「ロールス・ロイス・カマルグ」の版間の差分

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== 性能、装備 ==
[[ファイル:Rolls-Royce Camargue Pininfarina Armaturen.jpg|thumb|200px|left|1982年式 内装]]
[[V型8気筒]][[ロールス・ロイス=ベントレー LシリーズV8エンジン|OHVの内径φ104.1mm×行程99.1mmで6,747.7cc、圧縮比7.3の水冷エンジン]]<ref name="foreigncarsgudebook1980-119"/>、コラムシフトの[[ゼネラルモーターズ]]製ターボハイドラマティック(TH400)3速AT、車高調整機能を備えた四輪[[独立懸架]]など、機構的にはシルヴァーシャドウやコーニッシュと共通である。ただし4バレル[[キャブレター]]や無接点式[[点火装置]]などの採用により、エンジン出力は8~10%ほど向上しているという(当時のロールス・ロイスはエンジン出力未公表)。フロアユニットも流用しているが、前後トレッドが拡大されていることから全幅もより広げられており、1,920mmとなる<ref>『自動車アーカイヴ Vol.17 80年代のイギリス車篇』 110頁より。</ref>。
 
最初の65台には[[スキナーズ・ユニオン]](SU)製ツインキャブレター<ref>『外国車ガイドブック 1976』 70頁より。</ref><ref>『外国車ガイドブック 1981』 217頁より。</ref><ref name="importedcarsgudebook1982-200"/>、その後の471台は[[ソレックス]]製キャブレターを用いた。1977年2月にはシルヴァーシャドウがIIに発展したことを受け、そのパワーステアリングが[[ラック・アンド・ピニオン]]式に変更され、高速安定性が改善した。1979年にはリアサスペンションがシャドウの後継モデルである[[ロールス・ロイス・シルヴァースピリット|シルヴァースピリット]]のものに変更された。