「フラメンコ」の版間の差分

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さらにフラメンコの本場であるアンダルシア以外にも、[[マドリード]]や[[バルセロナ]]などスペイン国内の各地にカフェ・カンタンテが出現し、フラメンコはアンダルシア地方の一民族音楽から大きく飛躍することとなった。またこの時期にはフラメンコの内容も大きく変容し、ギターがフラメンコの主流の楽器となったほか、それまでのヒターノたちの影響を強く受けたカンテ・ヒターノのほかに、元からのアンダルシア民謡がフラメンコの影響を受けたカンテ・アンダルースと呼ばれるもう一つの新しい流れが生まれた。そして各地にカフェ・カンタンテが出現したことから、芸能として確立されたフラメンコには優れた奏者が次々と現れ、フラメンコはより豊かで洗練されたものとなっていった<ref>[[#濱田|濱田]] p.57-59</ref>。
 
カフェ・カンタンテは20世紀初頭には姿を消し、フラメンコも1920年から1950年ごろまでは低迷期を迎えるが、[[20世紀]]後半になると同様の飲食店であるタブラオが出現し、現在までフラメンコの上演の場の大きな部分を占めている。この時期からは劇場公演やフェスティバル、またペーニャ(Peña)とよばれる同好会もフラメンコ上演の重要な場となっていった<ref>「フラメンコのすべて」p119-122 有本紀明 講談社 2009年8月3日第1刷発行</ref>、一方で純粋とされるフラメンコは陰に隠れた様相となった<ref>「フラメンコのすべて」p116 有本紀明 講談社 2009年8月3日第1刷発行</ref>
 
=== スペイン内戦とフラメンコ ===
[[ファイル:Paco_de_Lucia_1.jpg|thumb|[[パコ・デ・ルシア]]]]
 
;=== カンテ (Cante) ===
: 歌。本来はフラメンコと言えば、まずはカンテのことである。魂の奥底から響く深い声(カンテ・ホンド)こそ、フラメンコの真髄といえる。
;カンタオール/カンタオーラ (cantaor/cantaora)
: 歌詞のこと
 
;=== バイレ (Baile) ===
: 踊りのこと。日本ではフラメンコといえば踊りというイメージが強い。つま先やかかとで床を踏み鳴らしてリズムをとる(サパテアード)、また手の動き(ブラッソ)はフラメンコの命である。
; バイラオール/バイラオーラ (bailaor/bailaora)
: 「手」のこと。
 
;=== トケ (Toque) ===
: ギター演奏。
; フラメンコギター (Guitarra flamenca)
; [[カホン]] (Cajón)
: 箱形の打楽器。叩いてハンド・パーカッションとして使用する。
 
 
== 出典 ==