「SKハイニックス」の版間の差分

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[[現代グループ]]の電機部門として創業し、[[アジア通貨危機]]後には半導体の製造に特化。[[LGグループ]]の半導体事業と経営統合を果たすも、[[2001年]]に経営破綻し、政府系金融機関からの資金援助を受け債権銀行団の管理下に入った<ref>「[http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?ichiran=True&n=MMITaa038021022006&Page=255 韓国ハイニックス、10億ドル資金調達で債権銀行と協議へ]」。2006年2月21日、IT-PLUS。</ref>。
 
その後、経営再建は一段落し、2010年ごろから債権銀行団は保有するハイニックス株の売却先を探していたが、2011年11月に通信大手、[[SKテレコム]]傘下に入ることが決まり、2012年3月にSKハイニックスに社名変更した。伝統的に弱いNAND分野の技術力拡充が必要だったため、[[キオクシア|東芝メモリ(現・キオクシア)]]の買収に参画することで技術提携を通じ、該当分野の技術力強化を目指している<ref>{{Cite web|url=http://japanese.joins.com/article/497/241497.html?servcode=300&sectcode=320|title=韓経:SKハイニックス「NANDを本格的に育成」|accessdate=2018年05月18日|publisher=}}</ref>。かつてハイニックスは東芝から[[東芝研究データ流出事件|提訴されていたが]]両社は直ぐ和解に合意していた
 
2010年代後半の半導体不況が続く中、[[設備投資]]を盛んに行っており、[[2018年]]までに[[清州市]]に約20兆ウォンを投じて6万平方メートル規模の工場を新設したほか、[[2019年]]4月までに[[中華人民共和国]][[江蘇省]]の無錫半導体工場に9500億ウォン以上を投じて新工場を稼働させている<ref>{{Cite web |date=2019-07-04 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201907/CK2019070402000135.html |title=1.8兆円、韓国SK新工場不安|publisher= 東京新聞|accessdate=2019-07-13}}</ref><ref>{{Cite web |date=2019-05-10 |url=https://www.sangyo-times.jp/article.aspx?ID=2969 |title=SKハイニックスに燻る過剰投資の懸念 |publisher= 電子デバイス産業新聞|accessdate=2019-07-13}}</ref>。
 
== 相殺関税 ==
2006年1月27日以降、ハイニックスの韓国国内の工場で前工程を行ったDRAMに対しては、日本国内に輸入する際に27.2%の[[相殺関税]]が賦課されていた。これは2009年4月に撤廃された。