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月読→月讀
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'''月讀宮'''(つきよみのみや)は[[伊勢皇大神宮|内宮(皇大神宮)]]別宮で、[[三重県]][[伊勢市]]中村町にある[[神社]]である。「月''''''宮」と略字表記される場合がある。
 
== 概要 ==
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[[Image:Tsukiyomi-no-miya(Naiku)_03.JPG|thumb|200px|内宮末社の葭原神社]]
[[Image:Tsukiyomi-no-miya(Naiku)_04.JPG|thumb|200px|宿衛屋]]
月讀宮は[[豊受大神宮|外宮(豊受大神宮)]]から約3.8km、内宮から約1.8kmの[[五十鈴川]]中流域の中村町にある内宮別宮である。祭神は[[ツキヨミ|月讀尊]](つきよみのみこと)。'''「つきよみさん」'''とも呼ばれるが、同じく「つきよみさん」と呼ばれる外宮別宮の[[月夜見宮]]は、祭神は同じであるが別の神社である。
 
宮域には同じく内宮別宮の、月讀尊の魂を祭神とする'''月讀荒御魂宮'''(つきよみのあらみたまのみや)、[[イザナギ|伊弉諾尊]](いざなぎのみこと)を祭神とする'''伊佐奈岐宮'''(いざなぎのみや)、[[イザナミ|伊弉冉尊]](いざなみのみこと)を祭神とする'''伊佐奈弥宮'''(いざなみのみや)の3社がある。複数の社殿が並ぶ別宮は月讀宮以外では[[瀧原宮]]の2社のみで、社殿は他の内宮別宮と同等で正宮に比べれば小規模であるものの、[[神明造]]の[[社殿]]が4つ並ぶ様は壮観である。
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** 建国記念祭(けんこくきねんさい)(2月11日) 神武天皇の建国の創祀を祝う祭り。
** 祈年祭(きねんさい)(2月18日) 年の初めに穀物の豊穣と国家の安泰を祈る祭り。
 
* 5月
** 風日祈祭(かざひのみさい)(5月14日) 外宮内宮のほか、別宮末社摂社などに幣帛を供進し、風雨の災いなく五穀豊穣であるように祈る神事。
 
* 6月
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* 8月
** 風日祈祭(かざひのみさい)(8月4日) 外宮内宮のほか、別宮末社摂社などに幣帛を供進し、風雨の災いなく五穀豊穣であるように祈る神事。
 
* 10月
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== 社殿 ==
[[Image:Tsukiyomi-no-miya(Naiku)_05.JPG|thumb|200px|伊佐奈岐宮と伊佐奈弥宮]]
別宮4社の社殿はほぼ同じで、祭神が男神か女神かに関係なく内宮に準じ[[千木・鰹木|内削ぎの千木と、6本で偶数の鰹木]]を持つ萱葺の神明造で南面している。遷宮のための古殿地は通常は東西に隣接するが、月讀宮は南北であり隣接していない。月讀宮の社殿はほかの3社より若干大きく、鳥居も大きい。
 
=== 境内社 ===
葭原神社は内宮に準じ、内削ぎの千木と偶数の4本の鰹木に板葺の神明造である。
 
== 交通 ==
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== 関連項目 ==
* [[伊勢市ツキヨミ]]
* [[伊勢神宮]]
* [[伊勢神宮を構成する神社と施設]]
* [[伊勢市]]
 
== 参考資料 ==