「ヘクシャー=オリーンの定理」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ノーベル経済学賞
→‎応用: リンク
10行目:
 
== 応用 ==
ヘクシャー=オリーンの定理からは、2つの定理を導出することができる。1つは、労働量が増加すると労働集約財の生産は増加するが資本集約財の生産は減少し、逆に資本量が増加すると資本集約財の生産は増加するが労働集約財の生産は減少することを意味する[[{{仮リンク|リプチンスキーの定理]]|en|Rybczynski theorem}}、もう1つは、労働集約財の価格が上昇すると賃金率は増加するが資本のレンタル率は減少し、逆に資本集約財の価格が上昇すると資本のレンタル率は上昇し賃金率は減少することを意味する[[{{仮リンク|ストルパー=サミュエルソンの定理]]|en|Stolper–Samuelson theorem}}である。
 
リプチンスキーの定理からは生産パターンと生産要素賦存量との関係に関する洞察を、ストルパー=サミュエルソンの定理からは生産価格と所得分配との関係に関する洞察を、得ることができる。