「暖冬」の版間の差分
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: 12月と1月は平年並みかやや高めで経過したが、2月が平年を0.94℃上回った。冬全体でも平年より0.36℃高かった。
; [[1948年|1948]] - [[1949年]]
: この冬の平均気温は平年を1.29℃上回り、2020年に更新されるまで観測史上第1位の記録的暖冬
; [[1953年|1953]] - [[1954年]]
: 北海道を除き暖冬となり、西日本では戦後第2位タイの顕著な暖冬となった。[[東京都]]の[[南鳥島]]では1月7日に1月の全国歴代1位の29.7℃を観測した。南鳥島では1月14日にも29.1℃を観測しており、現在日本国内にある観測所で1月に29℃台を観測したのは現在に至るまで、南鳥島のこの年の2回だけである。
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: 12月が顕著な暖冬となり、[[12月5日]]には[[埼玉県]][[熊谷市]]など関東地方で[[気温|夏日]]を記録した。特に東日本、西日本では同月の平均気温がそれぞれ、平年を1.5℃、1.6℃も上回った。しかし、同月の終わりごろは気温が急に低くなり、1月は高温の時期と低温の時期が打ち消しあって平年並み、2月も南西諸島を除いてやや低かった。{{節スタブ}}
; 2006 - 2007年
: 期間を通して強い寒波はほとんどなく、1989年同様に豪雪地帯でも記録的少雪であった。雪不足によりスキー場では営業ができない等の影響が発生。国内の平均気温は、当時の統計方法では気象庁の統計開始以来1949年と並ぶ1位タイの歴史的暖冬となった[http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/01d/temp0703.html](その後、平均気温算出の都市から都市化が進んだ水戸と長野が除外されて記録が修正された事と、2020年がこれを上回ったため
; [[2008年|2008]] - 2009年
: [[11月19日]]から[[11月20日|20日]]にかけて真冬並みの強い寒気が南下して、西日本では平年より早く[[初雪]]を観測した地点があり冬の訪れが早かった。また12月末から1月中旬まで西日本を中心に周期的に寒気の影響を受け西日本日本海側は大雪となる日もあり、寒暖の変動が大きかった。しかし、その他の時期は冬型の気圧配置になる日が少なく寒気の南下が弱かったために全国的に暖冬となり冬(12 - 2月)の平均気温は北日本で1949年、1991年に次いで戦後第3位タイ、東日本で2007年に次いで戦後第2位の高温となるなど3か月間通して寒気の影響が弱かった北日本、東日本で顕著な暖冬となった。2月は全国的な顕著な高温となり、特に[[2月14日|14日]]には静岡県[[静岡市]]で最高気温26.2℃、同[[熱海市]]網代で25.4℃、[[神奈川県]][[小田原市]]で26.1℃、同[[海老名市]]で25.3℃の[[気温|夏日]]を記録したほか、全国105の官署地点・アメダス地点で2月の最高気温の高い方からの記録を塗り替えた。これは、南から温かい風が入ったことや、[[フェーン現象]]が原因と見られている。また2月下旬には[[太平洋高気圧]]がこの時期としてはかなり強まった影響で[[那覇市]]で23日から27日まで5日間連続[[気温|夏日]]を記録するなど、[[南西諸島|沖縄・奄美地方]]でも顕著な高温となった。同月の平均気温は北日本を除き、平年を1.7 - 2.7℃も上回った(北海道は+0.9℃、東北は+1.0℃)。日本海側では冬型の気圧配置が少なかった影響で降雪量がかなり少なく、太平洋側では周期的に通過した低気圧や前線の影響で降水量が多かった。
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'''2018 - 2019年'''
: 2018年春からの全国的な高温傾向はこの冬も継続し、北海道の初雪が稚内市で11月14日、札幌市で11月20日と観測史上最も遅くなった(札幌市は1890年とタイ記録)ほか、東京で
'''2019 - 2020年'''
:昨年に引き続き全国的に顕著な暖冬で、冬の平均気温が+1.66℃と1949年の記録(+1.29℃)を大幅に上回る記録的暖冬となった<ref>[http://www.jma.go.jp/jma/press/2004/14b/kentoukai20200414.pdf 2020 年冬の天候の特徴とその要因について ~異常気象分析検討会の分析結果の概要~]</ref>。全国の気象官署153か所中111か所で冬の気温が観測史上最も高くなり、西日本では平年を2.0℃、東日本では2.2℃上回り、1947年以降で最高
; その他
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