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かちみ (会話 | 投稿記録)
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亡くなった先祖もお彼岸には「この世」を訪れる。だから墓に参る。西に沈んでいく太陽を拝めばご利益があるといわれる。
 
そしてお彼岸には、成仏して極楽に行けた死者をうらやむ意味合いもある。「この世」つまり、いま生きている現実社会は苦しみや悲しみに満ちているというのが[[仏教]]の考え方だ。その中で修行をし、仏道に生き、[[此岸]](この世)を離れ、[[三途川|三途の河]]を渡り、向こう岸(あの世)にたどり着く…そんな先祖のように死んでいきたい。<ref>{{Cite book|title=本当は怖い日本のしきたり オーディオブック|url=http://worldcat.org/oclc/1108314699|publisher=Pan roringu (Hatsubai)|date=[2019]|isbn=978-4-7759-8631-8|oclc=1108314699|last=火田, 博文}}</ref>
彼岸とはすなわち、はるか彼方の岸、[[三途川|三途の川]]を越えた先。死後の世界だ。「あの世」に思いをはせる行事こそ、お彼岸なのだ。
 
彼岸とはすなわち、はるか彼方の岸、[[三途川|三途の川]]を越えた先。死後の世界だ。「あの世」に思いをはせる行事こそ、お彼岸なのだ。<ref>{{Cite book|title=本当は怖い日本のしきたり オーディオブック|url=http://worldcat.org/oclc/1108314699|publisher=Pan roringu (Hatsubai)|date=[2019]|isbn=978-4-7759-8631-8|oclc=1108314699|last=火田, 博文}}</ref>
 
== 起源 ==
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=== 秋 ===
[[秋]]の彼岸は[[秋分]]の日(9月23日ごろ)を中心に挟んだ一週間だ。
 
 
ちなみに、[[春分]]の日と[[秋分]]の日が「およそ何日」とあいまいに決められていることには、理由がある。
 
[[地球]]は[[太陽]]の周りを一年間かけて[[公転]]しているが、その時間は365日ちょうどではない。正確には365日と6時間ほど。このため昼夜の長さが同じになる位置(これを[[春分点]]、[[秋分点]]という)を[[地球]]が通過する時期もまたずれていくのだ。例えば、2015年の[[春分]]の日は3月21日だが、2016年は3月20日である。ただそのままだとズレが広がるばかりなので、4年に一度「[[閏日|うるう日]](2月29日)」を挿入してこれを防いでいる。<ref>{{Cite book|title=本当は怖い日本のしきたり オーディオブック|url=http://worldcat.org/oclc/1108314699|publisher=Pan roringu (Hatsubai)|date=[2019]|isbn=978-4-7759-8631-8|oclc=1108314699|last=火田, 博文}}</ref>
 
== 出典 ==