「ピートモス」の版間の差分

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通気性、保水性、保肥性が高く、[[有機酸]]を含むため、通常[[酸性]]を示すが、[[石灰]]を加えて[[中和]]し、[[中性]]にしたものもある。土壌改良剤としては単品で使うほかに[[パーライト (発泡体)|パーライト]]や[[バーミキュライト]]と混ぜて使用することも多い。
 
ピートモスは植物が部分的に泥炭化した物質であり、主成分として[[リグニン]]と[[セルロース]]を含んでいる<ref name=":0">{{Cite journal|和書|author=大坪政美,小西一貴,真玉洋彰,東孝寛,金山素平|date=2011-09|title=ピートモスによる油の保持と生分解|journal=九州大学大学院農学研究院学芸雑誌|volume=66|issue=2|pages=11-20|publisher=九州大学大学院農学研究院|doi=10.15017/20231|ref=harv }} </ref>。リグニンは遷移金属のような溶存物質に対して高い特異的吸着性能を示すため、油の吸着保持や生分解が期待される<ref name=":0" />。
 
== 流通形態と利用 ==
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** ミズゴケ、ヌマガヤ、ヨシ、スゲ
** ヌマガヤ、ヨシなどの[[イネ科]]植物やスゲなどが堆積したものは分解が遅く、3~4年間利用できる。またミズゴケのものに見られる撥水性がない。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==