「リボ核酸」の版間の差分

{{main|RNAワールド}}
 
[[RNAワールド]]仮説は、生命が発生した頃にはRNAが遺伝情報の維持(現在のDNAの役割)と、酵素のような生化学的触媒の両方の役割を担っていたとする仮説である。これは無生物的な環境下に於いてRNAが[[デオキシリボ核酸|DNA]]と比較して無生物的容易に合成されやすいことなど根拠となっている。
 
この仮説では[[生物]]は遺伝情報(ゲノム)の貯蔵媒体としてRNAを使用し、その後の変異と進化によりDNAとタンパク質が徐々に台頭してきたと考えられている。ただしRNAはDNAと違って相補性が確保されておらず、修飾を受けやすい不安定な分子であり、生物において[[ゲノム]]を安定に保持する機能は主にDNAにとって代わが担っている。一方で、非生物の特性を併せ持つ[[ウイルス]]では、ゲノムを持つ[[RNAウイルス]]としては、プラス鎖のもの([[コロナウイルス]]など)とマイナス鎖のもの([[インフルエンザウイルス]]など)の両方が見つかっている。2006年時点(2006年)では、ゲノムとしの保持にDNAではなくてRNAを保持し用いているのはウイルスのみだけであると考えられている(ウイルスにはゲノムの保持媒体にRNAを用いているものとDNAを用いているものの2種類がある)
 
== RNAの高次構造 ==
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