「ウルトラ・マドンナ〜グレイテスト・ヒッツ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
m編集の要約なし
50行目:
アルバムの原題は、カトリック教会の教義である処女マリア(いわゆるマドンナ)の無原罪の御宿り("The Immaculate Conception")をもじった"The Immaculate Collection"である。『[[ライク・ア・プレイヤー]]』から「ブロンド・アンビション・ツアー」で取り扱われた宗教テーマの延長で、宗教団体及びバチカンからの非難に答えた皮肉のこもった返答である。アルバム自体は「"The Pope(ローマ教皇)"」に捧げられているので、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世に捧げられたと思われているが、実際に捧げられているのはマドンナの弟で「ブロンド・アンビション・ツアー」の芸術監督を務めたクリストファー・チッコーネである。「"The Pope"」とはクリストファーの当時のあだ名であった。
===Qサウンドとリミックス===
アルバムの全17曲は、1990年に三次元の仮想サラウンド技術として登場したQサウンド(QSound)でミックスをされている。『ウルトラ・マドンナ』はQサウンドを導入した最初のアルバムである<ref>{{cite web|url=http://www.qsound.com/corporate/chronology.htm |title=QSound Chronology|publisher=Qsound.com|accessdate=2016-6-24}}</ref>。新曲2曲を除いた全曲は『ウルトラ・マドンナ』のために新しくアレンジされたリミックスで、「ヴォーグ」で起用された音楽プロデューサー、シェップ・ペティボーンを筆頭に、マイケル・ハッチェンソン、日本人のミックス・エンジニアGoh Hotodaによって、ミックスされている。CDの限られた時間帯に合わせるために、ほとんどの原曲がカット・ダウンされ、全時間帯73分34秒で抑えられている。また「[[ライク・ア・プレイヤー (マドンナの曲)|ライク・ア・プレイヤー]]」、「[[エクスプレス・ユアセルフ]]」は原曲と全く異なるダンス・ヴァージョンであり、「[[イントゥ・ザ・グルーブ]]」もシェップ・ペティボーンによる『[[ユー・キャン・ダンス]]』の8分26秒に及ぶダンス・ヴァージョンを改めてリミックスした原曲とは違ったものになっている。
===評価と商業的成功===
 
71行目:
| 6. || [[クレイジー・フォー・ユー (マドンナの曲)|クレイジー・フォー・ユー]] || Crazy for You || John Bettis, Jon Lind || John "Jellybean" Benitez || 3:45
|-
| 7. || [[イントゥ・ザ・グルーヴ]] || Into the Groove || Madonna, Stephen Bray || Madonna, Stephen Bray, Shep Pettibone || 4:09
|-
| 8. || リヴ・トゥ・テル || Live to Tell || Madonna, Patrick Leonard || Madonna, Patrick Leonard || 5:18