「2001年の大阪近鉄バファローズ」の版間の差分

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== 概要 ==
就任2年目の梨田監督は[[阪神タイガース|阪神]]との間で大型トレードを行い、かつてのエース・[[湯舟敏郎]]や二番手捕手の[[北川博敏]]を獲得して開幕に臨んだ。新戦力のうち湯舟は年齢面もあって中継ぎでの起用が主になったが、北川は捕手以外にも代打で出場機会を増やした。

陣容一新で臨んだチームは4月を16勝11敗1分と好スタートを切るも、5月には投手陣の不調で首位から転落。

6月に14勝8敗と勝ち越して首位戦線に踏みとどまるが前年2連覇の[[福岡ソフトバンクホークス|ダイエー]]・[[埼玉西武ライオンズ|西武]]・[[オリックス・バファローズ|オリックス]]との混戦状態が続いた。

8月に入るとオリックスが脱落し、三強の争いが続いたが9月に大きく勝ち越した近鉄が抜け出し、9月26日の対オリックス戦では2対5とリードされた9回裏に、代打でこの年阪神から移籍の北川が優勝決定逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、[[パシフィック・リーグ]]史上初となる前年最下位からのリーグ優勝を達成<ref name="sponichi"></ref>。この時実況した[[朝日放送テレビ|ABC]]の[[楠淳生]]アナは大歓声の中で北川に「しっかりと踏め!しっかりと踏め!」と叫ぶなど、放送席も熱狂の渦に包まれた。

この年ダイエーの[[王貞治]]監督が[[読売ジャイアンツ|巨人]]時代に記録した55本塁打に並んだ[[タフィ・ローズ]]や不動の4番[[中村紀洋]]など[[いてまえ打線]]の活躍で[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]との[[2001年の日本シリーズ|日本シリーズ]]は球団初の日本一が期待されたが、打線がヤクルト投手陣に封じられ1勝4敗で敗退した。
 
== チーム成績 ==
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== できごと ==
* 6月にスコアラーにスパイ疑惑がかけられ、[[岡本伊三美|岡本球団代表]]に職務停止7日、[[依田栄二|依田スコアラー]]に同30日などが科せられた<ref>{{Cite web|title=許されるべきではない! 「スパイ疑惑」事件|url=https://allabout.co.jp/gm/gc/212263/|website=[プロ野球] All About|accessdate=2020-09-18|language=ja}}</ref>。8月20日の西武戦でもネット裏のスコアラーからスパイ容疑をかけられている。
* [[9月26日]] - 大阪ドームで行われたオリックス戦で9回無死から代打の[[北川博敏]]が逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、リーグ優勝を決定した<ref name="sponichi">{{cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_september/KFullNormal20070828150.html|title=【9月26日】2001年(平13) 近鉄最後のV 決まり手は代打逆転サヨナラ満塁弾|publisher=スポーツニッポン|accessdate=2017-01-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160308205114/http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_september/KFullNormal20070828150.html|archivedate=2016年03月8日|deadurldate=2017年09月}}</ref>。
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