「ロックマンX3」の版間の差分

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{{コンピュータゲーム
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|author = 前田尋之
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|chapter = Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年
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『'''ロックマンX3'''』(ロックマンエックススリー、''ROCKMAN X3)X3'')は、[[1995年]][[12月1日]]に日本の[[カプコン]]から発売された[[アクションゲーム]]。|横スクールアショXシリズで最後にスーパーファミコン版が発売された作品であるム]]
 
同社の『[[ロックマンXシリーズ]]』第3作目。エックスとゼロの共闘がテーマとなっている作品。[[#ライドアーマー|ライドアーマー転送装置]]、[[#ゼロチェンジ|ゼロチェンジ]]、[[#チップ|チップ]]、複数の隠しボスのシステムが導入されている。同シリーズにおいてスーパーファミコン版の発売は本作が最後となった。
== 概要 ==
[[ロックマンXシリーズ|シリーズ]]第3作。エックスとゼロの共闘がテーマとなっている作品。[[#ライドアーマー|ライドアーマー転送装置]]、[[#ゼロチェンジ|ゼロチェンジ]]、[[#チップ|チップ]]、複数の隠しボスのシステムが導入されている。
 
開発は[[水口エンジニアリング]]が行い、スタッフは前作に続きプロデューサーは[[藤原得郎]]、ディレクターは[[稲船敬二]]が担当している他、音楽は元[[コナミデジタルエンタテインメント|コナミ]]在籍であり[[ファミリーコンピュータ ディスクシステム|ディスクシステム]]用ソフト『[[悪魔城ドラキュラ]]』([[1986年]])を手掛けた[[山下絹代]]が担当している。
様々な機種に移植され、1996年4月26日に[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]版と[[セガサターン]]版、2000年2月24日に[[廉価版|PlayStation the Best]]版、1997年3月28日に[[Microsoft Windows|Windows]]版、1999年4月16日にSuper1500版(発売:[[メディアカイト]])が発売されている。[[3DO]]版の発売も予定されていたが中止となり、2010年6月1日に携帯アプリ版の配信が開始。携帯アプリ版は後述のハイパーチップ等の隠し要素を含めてセーブ可能だが、フローズン・バッファリオのステージのある場所で雑魚キャラクターの氷の攻撃を受けるとゲームの機能がフリーズしてしまうというバグがある。
 
[[1996年]]に[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]および[[セガサターン]]、[[1997年]]に[[Microsoft Windows|Windows]]に移植された他、[[2010年]]には[[携帯電話ゲーム]]として配信された。スーパーファミコン版は[[バーチャルコンソール]]対応ソフトとして、[[2014年]]に[[Wii U]]、[[2016年]]に[[Newニンテンドー3DS]]にて配信された。
== ストーリー ==
 
== ゲーム内容 ==
=== 特殊武器 ===
エックスは初期装備のエックスバスター以外に8つのステージの各ボスを倒すと、そのボスが所有する特殊武器を入手することができる。
 
