「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の登場人物」の版間の差分
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== 諸王国の関係者 ==
=== パプニカ王国 ===
; バダック
: 声 - [[田原アルノ]]
:
: 相手がモンスターであっても正しい心の持ち主なら分け隔てなく接する懐の深い人物で、クロコダインの必殺技「獣王痛恨撃」を痛々しい名前でイメージが悪いからと「獣王会心撃」と改名を勧めて以来、彼とは友人の間柄である。その後もパプニカ解放後の宴で周囲に遠慮して一人でいるクロコダインに「勝利の立役者に人間も怪物も関係ない」と自ら酒を薦めたり、ザボエラを倒した後に複雑な心境を述べた彼を「自分が誇るべき友人」と呼んで励ましたりと良き関係を築いている。
: また、最終決戦直前にはチウのために「ズタズタヌンチャク」を開発し、お世辞にも出来はいいとは言えないものであったが、「その心遣いが嬉しい」と感激したチウはこれを使ってダメージを受けながらも最終決戦を戦い抜いた。
; テムジン(司教)
: 声 - [[増岡弘]]
: その本性は、レオナを亡き者にして権力を握ろうと目論む佞臣。手始めにレオナを連れてデルムリン島を訪れ、王女殺害の罪を怪物たちに被せようと画策。バロンに命じてレオナに魔のさそりをけしかけさせる。しかしダイがレオナを連れて生還したことから悪事が露見してしまう。直後、キラーマシンの力に魅入られ暴走したバロンから用無しと張り飛ばされ、事件解決後に兵士たちに捕縛される。パプニカ陥落後の行方は不明。
; バロン(賢者)
: 声 - [[塩屋翼]]
: テムジンと組み、レオナ暗殺のために活動。魔のさそりをダイに倒されながらもダイとレオナを地の底に落とした後、キラーマシンに乗り込み、ブラスたちを蹴散らしていくが、キラーマシンの力の虜になってしまい、結託していたはずのテムジンをも張り飛ばす。生還したダイとの戦いの末、キラーマシーンの亀裂から、ベギラマの熱を注入するダイの機転に敗北。テムジン一派と共に逮捕された。パプニカ陥落後の行方は不明。
;パプニカ[[重装歩兵]]
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==== パプニカ3賢者 ====
; アポロ
: 声 - [[緑川光]]
:
: 名前の由来は[[ローマ神話]]の太陽神[[アポロン|アポロ]]から。また3賢者とバロンの服装は『ドラゴンクエストIII』の賢者の服装を基本にしている。
; マリン
: 声 - [[江森浩子]]
:
: 名前の由来は「marine(海の)」から。
; エイミ
: 声 - [[冬馬由美]]
:
: 物語終盤でダイがレオナに対し「女の子だから危険な戦いには連れて行きたくない」という旨を語った際は、女の子でも戦うことはできると怒って抗議している。
: ダイたちが最初に出会った3賢者の一人であり、ポップは彼女と出会うまで3賢者は老人ばかりと想像していた。
=== ロモス王国 ===
; シナナ
: 声 - [[あずさ欣平]]
:
: なお、ロモス王国には覇者の冠の他にも冠と対になる武器「覇者の剣」が保管されていたが、武術大会開催の際にハドラー達に盗まれた上に偽物にすり替えられていた。
; ネルソン(船長)
:
=== テラン王国 ===
; フォルケン
:
; メルル(占い師)
: 声 - [[南場千絵子]]
:
: 彼女の占いがポップを故郷ランカークス村にいる両親と再会させ、ダイたちがロン・ベルクと出会うきっかけとなった。気配を察知する能力と回復呪文でダイたちをサポートする。なかなかの美人であり、ポップのことが出会った時から好きであった(想いを察したマトリフは鈍感なポップを見て「勿体ねえ」と心中で呟いている)。以後は占い師としての素養をメキメキと開花させていき、祖母からも「もう自分より当たる」と呆れられてしまっている。物語終盤付近でポップをかばいザボエラの毒牙の鎖の攻撃を受けて瀕死の重傷を負い、自分の死期を悟った彼女はポップに想いを打ち明ける。その想いは届かなかったものの、その直後に賢者の力に目覚めたポップが放ったザオリク級の回復エネルギーにより回復、それをきっかけに「ポップと[[テレパシー]]で交信する(いつもポップのことを考えていたから、らしい)」という新しい能力に目覚め、バーンパレスのポップと交信し、逆転劇のきっかけを作る。最終決戦後はポップ、マァムとともに旅に出ている。
: 名前の由来は「いつも目がウルウルしているような女の子」ということから。登場した当初は完全に黒目のみであった。
; ナバラ(占い師)
: 声 - [[江森浩子]]
:
: 最終決戦の前日には水晶玉に未来を映そうとしたが、自分の力でも未来を知ることは叶わなかった。
; カナル(兵士)
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=== カール王国 ===
; フローラ(
:
: 魔王軍復活後カール王国は超竜軍団に滅ぼされてしまい本人も生死不明となっていたが、実際には一握りの騎士たちと共に難を逃れ魔王軍への反攻の機会を窺っており、ダイ達をはじめとする世界中の有志と遅れて合流、レオナに代わり最終決戦に向かうレジスタンスの指導者となった。武器はチェーンクロス(
; ホルキンス
: 声 - [[梁田清之]]
: 最強と謳われた
: その後、生き残ったホルキンスの弟から頼まれたヒュンケルの手でホルキンスの遺体は弔われたが、鎧には竜の紋章の跡が残っており、ヒュンケルがダイとバランの関係に気づくきっかけとなった。
