「Kord重機関銃」の版間の差分

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これに対処するため、ロシアのデグチャリョフ設計局は、新型の[[歩兵]]支援・車載・対空用12.7mm重機関銃の設計を行い、[[1998年]]に制式採用された。
 
Kordの外見は前任のNSVに似ているが、[[ボルト (銃)|ボルト]]のロッキング機構が垂直ティルト式からロテイティング式に変更されたり[[ガス圧作動方式|ガス圧作動機構]]が変更されるなど内部構造が大きく変わっているほか、反動軽減用の[[マズルブレーキ]]が装着されているのが外見上の大きな特徴である。
 
これらの改良によってNSVに比べて大きく反動が軽減されたため非常に高い命中精度を有し、遠距離[[狙撃]]能力も高められている。それでいながら、作動機構はソ連・ロシア製銃器の伝統に違わぬ高い信頼性の高さを有している。12.7mm[[口径]]の重機関銃としては非常に珍しいことではあるがく、[[三脚]]は必ずしも必要ではなく、[[二脚]]で支えて[[射撃]]することも可能である。
 
== 派生型 ==