※'''名称の記述は「入手する特殊武器 - 所有するボス」とし、以下に述べる'''
; アシッドラッシュ(Acid Rush)- アシッド・シーフォース
: この武器によって倒した敵は武器エネルギー回復アイテムを落としやすくなる。水中では使えない。日本国外の英名では'''「アシッドバスト(Acid Burst)」'''と表記される。
:* 通常 - 地形に着弾すると、小さく4つに分裂して弾ける強酸の塊を発射する。一度に2発まで連射でき、発射ボタンのみなら放物線状に、十字キーの上下を押しながら発射するとその方向に打ち出される。真上に打ち出すと天井に当たって弾けるか、重力で落下してきて床に着弾する。放物線の飛距離は短いが、上下の撃ち分けと併せて足場の下などバスターの死角の敵を攻撃できる。敵によっては、これを当てると動きが止まるものがいる。
:* チャージ - 通常より若干大きい酸弾を2発同時に発射する。弾は地面をバウンドしながら進み、壁に当たると跳ね返る。敵に当たるか、5回地形に当たると消滅する。威力は通常版と大差無い。
; パラスティックボム(Parasitic Bomb)- エクスプローズ・ホーネック
:* 通常 - 直進する針付き爆弾を発射する。命中した敵の種類によって、効果が以下の3種類に変化する。
:** 1.貼りついて動きを止め、一定時間後に自爆する。
:** 2.貼りついた後、他の敵に突進しその敵も巻き込んで爆発しダメージを与える(周囲に敵がいない場合はその場をしばらく漂った後自爆する)。バグホールが有効な敵はこの効果になりやすい。
:** 3.ダメージを与えるだけ。
:*** いずれの場合もボムが貼りついた敵には、エックスは触れてもダメージを受けない。
:* チャージ - チャージが完了すると、武器ボタンを押している間エックスの斜め四方に4つの照準が出現、それぞれが近くの敵を1体ずつロックオンして、追尾機能を持つ[[ハチ|蜂]]型爆弾を自動的に発射する。通常版と同じく、カーソルに捕捉された敵に触れてもダメージは受けない(一部を除く)。ボタンを離すと中断する。
; トライアードサンダー(Triad Thunder)- エレキテル・ナマズロス
:* 通常 - エックスの周囲に帯電させた3つのビットが出現、それぞれがエックスを取り囲むように[[三角形]]の電磁バリアを展開する。その後バリアは消滅し、ビットは帯電した電気をそれぞれ放射状に発射する。バリア消滅前に武器ボタンを押すとビットの陣形が逆三角形に変化、さらに三角形、逆三角形と、最高4回までバリアを延長できるが、その分のエネルギーも消費する。敵に耐えられたり、破壊不可能な物体にビットが触れると、バリアが弾けて効果が強制終了する。
:* チャージ - その場で地面を殴り地震を発生させた後、更にラグを置いて帯電した2発の電気弾を左右に放出する2段攻撃。電気弾は地形に沿って進む。地震は見かけによらず画面全体に効果があり、空中にいる敵や離れた足場の敵にもダメージを与える。威力が高く、特定の地形を破壊可能。空中で発動した場合は着地と同時に発動するが、落下中は操作不能。
; スピニングブレード(Spinning Blade)- シザース・シュリンプァー
:* 通常 - 超高速回転する2枚の円盤状のカッターを、斜め上下にブーメランのように放つ。円盤は中距離進むと、上下対称にUターンして後方に飛んでいく。基本的な攻撃力が高く、殆どのザコキャラクターを一撃で倒せる点でも使い勝手がよい。また、近距離では直接当てることも可能。
:* チャージ - [[ヨーヨー]]状の巨大な円盤状カッターを発射する。中距離進むと止まり、一定時間経つと戻ってくる。戻る前に十字ボタンの上下を押すと、その方向から周囲を1周して終了する。カッターが一撃で破壊できない敵や、破壊不可能なオブジェに当たると、弾けて中断されてしまう。
; レイスプラッシャー(Ray Splasher)- シャイニング・タイガード