; ホルキンスの弟
:
=== ベンガーナ王国 ===
; クルテマッカVII世
:
; アキーム
:
; ゴッポル
: 声 - [[龍田直樹]]
:
=== リンガイア王国 ===
; バウスン
: 勇猛と名高い
: ノヴァの父親。妻は、ノヴァが幼い頃から既にいないらしい。37歳。息子のわがままで自己中心的な性格を男手一つで育てたせいと悩んでおり、登場当初はノヴァの性格の悪さをレオナからづけづけと酷評され、言葉もないという風に微妙な表情を見せていた。しかしストーリー終盤、ノヴァが尊敬できる人物(ロン・ベルク)と出会い、目標ができたことを心から喜んでいた。
; ノヴァ
:
:
: 登場当初は「傷ついた人々を救うよりも、先に目前の敵を倒すべきだ」と考え、力尽くでの解決方法しか考えることができなかった。後にダイと接する中で「勇者とは勇気ある者ではなく勇気を与える者」だと悟り、最終戦においては多勢に無勢の状況であるにもかかわらず魔王軍の雑兵や魔界の強豪モンスターを打ち倒し続け、最後には'''生命の剣'''を生成し超魔ゾンビとなったザボエラに立ち向かうことで皆に「勇気」を与えようとした。ロン・ベルクから「無駄死にするだけだ」「その生命の剣には超魔ゾンビに傷をつけられるほど威力はない」と止められたが、ノヴァが剣を取ったのは敵を倒すためではなく、命を賭して戦うその行動が皆に「勇気」を与えると考えてのことだった。正真正銘の「勇者」へと成長を果たした姿を見て心を動かされたロン・ベルクは、自らの両腕と生涯をかけて作成していた剣で超魔ゾンビを撃破。戦えばどうなるかわかっていながら自分を助けてくれたロン・ベルクに感動し、その後は彼の鍛冶師としての弟子となる。そしてロン・ベルクの力に耐えられる一振りを鍛え上げることを誓った。ロンから最初に教わった技術は「酒瓶の栓の開け方」だった模様(超魔ゾンビ撃破後の一杯のため、彼の懐の瓶を開けるよう頼まれたが開けられなかった)。
: 名前の由来は「nova(新星)」から。原作者によれば、「さっそうと登場した新キャラなので」とのこと。
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; ソアラ(王女)
: 声 - [[山崎和佳奈]]
:
: ヴェルザー戦後、「奇跡の泉」(竜の騎士のダメージを回復させる事が出来る泉)を目の前にして倒れ瀕死状態だったバランを救い自分の城に招き入れた。二人はやがて愛し合うようになるが、見ず知らずの怪しい者が次期国王になることを良しとしなかった王城内の役人たちの謀略でバランは城を追われる。これを追ったソアラは自分がバランの子を宿していることを打ち明け、2人は[[駆け落ち]]する。
: やがて逃げ延びた先(テラン王国内)の森でディーノ(後のダイ)が生まれ平和な生活を送っていたが、アルキード国王たちに見つかり、バランは妻子の安全保障と引き換えに縛につく。息子は異国の地に流され(実際は船が難破し、ダイはデルムリン島に流れ着くことになる)、やがてバランは魔王軍の生き残りとして処刑されることになるが、これを庇って処刑のために放たれた呪文をその身に受け、最期を遂げることとなる。それでも死の間際まで人間の本質を善なるものと信じ、「人間を恨まないで、皆臆病なだけ」とバランに諭し訴えた。
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: ダイを産んですぐに引き離されかつ故人となったためにダイは顔を覚えていないが、ダイの夢の中に出てきたり、バーンとの最終決戦時に幻として出てきた事もある(バランの紋章と共に記憶が継承されたためと、ダイは双竜紋解放時に推察している)。
: その言動・行動からは、物事の本質を見極め、恐れを抱かない人物としての側面が強い。バランは彼女を「太陽のような女性」と形容した。
; アルキード王
: ソアラの父親で、血縁上はダイの母方の祖父に当たる。一人称は「ワシ」。ソアラが助けた人物(バラン)を当初は受け入れていたのだが、彼の存在を快く思わなかった側近たちから「あの騎士は人間ではないようで、もしかしたら魔王軍の生き残りかもしれない」との讒言を受け入れ、悩んだ末にバランを追放する(当時はハドラーによる侵略の直後で人々は魔物に対して恐怖を抱いていた)。しかし既にこのときソアラは妊娠しており、二人を駆け落ちさせることになる。やがてソアラが子(ディーノ、後のダイ)を産んだあと、娘の居所を探り当て、テランに侵攻してソアラを取り返し、バランを捕らえる。無抵抗のバランから妻と子の無事を保証してほしいと懇願され、アルキード王も「魔物の子供とはいえワシの孫だ」と、ダイを手にかけはしなかったが流刑にしてしまう。
: その後バランを処刑しようとしたが、突如ソアラがバランを庇ったため、結果として取り返したはずの娘を失ってしまう。その直後、娘の死に様を「魔物を庇って死んだ恥さらし」と侮辱する言葉を口にしたためにバランを激怒させ、竜の騎士の力によってアルキードの国ごと地上から消された。自分の命はおろか国や民までも滅亡に至らせ、地上の平和のために戦う竜の騎士たる彼を人間の敵に回すという最悪の事態を招くことになった。ラーハルトのダイ出生にまつわる独白回想シーンでしか登場しないが、ダイやバランの人生に「悪い意味」で大きな影響を与えた最大の元凶であり、バーンも指摘した人間の弱さ・醜さを端的に表した人物である。
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