「折紙の数学」の版間の差分

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</ref>のPart IIを参照。
 
部分について折りたためるかどうかについては、いくつかの条件があきらかになっている。[[前川定理]]は、あるパターンが平らに折りたためるかどうかの必要条件を示している。さらに川崎定理([[川崎敏和]]による。[[:en:Kawasaki's theorem]])<ref>なお、1970年代に[[伏見康治]]とハフマン([[ハフマン符号]]で知られる)がこの問題に関して検討している。</ref>は、必要十分条件が、その[[展開図]]においてそれぞれの交点の周りにある全ての角の数列<math>a_1, \ldots, a_{2n}</math>が条件<math>a_1 + a_3 + \cdots + a_{2n-1} = a_2 + a_4 + \cdots + a_{2n} = 180^\circ</math>を満たすことだと示した。言い換えると、交点を囲む角の一つおきの角度の和が<math>180^\circ</math>に等しいことである<ref>{{Cite book |和書 |author=ジョセフ・オルーク |translator=上原隆平 |year=2012 |title=折り紙のすうり : リンケージ・折り紙・多面体の数学 |publisher=近代科学社 |isbn=978-4764904217}}</ref>。
 
=== この節の参考文献 ===