「江崎玲於奈」の版間の差分

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== 発言 ==
1994年夏の{{仮リンク|リンダウ・ノーベル賞受賞者会議|en|Lindau Nobel Laureate Meetings}}で、江崎は「[[ノーベル賞]]を取るために、してはいけない5か条」のリストを提案する
 
原文:Esaki's “five don’ts” rules
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# 自分の主義を貫くため、戦う事を避けてはいけない。
# いつまでも初々しい感性と飽くなき好奇心を失ってはいけない。
 
2000年、教育改革国民会議委員として、以下の発言をする<ref>{{Cite web|url=https://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/dai2/2siryou7.html|title=教育改革国民会議委員から寄せられた教育のあり方に関する意見|publisher=内閣官房内閣内政審議室 教育改革国民会議担当室|accessdate=2020-07-26}}</ref><blockquote>人間の能力は二つの要因によって定まる。一つは持って生まれた“天性”、即ち遺伝情報であり、もう一つは環境による“育成”、即ち遺伝外情報取得である。一般的に、[[生物学|生物学者]]や[[優生学|優生学者]]は“天性”を重視し、[[社会学|社会学者]]や[[社会主義|社会主義者]]は“育成”を重んずる傾向にあるが、“天性を見出し、育成に努める”のが教育の基本理念である。われわれの容姿や容貌、才能や素質、ある病気にかかる傾向が強いといった各人の特徴はすべてゲノム、遺伝情報としてDNAの中に刻み込まれており、この持って生まれたゲノムは宿命とでも言おうか、決して変えられないのだということ、勿論、平等ではないことを生徒、父母、教師すべて認めなければならない。“天性”を見出すとは、言わば、自分のゲノム解読なのであるが、先生の講話を聞き、級友達と交流する教育環境の中で、知性、感性の受ける様々な刺激が自己発見に結びつく。このように、先ず、自分の“天性”の発見に努め、次に、それが個性的な光彩を放つよう“天性”を最大限生かす“育成”を図るのが教育の目標である。このような教育が実行されれば、国民それぞれが生まれ持つ能力は最大限に発揮されることになり、我が国の社会の活力は限りなく増大することは明らかであろう。</blockquote>
 
== 略歴 ==