「星官」の版間の差分

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古代中国の天文学者は、[[ヨハン・バイエル]]よりも1000年も前に、[[裸眼]]で見える恒星に体系的な名前をつけていた。全ての恒星は基本的に1つのアステリズムに割り当てられ、それぞれのアステリズムごとの個々の恒星に番号が付された。しかし、バイエルの体系のように恒星の[[視等級]]に基づいて番号が付けられたのではなく、その位置に依っている(しかしバイエルの体系でも、[[北斗七星]]のようにほぼ同じ等級の恒星の集団の場合は、位置によって番号を振っている)。
 
例えば、[[アルタイル]]は中国では「河鼓二」という名前であるが、「河鼓」はアステリズムの名前、「二」は番号である。[[ベテルギウス]]の「参宿四」のように、星官(アステリズム)の名前が二十八宿の宿そのものになる場合は、「~宿」と付ける。
 
中国では古代から知られていた星の他に、「増星」といって後に知られて星官に追加された星もあり、これは星官(アステリズム)の名前と番号の間に「増」を置いて呼ぶ。有名どころでは、[[ペガスス座51番星]]は「室宿増一」、[[はくちょう座61番星]]は「天津増廿九」といった具合である。