「宋 (王朝)」の版間の差分

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m →‎窯業: 黒柚器 =>黒釉器(誤字?)
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{{仮リンク|建窯|zh|建窑}}は[[建陽区|建陽]]に在った窯で、薄手の造りと透明感のある青味掛かった薄い黒色や光沢の強い斑点模様が特徴。[[江西省|江西]]の吉州窯は、定窯に似た白磁と紫磁を生産したらしいが現存する器に乏しく不明、質は良くないと記録される。
 
器を日本では[[天目茶碗]]と呼ぶが、黒色は茶の色に映え、厚手の身は茶の保温に都合が良いことから、茶器として人気を博した。華北では定窯、華南では茶産地の建窯に名品が多い。南宋代には建窯は専ら天目を焼いた。[[江西省|江西]]の吉州窯もあるが、あまり質は宜しくない、日本では玳皮天目と呼ばれる。
 
陶磁器は宋が海外に輸出する品目の中でも重要な物の一つで、特に東南アジア諸国へ盛んに輸出され、直接交易先は東は[[日本]]・[[朝鮮]]から西は[[イラン]]にまで広がる。その美しさは現地の陶磁器文化に対しても多大な影響を与えた。