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== 神話 ==
[[古代ローマ]]の[[オウィディウス]]が伝える[[ギリシア神話]]によると、カラスは[[アポローン]]の使いの鳥であった。当時は真っ白できれいな鳥で、人の言葉を喋っていた<ref name="ridpath"/>。ところが、このカラスは、アポローンの恋人[[コローニス]]が別の男と密会しているという誤った情報をアポローンに伝えた。カラスがうっかり者だったという説と、カラスがうそつきだったという説がある。アポローンは現場に行き、人影を確認して矢を放ったところ、間男などはおらず、射殺した相手は当の恋人コローニスであった。コローニスは、腹にいるアポローンの子を無事育てて欲しいと告げ息を引き取った。この子は無事育ち、後にへびつかい座になった。この後の詳細は[[へびつかい座]]および[[アスクレーピオス]]を参照のこと。カラスは罰として真っ黒に染められ、二度と人の言葉を喋れないようにされたのち、天上に追放され、星座となった。なお、「このときカラスを天に打ち付けた4本の釘が、からす座で四辺形を作る4つの星である」とする話が巷間伝わっている{{R|Wakiya1996|Wakiya2014}}が、これは19901980年代半ばから{{R|Wakiya1996Yamada1993}}日本でのみ広まっている説で、偽エラトステネスの伝える「[[カタステリスモイ]]」や[[オウディウス]]の「変身物語」などギリシャ神話の原典に載っていないのはもちろん、後世の[[リチャード・ヒンクリー・アレン]]や[[野尻抱影]]の著書にも一切触れられていない、出所不明の説である。
 
== 呼称と方言 ==
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|title=星座神話クラブ
|page=91|publisher=[[誠文堂新光社]]|date=1996-2-15|isbn=9784416296035}}</ref>
<ref name="Yamada1993">{{cite book|和書
|author=[[山田卓]]
|title=春の星座博物館
|page=121|publisher=[[地人書館]]|date=1993-05-15|edition=第二版第一刷|isbn=4-8052-0160-6}}</ref>
}}