「セベソ事故」の版間の差分

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* Rゾーン: TCDD濃度が5μg/m²未満の地域。人口約31,800人。
 
事故の当日中に、家やウサギなど3,300羽の動物が死亡。また食物連鎖によるTCDDの拡散を防ぐため、生き残った動物も殺処分され、その数は1978年までに約80,000匹となった。皮膚に炎症を起こした15人の子供が病院に運ばれている。8月末までにAゾーンはフェンスで完全に隔離された。1,600人の住民を検診した結果、447人に皮膚損傷あるいは[[クロロアクネ]]と呼ばれる独特の吹き出物が生じていた。また妊婦には特例として[[中絶]]が認められたため、相談所が設けられた。ICMESA社の技術責任者であるHerwig von Zwehl氏と、生産責任者であるPaolo Paoletti博士が逮捕された。汚染地域を隔離・除染するための委員会が設立され、イタリア政府は400億[[イタリア・リラ|リラ]]を支出した(2年後までに支出額は3倍となった)。
 
== 除染作業 ==