「デオキシリボ核酸」の版間の差分

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=== 遺伝子発現 ===
DNAの塩基配列をmRNAに転写させる遺伝子発現は、ヒストンに巻きついて折りたたまれた状態のままでは不可能である。転写の前段階に、特定の化学物質がヒストンのリジン残基と結びついてアセチル化を起こし、元々帯びていたプラスの[[電荷]]を弱める。するとマイナスに帯荷を持つしたDNAとの結びつきが弱まり<ref name=Take54>[[#武村(2012)|武村(2012)、p.54-66、第2章 エピジェネティクスを理解するための基礎知識、1-3 DNAは衣服をまとい装飾品で飾りたてる]]</ref>、ヒストンから離れて遺伝暗号部分を含む特定のDNAらせん2本鎖がむき出しになる<ref name=Take34>[[#武村(2012)|武村(2012)、p.34-44、第1章 エピジェネティクスを理解するための基礎知識、1-3 DNAは衣服をまとい装飾品で飾りたてる]]</ref>。
 
DNA上のある遺伝暗号発現をしようと開始する際には、まずその部分のすぐそばにある「プロモーター」という呼ばれる塩基配列の転写調節領域に、複数の「基本転写因子」というよばれる複数のタンパク質が集まって来る。この中にある活性酵素の[[ヘリカーゼ]]が作用すると、DNAの二重らせんは解て2本の1本鎖となる。この部分に[[RNAポリメラーゼII]]という酵素がとりついて、mRNAの合成を行う<ref name=Take45>[[#武村(2012)|武村(2012)、p.45-52、第1章 エピジェネティクスを理解するための基礎知識、1-4 遺伝子の転写と高次クロマチン構造]]</ref>。遺伝暗号は2本鎖から解かれがほどけた2本の1本鎖のうちのどちらか片方に載っていることになるが、もう片方の1本鎖の相補的もう片方の部分に別の遺伝暗号が載っている場合ある。この場合も発現すべき遺伝暗号は基本転写因子によって制御される。
 
のような基本転写因子がプローター部分に基本転写因子が集まるシステム仕組みは、遺伝暗号とは全く別のところ離れた位置にある塩基配列部分促進箇所によって促進され調整される。の部分は「エンハンサー」と呼ばれ、やはりここに「アクチベーター」と言う呼ばれるタンパク質が結合する事でことが基本転写因子の活性に繋がるシグナル制御る信号となる<ref name=Take45 />。このようにDNAのある箇所の(タンパク白質を合成するための)遺伝子としての発現を起こすためには、タンパク質合成には直接関していない塩基配列部分を介した複雑なメカニズム機構左右よって支配されている。また、基本転写因子が近づくことはクロマチン構造ほどていなければ基本転写因子の接近も難しいので、束の部分によっては非常に固く縮こまった部分([[ヘテロクロマチン]])などではほとんどにある遺伝子発現はほとんど起こらない。ようなとしては[[X染色体の不活性化]]げられる<ref name=Take45 />。
 
== DNAとRNA ==
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