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[[ファイル:Shurijo03.jpg|thumb|城内より市街を望む]]
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[[琉球王朝]]の王城で、沖縄県内最大規模の城であった。戦前は[[沖縄神社]]社殿としての正殿などが旧国宝に指定されていたが<ref>正殿(指定名称は「沖縄神社拝殿」)のほか、守礼門、歓会門、瑞泉門、白銀門が旧国宝に指定されていた。(文化庁編『新版 戦災等による焼失文化財 20世紀の文化財過去帳』、戎光祥出版、2003、pp.408 - 410)</ref>、[[1945年]](昭和20年)の[[沖縄戦]]と戦後の[[琉球大学]]建設により完全に破壊され、わずかに城壁や建物の基礎などの一部が残っている状態だった。[[1980年代]]前半の琉球大学の[[西原町]]への移転にともない、本格的な復元は1980年代末から行われ、[[1992年]](平成4年)に、正殿などが旧来の遺構を埋め戻す形で復元された。[[1993年]](平成5年)に放送された[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]「[[琉球の風 (NHK大河ドラマ)|琉球の風]]」の舞台になった。[[1999年]](平成11年)には[[都市景観100選]]を受賞。その後[[2000年]](平成12年)12月、「[[琉球王国のグスク及び関連遺産群]]」として[[世界遺産]]に登録されたが、登録は「'''首里城跡'''(しゅりじょうあと)」であり、復元された建物や城壁は世界遺産に含まれていない。
 
周辺には同じく世界遺産に登録された[[玉陵]]、[[園比屋武御嶽]]石門のほか、[[第二尚氏]]の[[菩提寺]]である[[円覚寺 (那覇市)|円覚寺]](えんかくじ)跡、国学[[孔子]]廟跡、舟遊びの行われた池である[[龍潭]]、弁財天堂(べざいてんどう、[[天女橋]])などの[[文化財]]がある。