「デジタルアニメ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
144行目:
 
[[東映]]作品における初期のデジタル彩色作品では放送原版となるVTRマスター制作後にデジタルデータを廃棄しており、後年のソフト化の際に放送原版をマスターとしていた為に解像度に問題があり、同社の『[[おじゃ魔女どれみ]]』のDVDが発売された際は「輪郭線がギザギザになる」といった苦情が寄せられてしまい、公式サイトで使用マスターについての説明を行い、放送原版完成前に一度デジタルコンポーネントビデオテープ(D1orデジタルβカム)で原版を完成させ、それを元にDVD用原版作成を行うなどの改善をしていくとしながらも、それ以前の作品に関してはデジタルデータ等の処分により改善策が無い為、品質の低いマスターについての理解を求めた<ref>[https://www.toei-video.co.jp/DVD/support/note.html 東映のFAQより]</ref>。
 
初期のデジタル彩色作品を現在の視聴環境での視聴に耐え得る品質にする為に[[アップコンバート]]処理が施される事が殆どであるが、アプコンの過程で画像の鮮明度が下がったり、トレース線にジャギーが出るなどの問題点があった。[[キュー・テック]]では2010年に『[[青の6号]]』のアプコンを引き受けた際に『高画質HDリマスタリングアップコン』を開発、念入りに全コマをチェックの上で個々に適した補正処理を行った<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/370247.html 青の6号BDに採用されたキュー・テックの新アップコン革新画質と低コスト両立。SDアニメBD化に貢献]</ref>。現在、このシステムは『[[FORS]]』と改名され、先述の問題点を排除した上で鮮明な映像を作っていく事を売りにしている[https://www.fors-qtec.jp/picture/ FORS公式]</ref>。
 
== 制作中に移行したアニメ ==
<!--放映・制作期間途中にセル画からデジタル彩色にスイッチした作品(多くは2000年前後に製作されていた作品が該当)のみ記載下さい。過剰な記述は雑多な内容の記事になってしまいます。-->