:* 通常 - 角度を5方向に変化させつつ、[[光]]の弾を連射する。
:* チャージ - 上空にカプセルを放ち、そこから一定時間光の弾を乱射する。カプセル自体にも通常以上の攻撃力があるが、命中率がイマイチなうえ、敵や敵の弾に当たると砕けてしまう。
; バグホール(Bug Hole)- グラビティー・ビートブード
: 日本国外の英名では'''「グラビティーウェル(Gravity Well)」'''と表記される。
:* 通常 - 小型[[ブラックホール]]を発生させる球体を発射する。球やブラックホールそのものには攻撃能力は無いが、ブラックホールが3秒間画面全体の敵を重力波で攻撃し、破壊した敵の残骸や弾などを吸い込んだ後に手元に戻ってくる。敵や弾を吸い込むことで、ハイパーチャージのエネルギーが回復する。弱点ではないボスには全く効果が無く、同様に無効化する雑魚敵も多いが、有効な雑魚敵なら必ず一撃で破壊できる。
:* チャージ - 球体を真上に飛ばし、画面全体の敵を上空に打ち上げる。ただし、有効な敵は通常版と変わらず、実質通常版と同じ効果である。また敵を破壊せずに打ち上げてしまうため、この攻撃で敵を倒しても絶対にアイテムを落とさない。特定の足場を上に持ち上げることも出来る。基本的に技を発動すると、エックスは終了するまでポーズを取ったまま静止したままだが、何らかの方法でダメージを受けると、技の効果は継続したまま活動できるようになる。
; フロストシールド(Frost Shield)- フローズン・バッファリオ
: この武器によって倒した敵は体力回復アイテムを落としやすくなる。
:* 通常 - 先端に氷を装着した小型ロケット弾を発射する。敵や地形に接触すると一旦氷部分が砕け、残ったロケット部分は地面に留まり、そこから再度十字型の[[まきびし]]状に氷を装着する。まきびしは一定時間経つか、敵に当たると消える。十字ボタンの上下を押すことで高度を若干調節できる。画面内に最大2発まで発射可能で、固定されたまきびしも1発分にカウントされる。発射速度が遅く敵の攻撃で相殺されやすいため、遠距離攻撃には向いていない。水中で使用した場合は地上よりも氷が大きくなり、その分攻撃判定が広がり、速度も若干上がる。
:* チャージ - バスターに氷の[[盾]]を装着する。敵や弾に数回接触するか、一定時間が経過すると砕け、中からカーリングのストーンのように地面に沿って進む氷の弾を発射する。水中で使用した場合は巨大な氷塊を作りだし、浮上することで足場として利用できる。ただしこの氷塊に攻撃判定は無く、敵を倒すことはできない。また地上、水中どちらも通常版の弾、ないしはまきびしが画面内にある場合はチャージしても発動できない。
; トルネードファング(Tornado Fang)- スクリュー・マサイダー
:特定の地形を破壊することが可能で、パワーアップパーツなどを入手するために必須となる。
:* 通常 - 発射後に一度停滞し、タイムラグをおいて直進するドリル型ロケット弾を発射する。ドリルは接触している間、敵の動きを一瞬停止させて連続ダメージを与える。この攻撃が無効となる攻撃対象に当たると、ドリルが捻れて半透明になって弾けてしまう(この時にはすでに攻撃力はない)。通常はノーマルのバスターと同じ中段だが、1発目が停滞している間にもう一度発射すると下段、上段の2発分を同時に発射し、2発分のエネルギーで3発分の弾丸を発射することができる。また「続けて発射するドリルが2発分」というのはエックスが動いても有効で、より広い間隔で3発設置する、左右に1発と2発をそれぞれ発射するなど、様々な陣形で攻撃することができる。
:* チャージ - バスターにドリルを装着する。チャージが完了すると自動的に発動し、武器ボタンを押し続けている間はエネルギーが切れるまで持続する。使用中に壁につかまると、腕のドリルが壁に刺さって静止できる。無効な敵に接触するか、ダメージを受けるとバスターからドリルが外れる形で中断される。
 
