「SAGAサンライズパーク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
K-iczn(会話)による ID:76205464 の版へ差し戻し (ポップアップ使用)
タグ: リダイレクト解除 サイズの大幅な増減
m編集の要約なし
3行目:
|英語名称 =
|画像 = File:Saga city center 2.jpg
|画像キャプション = 付近の航空写真。<br>中央に[[佐賀県総合運動場陸上競技場|陸上競技場]]、その下にプール、<br>左に球技場や補助競技場、上に庭球場。<br>{{国土航空写真}}(1987年)
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point}}
|国 = {{JPN}}
30行目:
'''佐賀県総合運動場'''(さがけんそうごううんどうじょう)<ref>{{Cite web|url=http://sy.pref.saga.lg.jp/kenseijoho/jorei/reiki_int/reiki_honbun/q201RG00001070.html|title=佐賀県総合運動場条例(昭和44年3月31日佐賀県条例第9号)|website=佐賀県例規全集|accessdate=2019-07-04}}</ref>は、[[佐賀県]][[佐賀市]]日の出にある[[運動公園]]。
 
隣接する[[佐賀県総合体育館]]を含めたエリアの名称として「'''SAGAサンライズパーク'''」(さがサガサンライズパーク)の呼称が用いられている。
 
== 概要 ==
37行目:
財団法人佐賀県体育協会が[[指定管理者]]として運営管理を行っていたが、2012年4月からは3年間の予定で、鹿児島県でフィットネスクラブを運営する[[セイカスポーツセンター]]を中心とした「セイカスポーツグループ」が隣接する[[佐賀県総合体育館]]及び[[市村記念体育館]](佐賀市[[城内 (佐賀市)|城内]])を含めて新たに指定管理者に就いている<ref>[http://www.pref.saga.lg.jp/web/kankou/sports/sp-osirase/_56977.html 平成24年4月1日からの指定管理者の決定(佐賀県総合運動場、佐賀県総合体育館及び市村記念体育館)] - 佐賀県公式サイト2012年4月1日</ref>。指定管理者の更新に当たっては佐賀県体育協会とセイカスポーツグループの2社が応募し、「施設の設置目的の確実な実施」「施設の効用の発揮」などの評価はいずれも佐賀県体育協会が上回ったものの、「効率化・経費縮減」の点でセイカスポーツグループが大きく上回り、総合評価が逆転した<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.saga.lg.jp/web/var/rev0/0087/4229/kekka.pdf 採点結果一覧 【施設名:佐賀県総合運動場、佐賀県総合体育館及び市村記念体育館】]}} - 佐賀県公式サイト</ref>。
 
[[2019年]][[6月1日]]より、佐賀県総合運動場と佐賀県総合体育館一帯を含めたエリアの名称を「SAGAサンライズパーク」に変更し、2019年2月定例県議会で名称に関する県条例を可決<ref>{{Cite news|url=https://www.saga-s.co.jp/articles/-/381664|title=「SAGAサンライズパーク」に改称 6月1日から、県総合運動場エリア|newspaper=佐賀新聞|date=2019-06-01|accessdate=2019-07-04}}</ref><ref>[https://www.pref.saga.lg.jp 佐賀県条例第9号 SAGAサンライズパーク条例 (設置)]-佐賀県</ref>、現在は再整備中である(後述)。
 
== 施設 ==
* 陸上競技場([[SAGAサンライズパーク陸上競技場]])
*: [[1970年]]に完成した第2種公認全天候舗装の競技場。[[1995年]]にナイター設備、[[1998年]]に電光掲示盤がそれぞれ完成している。
*: [[Jリーグ]]・[[サガン鳥栖]]が2012年まで年に1~21・2回公式戦を行っていた。
* 水泳場
*: [[2006年]]に完成した25mの屋内プール(冬季は温水)のほか、50mの屋外プール、[[飛び込み]]用プールを備える。収容人員は1580人。
50行目:
*: 砂入り人工芝14面と壁打ちコート、クラブハウスを備える。収容人員は3000人。
* 第1補助競技場
*: 全天候型の400mトラックと[[砲丸投]]ピット、跳躍ピットを備える。[[2018年]][[6月1日]]に改修工事を終えて、第3種公認陸上競技場になった。
* 第2補助競技場
*: 投てき練習場のほか、[[野球]]なら2面、[[サッカー]]で1面がとれる土のグラウンド。
66行目:
こうした問題点の解消、ならびに佐賀県で開催される次期国体([[2023年]]に「[[第78回国民スポーツ大会]]」として開催が決定<ref>{{Cite news|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061300864&g=spo|date=2018-06-13|title=国体は「国民スポーツ大会」に=23年佐賀大会から改称|newspaper=時事ドットコム|agency=時事通信社|accessdate=2018-11-02}}</ref>)・[[全国障害者スポーツ大会]]に向けて、2016年(平成28年)よりこれらの施設の抜本的整備の検討に着手。2017年3月には「佐賀県総合運動場等整備基本計画」を策定、佐賀県総合競技場・佐賀県総合体育館を一体的に整備し、両エリアを[[ペデストリアンデッキ]]で結ぶ計画が策定された<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00353488/3_53488_44429_up_ugnihg0n.pdf 佐賀県総合運動場等整備基本計画]}} - 佐賀県、2018年11月2日閲覧。</ref>。
 
