「機械翻訳」の版間の差分

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== 著作権 ==
[[著作権]]の保護を受けるのは[[オリジナル|独創的]]な[[著作物]]のみであり、機械翻訳には[[創造|創作性]]がないため、機械翻訳の結果には著作権の保護を受ける権利が与えられない一般的に考えられている<ref>{{Cite web|title=著作権審議会第9小委員会(コンピュータ創作物関係)報告書 {{!}} 著作権審議会/文化審議会分科会報告 {{!}} 著作権データベース {{!}} 公益社団法人著作権情報センター CRIC|url=https://www.cric.or.jp/db/report/h5_11_2/h5_11_2_main.html#3_2|website=www.cric.or.jp|accessdate=2020-07-28|publisher=公益社団法人著作権情報センター|quote=現在の機械翻訳システムにおいては、二次的著作物と評価されるに足る翻訳物を作成するためには、前編集や後編集などの形で一般に何らかの人の創作的寄与が必要であり、特に文芸的な著作物については、コンピュータ・グラフィックスと同様、最終的には人の感性に訴えかけるものであるため、少なくとも近い将来においてこの状況が変わることはないと考えられる。
 
なお、学術的な分野などでは、例えば外国語の技術的な文章の大意を大ざっぱに把握するために、原文を機械的に入力し得られた結果を、多少の誤りや読みにくさはあってもそのまま利用するといった利用法が考えられる。現在のところ、このような翻訳物は一般に二次的著作物と評価することはできないと考えるが、今後の技術の動向等によっては将来の検討課題となると考えられる。}}</ref>。またそのように主張する学者もいる<ref>{{ cite web | url = http://www.seo-translator.com/machine-translation-no-copyright-on-the-result/ | title = Machine Translation: No Copyright On The Result? | accessdate = 24 November 2012 | publisher = SEO Translator, citing [[w:Zimbabwe Independent|Zimbabwe Independent]]}}</ref>。問題となっている著作権は[[二次的著作物]](英: derivative work)についてである。原語で執筆された[[オリジナル|原著作物]](英: original work)の著者<ref group = "訳注">または作者</ref>は作品が翻訳されたときに[[権利]]を失うことはなく、翻訳者は翻訳物を[[出版]]するには許可を得なければならない。