「電機子チョッパ制御」の版間の差分

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1963年にドイツの[[シーメンス社]]により世界初のチョッパ制御を搭載した蓄電池機関車が、1965年に架線式のチョッパ制御機関車がそれぞれ完成した。
 
1969年に日本に先がてイタリアのミラノ地下鉄で力行のみのチョッパ制御車が完成。1972年には日本の営団6000系に遅れる事3年、フランス・パリ地下鉄で海外初の回生ブレーキ付きチョッパ制御車が運行を開始した<ref>{{PDFlink|{{cite web|url=https://www.toyodenki.co.jp/technical-report/pdf/giho109/s10922.pdf|title=東洋電機技報第109号 チョッパ・VVVFの流れ(東洋電機 技術開発情報)|date=2003-11|accessdate=2017-12-21}}}}</ref>。
 
この制御装置は、扱う出力の大きさに対して発熱が少ない<!--完全にないという訳ではありません-->ことから、地下トンネル内での車両抵抗器から出る排熱による温度上昇に頭を悩ませていた日本では、[[帝都高速度交通営団]](営団地下鉄、現在の[[東京地下鉄]])が[[1960年代]]から積極的に試験を行っていた。[[1965年]](昭和40年)9月に荻窪線分岐線(現・[[東京メトロ丸ノ内線|丸ノ内線方南町支線]])において[[三菱電機]]製の機器を[[営団2000形電車|2000形2121]]の床上に搭載して[[直流電化|直流]]600Vにおいて試験が実施され、これが日本で初の実車試験とされている。その後は[[1966年]](昭和41年)4月から5月にかけて[[東京メトロ日比谷線|日比谷線]]において[[営団3000系電車|3000系3035]]を使用して三菱電機ならびに[[日立製作所]]製の機器を使用して直流1,500V下において試験が実施された。この頃には[[阪神電気鉄道]](阪神)、[[日本国有鉄道]](国鉄)、[[都営地下鉄]]でも試験が実施されている。<!-- 鉄道ピクトリアル1999年3月号参照 -->