「キ101 (航空機)」の版間の差分

[[1943年]]（[[昭和]]18年）夏、高度10,000 mで700 km/hを発揮できる双発夜間戦闘機という陸軍からの要求を受け、中島にて研究が開始された<ref name = "Sahara67">『日本陸軍の試作・計画機 1943〜1945』 6267頁。</ref>。仕様は[[大日本帝国海軍|海軍]]が開発していた夜間戦闘機「[[電光]]」に近いが<ref name = "Sahara67" />、搭載するエンジンは中島製の「[[ハ44 (エンジン)|ハ219]]」<ref name = "Sahara67" /><ref name = "Akimoto92">『日本陸軍試作機大鑑』 92頁。</ref>、または「[[誉 (エンジン)|ハ245]]」空冷星型18気筒（離昇2,000 hp）となっている<ref>『日本陸軍試作機大鑑』 92・238頁。</ref>。試作機3機・増加試作機18機の製作と<ref name = "Akimoto92" />、試作初号機を[[1945年]]（昭和20年）3月に完成させることが予定されていたが<ref name = "Sahara67" /><ref name = "Akimoto92" />、設計がなされたのみで<ref name = "Akimoto92" />[[終戦の日]]に至るまで未着手のままで終わった<ref name = "Sahara67" />。