「西兗州」の版間の差分

'''西兗州'''（せいえんしゅう）は、かつて[[中国の歴史|中国]]にかつて存在した]][[州]]。

[[南北朝時代 (中国)|南朝]][[梁 (南朝)|梁]]の[[大宝 (梁)|大宝]]元年[[7月 (旧暦)|7月]]（[[550年]]8月）、[[侯景]]によって{{仮リンク|南兗州 (南朝)|label=南兗州|zh|南兗州 (南朝)}}から[[秦郡]]が分割されて'''西兗州'''が成立した<ref>{{Cite wikisource|和書|wslink=欽定古今圖書集成/經濟彙編/祥刑典/第100卷|title=『欽定古今図書集成』経済彙編 第一百巻|wslanguage=zh}}</ref>。州治所は{{仮リンク|六合県|zh|六合县}}（現在の[[江蘇省]][[南京市]][[六合区]]）に置かれた。それから時を置かずに西兗州は'''秦州'''と改称された。

[[武平 (北斉)|武平]]4年 / [[太建]]5年（[[573年]]）、秦州を占領した[[陳 (南朝)|南朝陳]]は秦州を廃し、瓦梁郡を秦郡に編入して{{仮リンク|南譙州|zh|南谯州}}の管轄とした。