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浣腸と下剤の両方が処方可能である場合において、浣腸を嫌う患者が多い、また、施術者にとっても汚れ仕事で患者に嫌われる行為であるにもかかわらず[[診療報酬]]が低い、などの理由で下剤が選択される傾向が高いのが理由となっている。
[[File:Barium Contrast Enema.jpg|right|thumb|200px|バリウム]]
# がもっとも広く行われる浣腸である。薬剤としてグリセリン希釈液を用いて排泄を促進させ、便秘治療、[[大腸内視鏡]]検査、手術の前処置などとして行われる。状態が酷い場合は、摘便の上で浣腸する。
# は[[内視鏡]]や造影剤を使った検査の前処置として下剤と併用して行われる。また食中毒などの際、腸内の細菌、毒素を洗い流す目的でもおこなわれる。医学的根拠はないが、民間療法の延長で排便反射機能回復訓練、美容・健康増進などの目的としても行われる。
# は治療を目的としたものではなく、大腸検査のため[[硫酸バリウム|バリウム]]造影剤を注入し、腸をふくらませる。
# はその他の浣腸とは異なり、物理的な圧力による外科的治療法である。バリウムや空気を注入する事により行われる。この治療法が適用できるのは比較的軽度かつ、発症後数時間程度の間のみである。一定時間以上経過すると腸が壊死を起こすためこの治療法は危険になる。比較的重度、頻繁に再発する場合などは開腹手術が必要となる。