ電波塔。ゾイサイトやクンツァイトが奪った大量のエナジーを集めるのに利用した場所。月のプリンセスと「幻の銀水晶」が出現した。
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結婚した月野うさぎ、水野亜美(夫婦とも勤務医)、火野レイ(神社で巫女をしており、夫は神主兼教師)、木野まこと(夢だった自分の店(花屋かケーキ屋かは不明)を持つ)、愛野美奈子(夫はお笑い番組担当の[[アシスタントディレクター|AD]])らの子供たちが登場する短編漫画。子供たちの名前は月野こうさぎ、水野あみ、火野れい、木野マコ、愛野ミナで、全員小学校3年生(ちびうさ、ほたるは中学校3年生になっている)。夫は全員婿養子らしい。舞台は「とある次元のとある星」となっているため、[[パラレルワールド]]の物語である可能性がある。
 
『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』に収録された。後に『美少女戦士セーラームーンショートストーリーズ2』や完全版以降の文庫版にも再録されている。
 
== メディアミックス展開 ==
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; 『美少女戦士セーラームーンCrystal』
2014年7月から東映アニメーション制作による[[Webアニメ]]がネット配信され、後にテレビアニメ([[深夜アニメ]])としても放送された。[[2017年]]現在では深夜枠で第3期まで放送され、第4期は『'''美少女戦士セーラームーンEternal'''』のタイトルで前後編の劇場アニメ化が予定されている。
 
前述のテレビアニメのリメイクではなく、「原作漫画に忠実なアニメ化」をコンセプトにしているが、一部独自の設定とストーリーが含まれている。
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=== アイスショー ===
『美少女戦士セーラームーン Prism On Ice』のタイトルで、2020年6月5日から6月7日までの期間を公演予定されているのアイスショー。ストーリーは原作第1期のダーク・キングダム編。[[エフゲニア・メドベージェワ]]が月野うさぎ/セーラームーン役を演じる他、フィギュアスケーターが内部太陽系戦士、タキシード仮面、ダーク・キングダムのキャラクターを演じる。スペシャルキャストとしてバンダイ版ミュージカルで初代月野うさぎ/セーラームーン役を演じた[[ANZA]]がクイーンセレニティ役を務める。

2020年6月5日ら6月7日までの期間を予定されていたが、[[新型コロナウイルス]]騒動による社会的な影響を受けて、当初予定されていた2020年の公演は中止になり、2021年以降に延期となった。
 
キャストのナレーションは『美少女戦士セーラームーンCrystal』の声優陣で、ミュージカル版でも脚本として関わる平光が脚本を担当し、[[小坂明子]]と[[月蝕會議]]が音楽を担当。
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元は特製BOX入り愛蔵版として2012年10月から発売予定だったが、後に大幅に発売延期となり、「愛蔵版」を「完全版」に名称変更して刊行された。
 
[[2020年]][[6月29日]]、その完全版を元に原作者の武内直子完全監修のもと、漫画全ページに着彩を施された『美少女戦士セーラームーン オールカラー完全版』1巻、2巻が[[電子書籍]]で配信開始。表紙は原作者・武内直子の最新描き下ろし
 
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