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[[File:Madagascar Kids 5 (4814978342).jpg|thumb|マダガスカル人の子ども]]
{{Main|マダガスカル語|[[:fr:Langues à Madagascar]]}}
マダガスカル語は、言語学上、[[マレー・ポリネシア語派]]に属し、おおむねマダガスカル島全域で話されている。無数の方言があるが、一般的に相互理解が可能である<ref>Rajaonarimanana (2001), p. 8</ref>。[[方言]]クラスターは、東部方言と西部方言の2つに分けることができる。東部方言は東部森林地帯と中央高地で話され、アンタナナリヴのメリナ方言が含まれる。西部方言は西部の沿岸平野部全域で話される。フランス語は植民地期に行政機関などの[[公用語]]となった。独立後最初の憲法、1958年憲法では、マダガスカル語とフランス語が共和国の公用語に指定された。マダガスカルは[[フランス語圏|フランコフォン]]国家であり、フランス語はほとんどの場合、教育を受けた人々の間で第二言語として話されている。また、国際的なコミュニケーションをとるためにも利用されている<ref name="LOC" />。
 
1992年憲法には公用語についての言及はないが、マダガスカル語は国語として認知されている。しかし多くの文献にマダガスカル語およびフランス語が公用語であると記載され続けているため、ある市民が2000年4月に、フランス語のみによる公用文書の発行は違憲であるとする訴訟手続きを国家に対して行った。高等憲法裁判所は判決の中で、言語に関する法律が存在しない現状においては、フランス語が今なお公用語の側面を有する旨を判示した<ref>{{cite web |url=http://www.saflii.org/mg/cases/MGHCC/2000/1.html |archiveurl=https://www.webcitation.org/604mI1Vre?url=http://www.saflii.org/mg/cases/MGHCC/2000/1.html |archivedate=2011年7月10日 |title=Haute Cour Constitutionnelle De Madagascar, Décision n°03-HCC/D2 Du 12 avril 2000 |publisher=Saflii.org |date=12 April 2000 |accessdate=25 April 2010 |language=fr |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。