=== ノーマルアーマー ===
バンダイの玩具『メガアーマー』ではマックスアーマーという名称で販売された。[[コトブキヤ]]のプラモデルもこの名称である。
フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。
; ヘッドパーツ
: 「'''アイテムレーダー(Item Radar)'''」機能が備わり、ステージ開始時衛星通信によりアイテムの位置が赤の点で描かれた簡単なステージのマップが表示される。具体的な入手方法はプレイヤーが考え、マッピングがされるのはライフアップなどある8ステージに限定される。ステージセレクト画面上では各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになる。
; フットパーツ
: 空中で左右に向かう「エアダッシュ」に加え、上方に向かう「'''ヴァリアブルエアダッシュ(Variable Air Dash)'''」が使用可能になる。本作では攻略上このパーツを装備していなければ他のパーツを入手できない。
; ボディパーツ
: ダメージを1/2に軽減する他、被ダメージ時に「'''ディフェンスシールド(Defense Shield)'''」というバリアを展開するようになる。バリア展開中は被ダメージが3/8に軽減(小数以下切り捨て)される。バリアはダメージを一度受けるか、ダメージを受けずに一定時間が経過すると消える。
; アームパーツ
: チャージ段階が1段階追加され、2発分チャージすることによって連続で撃ち出す「ダブルチャージ」が使用可能になる(1発目は拡散弾を束ねたような初速の遅いショット、2発目は通常のチャージショット)。さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねる事で、上下に広く拡散するショットの「'''クロスチャージショット(Cross Charge Shot)'''」を発射することができる。ただし、耐久力の高い敵キャラクターを撃つ場合にクロスする前に一発目が敵に命中してしまうとクロスにならない。前作同様に二発目の発射には隙が発生するが、壁につかまっている状態で撃てば隙なく二発目を発射してクロスにできる。特殊武器のチャージも可能になる。
==== 強化チップ ====
パワーアップパーツのさらなる機能強化を施す「チップ」は、どれか1つしか取ることができない。ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。入手するために必要な装置はパーツのものと類似しているが、カラーリングが赤(赤紫)である点が異なる。
; ヘッドチップ
: 静止状態でいるとライフが自動回復し、満タン時にはサブタンクのエネルギーが自動で補充される。
; フットチップ
: エアダッシュ、ヴァリアブルエアダッシュを2連続で使用可能になり、ダッシュジャンプから(ヴァリアブル)エアダッシュが1回行えるようになる。ダッシュせず地上を走るスピードも若干上昇する。
; ボディチップ
: ディフェンスシールドが被ダメージを1/4(小数以下切り捨て)に抑える。バリアの色が青から赤になり、被ダメージでバリアが消滅せず何度ダメージを受けても一定時間は必ずバリアが維持される。が、ダメージを1/4に軽減できるのはバリア展開後最初の一度だけであり、二度目以降の全てのダメージは1/2になる。高ダメージを連続で受ける時ボディチップを持たない方がダメージを減らせるので弱体化要素でしかない。
; アームチップ
: 被ダメージ時エネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンならチャージショットを14連射できる「'''ハイパーチャージ'''」が使用可能になる。
 