2018年[[3月30日]]、整備エリア全体の愛称を、町名の「日の出町」に由来する「'''SAGAサンライズパーク'''」(仮称)とし、アリーナの観客席数を8,000席規模に拡大することを決定<ref>{{Cite news|url=https://www.saga-s.co.jp/articles/-/199304|title=佐賀国体 新設アリーナ8000席に エリア仮称「SAGAサンライズパーク」|newspaper=佐賀新聞|date=2018-03-31|accessdate=2018-11-02}}</ref>。基本設計業務は佐賀県の発注した[[公募型プロポーザル]]の結果、[[梓設計]]・石橋建築事務所・三原建築設計事務所[[共同企業体|JV]]を選定した<ref>{{Cite news|url=http://nikkankensetsukogyo2.blogspot.com/2018/03/blog-post_41.html|title=【国体開催へアリーナや陸上競技場など整備】総合運動場基本設計(佐賀市)、梓設計JVに|newspaper=日刊建設工業新聞|date=2018-03-27|accessdate=2018-11-02}}</ref>。
 
2018年[[11月1日]]、県は「SAGAサンライズパーク(仮称)施設計画」を決定<ref>{{Cite news|url=https://www.saga-s.co.jp/articles/-/296735|title=SAGAサンライズパーク 県が基本設計を決定|newspaper=佐賀新聞|date=2018-11-02|accessdate=2018-11-02}}</ref>、各施設の整備概要を公表した。それぞれの施設に以下のような愛称を付与している(全て仮称)<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00365571/3_65571_120137_up_0bz5whoq.pdf SAGAサンライズパーク(仮称)施設計画]}} - 佐賀県、2019年1月20日閲覧。</ref>。
; アリーナ([[SAGAアリーナ]])
: 新たに建設予定の8,000席規模の大規模アリーナ。
; [[佐賀県総合運動場陸上競技場|陸上競技場(SAGAスタ)]]
: [[日本陸上競技連盟]]第1種公認陸上競技場の取得に必要な改修を実施
: 雨天練習場の整備や走路の改修、諸室等の整備
; 第二競技場(セカスタ)
: [[日本陸上競技連盟]]第3種公認に向けた全面リニューアルを実施
: 全天候型ウレタン舗装8レーン(1周400m)を施し、写真判定室、天然芝フィールドを新設。
; [[佐賀県総合運動場水泳場|水泳場(SAGAアクア)]]
: 国体の施設基準を満たすために、屋外50mプールをコース幅を変更して[[日本水泳連盟]]公認屋内プールへ改修。
; 庭球場(テニスフィールド)
: 砂入り人工芝16面を整備し全面改修
; [[佐賀県総合体育館|総合体育館(SAGAプラザ)]]
: 全館空調を整備。
; 球技場(ボールフィールド)
: 人工芝2面、サッカー・ラグビー2面、夜間照明設備、観客席200席程度に全面改修
; エアーライフル射撃場(シューティングレンジ)
: 第2補助競技場跡地に移転整備。
: 鉄骨造、平屋建て、26射座(AR:13射座、BR:13射座)
: [[日本ライフル射撃協会]]第2種射撃場公認相当、空気銃射撃場の指定(佐賀県公安委員会)
; ボクシング・フェンシング練習場
: 総合体育館敷地内に移転整備。
: 鉄骨造、平屋建て。ボクシング練習場リング1面(2面設置可能)、フェンシング練習場ピスト2面(4面設置可能)
: 国際フェンシング連盟競技規則に合うピストを設置
 
県議や地元住民、県に寄せられたメールで好意的な意見が多かったこともあり、[[2019年]][[1月18日]]の会議で整備エリア一帯の正式名称を「SAGAサンライズパーク」とすることを決定。2月県議会に佐賀県総合運動場条例(昭和44年3月31日 佐賀県条例第9号)と佐賀県総合体育館条例(昭和61年3月29日 佐賀県条例第8号)を統合した「SAGAサンライズパーク条例」を提案することになった。また、整備後の運用に関しては民間に運営権を売却する[[コンセッション方式|運営権制度]]ではなく、収支の差額を行政が補填する[[指定管理者制度]]を採用することも決まった<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/327061 「SAGAサンライズパーク」正式名称決定 県総合運動場周辺 指定管理制度採用へ]佐賀新聞LIVE 2019年1月19日</ref>。
 
メイン施設のアリーナ新設に197億円、設計費などを含めたパーク全体の総事業費が470億円であることがわかった<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/339856 中核アリーナ新設に197億円 総事業費は470億円 SAGAサンライズパーク] 佐賀新聞LIVE 2019年2月20日</ref>。その後、アリーナ新築工事入札の不落を受け、県はアリーナの建設費を含めて65億円を増額する予算案を11月定例県議会に提案することになった。それに伴って、パーク全体の総事業費は535億円に増額される<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/456846 サンライズパーク建設費 県、65億円増提案へアリーナ新築入札不落で]佐賀新聞LIVE 2019年11月22日</ref>。
 
[[2020年]][[2月3日]]、指定管理者として電通など12社で構成する「SAGAサンシャインフォレストグループ」を選んだと発表した<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/484522 サンライズパーク指定管理者を決定 電通など12社で構成]佐賀新聞LIVE 2020年2月4日</ref>。
 
== 交通 ==