「中央政府」の版間の差分

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'''中央政府'''(ちゅうおうせいふ、{{Lang-en-short|central government}})は、各地方の事柄ではなく、[[国]]を階層別に分けたとき、国家の全体に対応するの事柄を扱う[[統治機構政府]]<ref name="longman">[https://www.ldoceonline.com/dictionary/central-government Longman, "central government".]</ref>。[[地方政府]]({{Lang-en-short|local government}})などと対比された概念<ref name="longman" />
 
「中央政府」という用語・概念は、[[地方政府]]などと対比されて用いられる。なお[[連邦|連邦国家]]の各「では」の政府と対比され、[[連合国]]ではひとつひとつの「国」の政府、各「自治体」の政府、各「地方」の政府などと対比されて用いられている。
== 概要 ==
「中央政府」という用語・概念は、[[連邦|連邦国家]]の各「州」の政府や、[[連合国]]のひとつひとつの「国」の政府、各「自治体」の政府、各「地方」の政府などと対比されて用いられている。
 
例えば[[アメリカ合衆国]]の中央政府は[[アメリカ合衆国連邦政府]]であり[[フランス]]の中央政府はフランス共和国政府(Gouvernement de la République française)であり、[[:en:United Kingdom|The United Kingdom]] [[イギリス]](the United Kingdom 連合王国)の中央政府は連合王国政府(Government of the United Kingdom<ref group="注">直訳すると「連合王国政府」</ref>)である。 また例えば[[中国]]の中央政府は中央人民政府である<ref>[[人民共和国]]などでは「政府」の前に「人民」という用語をつけ、「中央人民政府」という用語が使用される。中央である、国家全体の政府である、という点ではほぼ同様である。</ref>。
 
== 概 ==
ただし、中央政府と各州政府、中央政府と地方政府との優先関係や力関係は、さまざまである。
=== 中央政府と他の政府との関係 ===
ただし、中央政府と各州政府、中央政府と地方政府との優先関係や力関係は、さまざまである。
 
たとえば米国では[[1788年]]の9州による憲法批准以降、正式に連邦政府となり、個々の州の承認によって中央政府が存在する、と決められた。つまり各州の政府のほうが根本的な存在である。まず、第一に各州の政府に高度な主体性や行政権があり、中央政府も各州の高度な主体性や行政権を認めることで、はじめてその存在が認められている。もし州政府の高い主体性や自律性を認めないようなことがあれば、各州政府も「中央政府」を拒絶する可能性があり、そうなれば「中央政府」と呼ばれるものも実際には中央政府としては認められなくなる、という関係にある。
 
[[欧州連合]](EU)は[[国家連合]]に近いもので、各国の独立性はかなり高いわけだが、EUに様々な[[欧州連合の機構|機構]]が設置されてその政治が行われており、その中で[[欧州委員会]]が行政機能を担い、その欧州委員会が欧州連合の中央政府の機能をおおむね担っている。
 
他の国では、米国ほどではなく、中央政府が各州や各自治体に対して優越するしくみになっていることも多い。中央政府があまりに各州や各自治体の政府の主体性や各州(各自治体)の住民の幸福をないがしろにするなどすると、対立が生じ、緊張関係に陥り、それが高じると各州や各自治体が[[独立]]に向けた運動([[独立運動]])や[[独立戦争]]を起こすことにもなる<ref>インドネシアの[[東ティモール]]が典型。またカナダでも、鎮静化はしたが、フランス系移民の多い[[ケベック州]]で独立の機運が高まった時期がある</ref>。
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