==== 隠しアイテム ====
; ハイパーチップ
: 特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップ機能が実装される。先述したボディチップの機能に気を付ける必要があり、携帯アプリ版のみセーブ可能。ヘッドパーツを取るとステージセレクト画面で「????」と表示される。他の強化チップを取ってしまっている場合は入手不可。
: ハイパーチップを入手し金色になった状態はバンダイの玩具『メガアーマー』ではハイパースペシャルという名称で販売された。
; ビームサーベル
: 全てのボスに有効。特定の条件(中ボスのモスキータスの項を参照)を満たすことで入手可能。アームパーツがある時の場でサーベルを振り下ろし、装備無い時方へ衝撃波を発射するようになる。エックスバスターをフルチャージをすれば使用できる。直撃すればボスにも5割近いダメージを与えることが可能。パスワードで記録が可能で、入手した場合「ゼロチェンジ」が使用不可能になる。
 
=== ゼロチェンジ ===
本作では、各ステージをゼロで攻略することも可能。エックスとの交代はステージ中に武器選択画面から行える。エックス以上の強力な武器を使うことができる反面制限も多く、あくまでサブキャラ的な位置である。携帯アプリ版ではゼロでも8つのステージのボスと戦闘可能(ランキングモードのみ)。ミッション成功時のポーズも用意されている。
 
; 主な制限・性能
:* 武器は「'''ゼロバスター'''」及び「'''ビームサーベル'''」が使用可能。通常弾~2段階目チャージまではエックスバスターと同性能(グラフィックは異なる)だが、こちらは更にチャージを継続することで最高4段階のチャージが可能。3段階目は1段階目→2段階目のダブルチャージショットを、4段階目は2段階目を2発発射した後、更にビームサーベルを振り下ろして前方を斬りつける。特にビームサーベルはリーチこそ短いものの凄まじい威力を誇り、ほぼ全ての敵を1~2発で倒すことが可能。
:* エックスに比べて身長が高いため、食らい判定が大きい。結果的にバスターの打点も高くなるため、立ち状態では一部背の低い敵に攻撃が当たらない。
:* 特殊武器が使用できない。
:* 一部を除き、ボス及び中ボスと戦うことができない(ボス部屋に近づくと通信が入り、強制的にエックスと交代になる)。
:* ステージ1プレイ毎に1回だけ呼び出し可能。ミスした場合だけでなく、任意でエックスに交代した場合も再度呼び出しすることはできない。
:* 一度ミスすると、そのデータでは2度と呼び出せなくなる(オープニングステージを除く)。
:* ライフエネルギー以外のアイテムを一切取ることができない。
:* サブタンクが使用できず、エネルギーを溜めることもできない。
:* [[#ライドアーマー|ライドアーマー]]を呼び出せず、かつ乗ることができない。
:* アーマーが存在しないため、防御力は初期状態のエックスと同じままであるが、体力ゲージは初期状態のエックスよりも多い(初期状態のエックスのライフは16メモリでありボス及びライフアップを全て取得したエックスの半分であるが、ゼロのライフは最初から武器ゲージと同じ28メモリ)。
 
