「カルト」の版間の差分

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[[1970年代]]後半 - [[1980年代]]にかけて、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を中心に議論が尽くされた結果、「宗教社会学的な教団類型というよりも、信者の奪回・脱会を支援する弁護士,ケースワーカー,元信者,信者の親族からなるアンチ・カルト集団によってターゲットとされた集団への総称的蔑称であり、特定集団に「[[ラベル|レッテル]]貼り」として用いられる傾向があるという結論が得られている{{Sfn|櫻井義秀|1997|pp=114-115}}{{Sfn|櫻井義秀|1997|p=114}}{{Sfn|島薗進|2006|p=81}}。宗教学者が、この語を、[[宗教社会学]]等の学問を根拠とする教団の分類としては用いることはない{{Sfn|櫻井義秀|1997|p=114}}。
 
[[精神医学者]]の[[ロバート・J・リフトン]]は、[[1981年]]の『ハーヴァード・メンタルヘルス・レター』に寄稿した論文の中で、カルトについて「世界中に広まった[[イデオロギー]]的全体主義または原理主義という疫病の一様相」と定義し、カルトの特徴として、崇拝の対象となるカリスマ的リーダーの存在、[[洗脳|強制的説得]]と[[マインドコントロール|思考改革]]、リーダーによる一般会員の経済的・性的・心理的[[搾取]]の3つを挙げている<ref>アーサー・ゴールドワグ『カルト・陰謀・秘密結社大事典』 住友進訳 河出書房新社 2010年、ISBN 978-4-309-24528-7 pp.22-29.</ref>。
 
[[マイクル・シャーマー]]([[サイエンスライター]])は自著で、以下の特徴を主張している<ref>{{Cite book|和書 |author=マイクル・シャーマー|translator=[[岡田靖史]]|year=1999|month=2|title=なぜ人はニセ科学を信じるのか UFO、カルト、心霊、超能力のウソ|publisher=[[早川書房]]|isbn=4-15-208212-7 |page=}}{{要ページ番号|date=2019-04-24}}</ref>。