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'''ザリクム'''('''Zalikum'''、生没年未詳)は[[ウル第3王朝]]に仕えた[[アッシリア]]の総督。
彼は[[アッシュール]]を統治するために[[ウル]]王[[アマル・シン]]によって派遣されたと考えられる。アッシュール市から出土している幾つかの碑文では、ザリクムはアッシリア支配に当たって現地の伝統的な王号を用いるとともに、アマル・シンの長寿を祈願する[[イシュタル]]神殿を建設したことが知られている。この中でアッシュールには神を意味する[[限定符]]が付けられており、当時既にアッシュールの神格化が進んでいたことを示す証拠として重要である。
暫く後に彼は[[スサ]]の総督として[[エラム]]地方へ派遣された。
[[Category:アッシリアの君主|さりくむ]]
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