== 設定 ==
=== ストーリー ===
[[ロックマンXシリーズ#グループ|イレギュラーハンター]]として復帰したゼロは第0特殊部隊の隊長となり、エックスとハンター達と共に[[ロックマンXシリーズ#グループ|イレギュラー]]の掃討を続けていた。
 
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だが数ヵ月後、ドップラーは上記の抗体ウィルスを身に浴びたレプリロイド達と共に反乱を起こす。イレギュラーハンターはドップラーと反乱の参加者をイレギュラーと認定し、エックスとゼロにも出撃命令が下った。
 
=== ライドアーマー ===
レプリロイドが搭乗して操縦する[[ロボット]]。本来は土木工事・運搬作業用であるが、戦闘用としても改良・利用されている。
本作ではライドアーマー専用の体力ゲージが表示されるため、残りの耐久力を視認できるようになっている。なお、ライドアーマーは一度大破してしまうとそのステージ間では再度訪れるまで全機とも使用不能になる。
 
==== プレイヤーの機体 ====
ある条件を満たすと、各ステージに設置されている転送装置の上に乗り最大4種類のライドアーマーを転送・搭乗できる。なお、ライドアーマーの活用はステージ攻略に必須ではない。フロッグ以外のライドアーマーは水に入ると行動不能となりダメージを受け続け、やがて破壊されてしまう。ライフエネルギーは最大強化時のエックスと同じ32メモリで固定。減ったライフの回復はできない。
; ライドアーマーDRA-00 キメラ
: エックス専用ライドアーマー。拡張性を考慮して設計されており、攻撃は手での前方[[パンチ]]のみ。このタイプのみ、とあるステージで直接入手し、以降転送可能になる。他の3種はキメラに強化パーツ・色変更・駆動方法変更などを施した派生型になる為、キメラを入手していないと他の種類を転送・搭乗できない。
; ライドアーマーDRA-00 ホーク
: 飛行能力重視型ライドアーマー。背部にバーニアを付与され、空中でジャンプボタンを押し続け短時間ホバリングによる飛行が可能。武装は両腕から発射する直進[[ロケット]]弾。
; ライドアーマーDRA-00 カンガルー
: 攻撃力重視型ライドアーマー。パンチ力強化パーツを付与された。ボタン長押しでドリルが回転し攻撃判定を保ったまま待機して、ボタンを離すとリーチの長い「'''スピニングクロー'''」を繰り出す。
; ライドアーマーDRA-00 フロッグ
: 水陸両用ライドアーマー。4種類中これだけ水中でも壊れない。地上では本来の性能を発揮できず、水中がホームグラウンド。他のライドアーマーと違い腕が無く、代わりにスクリューと誘導性能を持つ小型[[魚雷]]ランチャーが一体となったユニットが一対装備される。歩行による移動ができず、移動は専らジャンプで行うことになる。水中ではジャンプが高くなり、ダッシュボタンで最大6回のジャンプが可能。
 
==== VAVA MK-II専用機 ====
; ライドアーマーDRA-00
: 廃棄工場ステージでのライドアーマー。見た目はカンガルーに酷似している。カラーリングは黒が主体。攻撃は体当たりしながら繰り出すパンチのみだが、エックスを壁から叩き落すほどの威力。
; ブラウンベア
: Dr.ドップラーの研究所第二ステージでのライドアーマー。パンチ、[[ビーム (物理学)|ビーム]]砲の他、エックスの行動を妨害する小型シャッターなどが搭載されている。英語名は「'''[[ゴリアテ]]'''」(Goliath)で、トルネードファングが弱点武器。
 
