「スペインの時」の版間の差分

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== あらすじ ==
1818世紀の[[トレド]]の町、トルケマダの時計店。
 
ラバきのラミーロがトルケマダの店に入ってくる。叔父にもらった時計を修理してくれという。トルケマダが時計を分解しようとすると、女房のコンセプシオンが入ってきて町の時計台の時計を調整に行くことを忘れているとがなり立てる。亭主が出かけようとすると、コンセプシオンは店の中にかさばる二つの大きな振り子時計のどちらかをはやく二階の部屋に持ってあがってくれとわめきだす。が、亭主には重すぎる。トルケマダはラミーロに帰りを待っていてくれというが、これはコンセプシオンには当て外れだ。というのも亭主の留守に愛人を引き込んで楽しもうとしていたからだ。
 
ラミーロの存在が邪魔なコンセプシオンは、ラミーロに振り子時計を持ってあがってくれないかと頼む。ラミーロは美人に頼まれごとをされるのがうれしく、軽々とそれを持ち上げて二階に消えてゆく。それと同時にコンセプシオンの愛人の一人、ゴンサルヴェが現れる。ゴンサルヴェは自作の恋愛詩を披露することで頭がいっぱいで、早いことお楽しみに移りたい彼女の気持ちがわからず、へんちくりんな詩を朗読する。そこにラミーロが戻ってきたので、悪いけれどさっきの時計ではなくもう一つの時計のほうが部屋に合ってそうだからそちらを上に上げてくれないかと頼む。ラミーロはさっき運んだ時計を取りにまた二階に戻ってゆく。コンセプシオンはゴンサルヴェを振り子時計の中に隠してしまう。ちょうどそこにもう一人の求愛者イニーゴがやってきて、早速コンセプシオンを熱烈に口説き始める。それをきっぱり断るところへ、第一の時計を持ちかえったラミーロは、ゴンサルヴェの入った第二の時計を持ってまた二階に上がってゆく。コンセプシオンは時計のメカニズムは微妙だとかいって一緒に二階に上がってゆく。
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