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揖礼'''拱手'''('''きょれいしゅ''')は[[中国]][[朝鮮]][[ベトナム]]琉球[[日本]]の[[沖縄県|沖縄地方]]おける伝統的な礼儀作法で、拱手(きょもとは「揖(ゆしゅ))」とも呼ばれ。まず左右の人差し指、中指、薬指、小指の4本の指をそろえ、一方の掌をもう一方の手の甲にあてたり、手を折りたたむ。手のひらを自身の身体の内側に向け、左右の親指を合わせ、両手を合わせ、拱手を行うことで敬意を表す。
 
一般的には、男性は左手で右手を包むようにするが、女性は逆の所作となる。葬儀のような凶事の場合は左右が逆になる。敬意を表す側、表される側の双方の関係によっては、お辞儀などの身振りを加えたり、時には前後に揺れ動いて特別な意味を表すこともある。
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== 敬意の表し方による分類 ==
敬意を示す人が多い場合は、敬意の表し方によって特揖《とくゆう》、旅揖《りょゆう》、傍三揖《ぼうさんゆう》の3つに分けられる。特揖はその場にいる人それぞれに拱手を行う。旅揖は対象者をいくつかに分けて、それぞれの人達に向かって拱手をする。傍三揖は全員に対して一度に拱手を3回行う。
 
敬意を示す人が多い場合は、敬意の表し方によって特揖とくゆう、旅揖」(りょゆう、傍三揖ぼうさんゆうの3つに分けられる。特揖はその場にいる人それぞれに拱手を行う。旅揖は対象者をいくつかに分けて、それぞれの人達に向かって拱手をする。傍三揖は全員に対して一度に拱手を3回行う。
宗教の儀礼からすると、中国人が香を持ち、祖先や神様を祀る手つきやお辞儀の動作は、揖礼に由来している。これは仏教に由来する合掌と同じように、よく見られる礼拝の所作である。
 
宗教の儀礼からすると、中国人が香を持ち、祖先や神様を祀る手つきやお辞儀の動作は、揖礼拱手に由来している。これは仏教に由来する合掌と同じように、よく見られる礼拝の所作である。
 
== 関連項目 ==