== 登場キャラクター ==
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: また、ゲーム中ではエンディングロールを除いて「ヴァジュリーラ」と呼ばれる。
: パワー:9400rp スピード:18000rp
: ドップラー博士が開発した、ドッペルタウンの警備用レプリロイド「ナイトメアポリス」の1人。ボディのカラーは[[金色]]と[[黄]]を基調としている。世界中のレプリロイドの長所を参考に作られており、スピードを重視している。冷静沈着で丁寧な言葉遣いの裏に自信とプライドが窺える。公式イラストでは金属の盾を装備<ref group="注釈">公式イラストは銅鐸をモチーフにした盾を装備した姿が描かれている。</ref>しているが、戦闘で突進時に構えた際はピンク色のバリアのような演出になっている。弱点の武器で倒すとエックスの特殊能力に驚愕して爆発する。[[角髪|みずら結い]]の男性のような姿をしており、額に[[勾玉]]をモチーフとした意匠がある名称は[[金剛杵|ヴァジュラ]]から{{要出典|date=2017年5月}}。
; マンダレーラBB(Mandarela BB)
: 日本国外版での英名は「'''バイト'''('''Byte''')」と表記される。
68 ⟶ 188行目:
: 過去にハンターと人類を抹殺しようと計画を進めていた第17精鋭部隊の元隊長。過去に二度エックスに敗れるものの、今回は実体の無いウイルスとしてドップラー博士を洗脳することで暗躍する。
: 本作では3つの形態を披露。第一形態「'''セイントシグマ'''('''Saint Sigma''')」は黄色と紫が主体のカラーリングでバスターを両腕に装備し円形の大型盾を所持、重厚なボディと背部から飛び出た巨大な棘状のパーツが特徴で火炎弾を放ちながら盾をブーメランのように飛ばす攻撃を繰り出し、「'''カイザーシグマ'''('''Kaiser Sigma''')」と呼ばれる上半身が大きな赤い怪物のような姿の第二形態でエックスを破壊しに掛かり、敵わぬと見るや前作第二形態でも見せた自身の真の姿である[[コンピュータウィルス]]形態で研究所の設備を操作し追い詰めるという執念を見せた。
: なお、第一形態と第二形態の顔のデザインが『ロックマンX』や『[[ロックマンX2]]』とは違い、一新されたものになっている<ref group="注釈">本作において顔の傷のようなラインは[[メイク]]のようなデザインに変化している。</ref>。
: 本編での末路は、プレイヤーの行動によって2種類のパターンがあるが、最終的な結末は同じ。
; VAVA MK-II(ヴァヴァマークツー)
140 ⟶ 260行目:
: ドップラー博士の研究所第二ステージで特殊な条件を満たすと遭遇できる[[蚊]]型メカニロイド。ゼロで挑める唯一のボス(他では直前でエックスと交代する)。飛行しながら標的めがけて急降下し、エックス(ゼロ)のエネルギーか、色ごとに違う床のエネルギーを吸入してくる。吸入された床は色によってガスが噴き出すなどのトラップとなる。ゼロで倒すと、爆発に巻き込まれて動力炉を破損したということで、以後交代ができなくなる。その代わり、エックスバスターを最大まで溜めることで強力な波動を撃てるビームサーベルを渡され、以後使用できるようになる。
 
== 能力移植版 ==
様々な機種に移植され、1996年4月26日に[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]版と[[セガサターン]]版、2000年2月24日に[[廉価版|PlayStation the Best]]版、1997年3月28日に[[Microsoft Windows|Windows]]版、1999年4月16日にSuper1500版(発売:[[メディアカイト]])が発売されている。[[3DO]]版の発売も予定されていたが中止となり、2010年6月1日に携帯アプリ版の配信が開始。携帯アプリ版は後述のハイパーチップ等の隠し要素を含めてセーブ可能だが、フローズン・バッファリオのステージのある場所で雑魚キャラクターの氷の攻撃を受けるとゲームの機能がフリーズしてしまうというバグがある。
=== 特殊武器 ===
エックスは初期装備のエックスバスター以外に8つのステージの各ボスを倒すと、そのボスが所有する特殊武器を入手することができる。
 
