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m Bot作業依頼: 水滸伝の登場人物の各記事の改名に伴うリンク修正依頼 (高俅) - log
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== 生涯 ==
史進は[[華陰県]]の史家村の保正の一人息子だが百姓仕事が大嫌いで、武芸にばかりのめりこんでいた。母親はその心労で死んでしまうが、父親は半ばあきらめて腕の立つ師匠を探し、浪人上がりの[[李忠 (水滸伝)|李忠]]のもとで武芸をやったり、刺青師にイレズミを彫らせてやったりした。ある晩、いつものように庭で棒の稽古をしていたが、後ろから「なかなかの腕だが、これでは真の達人には手も足も出まい。」という声がする。見ると5日ほど前から父を訪ねて屋敷に逗留している男である。自分の腕を馬鹿にされた史進は激怒し、渋る男に立合いを申し入れるが、男はとてつもなく強くあっというまに倒されてしまう。聞くと男は禁軍武術師範・[[王進]]で、上官の[[高キュウ|高俅]]に因縁をつけられ都を落ち延びてきたのだ。史進は平伏叩頭して弟子入りを志願、父の説得もあり王進もこれを受け入れ武芸十八般の奥義を授けた。やがて半年後、王進は史進の腕が熟達したのを見届けると史家村を去って延安府へ向かい、史進は涙ながらにこれを見送った。
 
その後、しばらくして父親が病死し、家業を継ぐことになる。村を襲撃してきた少華山の山賊[[朱武]]、[[陳達]]、[[楊春]]と交戦、陳達を一騎討ちで破り捕らえるが、他の二人の首領が身に寸鉄も帯びずに陳達の釈放を求めにやって来た情誼に打たれ、逆に彼らと交流をもち始める。しかし彼らとのやり取りの手紙が猟師の[[李吉]]に盗まれて役人に露見され、李吉を斬るなど捕り方と散々大立ち回りを演じた後、自分たちの首領にとの三人の誘いを蹴って、故郷を出奔し放浪の旅に出た。途中立ち寄った渭州で提轄の魯達(後の[[魯智深]])と意気投合し、魯達が旅芸人の金老爺と金翠蓮父娘を恫喝している悪徳商人の鎮関西・鄭屠を撲殺したことで、李忠とともに役人に疑われてしまい、騒動に巻き込まれて魯達と李忠と別れる形で延安府を出奔して、師の王進を捜した。しかし、再会が果たされずに、[[行者]]に扮した。後に出家した魯智深と再会し、瓦灌寺の凶賊である生鉄仏[[崔道成]]と飛天夜叉[[丘小乙]]たちを退治した。再び彼と別れた後は再び諸国を放浪した後、結局少華山に戻り首領に迎えられる。