※'''名称の記述は「入手する特殊武器 - 所有するボス」とし、以下に述べる'''
; アシッドラッシュ(Acid Rush)- アシッド・シーフォース
: この武器によって倒した敵は武器エネルギー回復アイテムを落としやすくなる。水中では使えない。日本国外の英名では'''「アシッドバスト(Acid Burst)」'''と表記される。
:* 通常 - 地形に着弾すると、小さく4つに分裂して弾ける強酸の塊を発射する。一度に2発まで連射でき、発射ボタンのみなら放物線状に、十字キーの上下を押しながら発射するとその方向に打ち出される。真上に打ち出すと天井に当たって弾けるか、重力で落下してきて床に着弾する。放物線の飛距離は短いが、上下の撃ち分けと併せて足場の下などバスターの死角の敵を攻撃できる。敵によっては、これを当てると動きが止まるものがいる。
:* チャージ - 通常より若干大きい酸弾を2発同時に発射する。弾は地面をバウンドしながら進み、壁に当たると跳ね返る。敵に当たるか、5回地形に当たると消滅する。威力は通常版と大差無い。
; パラスティックボム(Parasitic Bomb)- エクスプローズ・ホーネック
:* 通常 - 直進する針付き爆弾を発射する。命中した敵の種類によって、効果が以下の3種類に変化する。
:** 1.貼りついて動きを止め、一定時間後に自爆する。
:** 2.貼りついた後、他の敵に突進しその敵も巻き込んで爆発しダメージを与える(周囲に敵がいない場合はその場をしばらく漂った後自爆する)。バグホールが有効な敵はこの効果になりやすい。
:** 3.ダメージを与えるだけ。
:*** いずれの場合もボムが貼りついた敵には、エックスは触れてもダメージを受けない。
:* チャージ - チャージが完了すると、武器ボタンを押している間エックスの斜め四方に4つの照準が出現、それぞれが近くの敵を1体ずつロックオンして、追尾機能を持つ[[ハチ|蜂]]型爆弾を自動的に発射する。通常版と同じく、カーソルに捕捉された敵に触れてもダメージは受けない(一部を除く)。ボタンを離すと中断する。
; トライアードサンダー(Triad Thunder)- エレキテル・ナマズロス
:* 通常 - エックスの周囲に帯電させた3つのビットが出現、それぞれがエックスを取り囲むように[[三角形]]の電磁バリアを展開する。その後バリアは消滅し、ビットは帯電した電気をそれぞれ放射状に発射する。バリア消滅前に武器ボタンを押すとビットの陣形が逆三角形に変化、さらに三角形、逆三角形と、最高4回までバリアを延長できるが、その分のエネルギーも消費する。敵に耐えられたり、破壊不可能な物体にビットが触れると、バリアが弾けて効果が強制終了する。
:* チャージ - その場で地面を殴り地震を発生させた後、更にラグを置いて帯電した2発の電気弾を左右に放出する2段攻撃。電気弾は地形に沿って進む。地震は見かけによらず画面全体に効果があり、空中にいる敵や離れた足場の敵にもダメージを与える。威力が高く、特定の地形を破壊可能。空中で発動した場合は着地と同時に発動するが、落下中は操作不能。
; スピニングブレード(Spinning Blade)- シザース・シュリンプァー
:* 通常 - 超高速回転する2枚の円盤状のカッターを、斜め上下にブーメランのように放つ。円盤は中距離進むと、上下対称にUターンして後方に飛んでいく。基本的な攻撃力が高く、殆どのザコキャラクターを一撃で倒せる点でも使い勝手がよい。また、近距離では直接当てることも可能。
:* チャージ - [[ヨーヨー]]状の巨大な円盤状カッターを発射する。中距離進むと止まり、一定時間経つと戻ってくる。戻る前に十字ボタンの上下を押すと、その方向から周囲を1周して終了する。カッターが一撃で破壊できない敵や、破壊不可能なオブジェに当たると、弾けて中断されてしまう。
; レイスプラッシャー(Ray Splasher)- シャイニング・タイガード
:* 通常 - 角度を5方向に変化させつつ、[[光]]の弾を連射する。
:* チャージ - 上空にカプセルを放ち、そこから一定時間光の弾を乱射する。カプセル自体にも通常以上の攻撃力があるが、命中率がイマイチなうえ、敵や敵の弾に当たると砕けてしまう。
; バグホール(Bug Hole)- グラビティー・ビートブード
: 日本国外の英名では'''「グラビティーウェル(Gravity Well)」'''と表記される。
:* 通常 - 小型[[ブラックホール]]を発生させる球体を発射する。球やブラックホールそのものには攻撃能力は無いが、ブラックホールが3秒間画面全体の敵を重力波で攻撃し、破壊した敵の残骸や弾などを吸い込んだ後に手元に戻ってくる。敵や弾を吸い込むことで、ハイパーチャージのエネルギーが回復する。弱点ではないボスには全く効果が無く、同様に無効化する雑魚敵も多いが、有効な雑魚敵なら必ず一撃で破壊できる。
:* チャージ - 球体を真上に飛ばし、画面全体の敵を上空に打ち上げる。ただし、有効な敵は通常版と変わらず、実質通常版と同じ効果である。また敵を破壊せずに打ち上げてしまうため、この攻撃で敵を倒しても絶対にアイテムを落とさない。特定の足場を上に持ち上げることも出来る。基本的に技を発動すると、エックスは終了するまでポーズを取ったまま静止したままだが、何らかの方法でダメージを受けると、技の効果は継続したまま活動できるようになる。
; フロストシールド(Frost Shield)- フローズン・バッファリオ
: この武器によって倒した敵は体力回復アイテムを落としやすくなる。
:* 通常 - 先端に氷を装着した小型ロケット弾を発射する。敵や地形に接触すると一旦氷部分が砕け、残ったロケット部分は地面に留まり、そこから再度十字型の[[まきびし]]状に氷を装着する。まきびしは一定時間経つか、敵に当たると消える。十字ボタンの上下を押すことで高度を若干調節できる。画面内に最大2発まで発射可能で、固定されたまきびしも1発分にカウントされる。発射速度が遅く敵の攻撃で相殺されやすいため、遠距離攻撃には向いていない。水中で使用した場合は地上よりも氷が大きくなり、その分攻撃判定が広がり、速度も若干上がる。
:* チャージ - バスターに氷の[[盾]]を装着する。敵や弾に数回接触するか、一定時間が経過すると砕け、中からカーリングのストーンのように地面に沿って進む氷の弾を発射する。水中で使用した場合は巨大な氷塊を作りだし、浮上することで足場として利用できる。ただしこの氷塊に攻撃判定は無く、敵を倒すことはできない。また地上、水中どちらも通常版の弾、ないしはまきびしが画面内にある場合はチャージしても発動できない。
; トルネードファング(Tornado Fang)- スクリュー・マサイダー
:特定の地形を破壊することが可能で、パワーアップパーツなどを入手するために必須となる。
:* 通常 - 発射後に一度停滞し、タイムラグをおいて直進するドリル型ロケット弾を発射する。ドリルは接触している間、敵の動きを一瞬停止させて連続ダメージを与える。この攻撃が無効となる攻撃対象に当たると、ドリルが捻れて半透明になって弾けてしまう(この時にはすでに攻撃力はない)。通常はノーマルのバスターと同じ中段だが、1発目が停滞している間にもう一度発射すると下段、上段の2発分を同時に発射し、2発分のエネルギーで3発分の弾丸を発射することができる。また「続けて発射するドリルが2発分」というのはエックスが動いても有効で、より広い間隔で3発設置する、左右に1発と2発をそれぞれ発射するなど、様々な陣形で攻撃することができる。
:* チャージ - バスターにドリルを装着する。チャージが完了すると自動的に発動し、武器ボタンを押し続けている間はエネルギーが切れるまで持続する。使用中に壁につかまると、腕のドリルが壁に刺さって静止できる。無効な敵に接触するか、ダメージを受けるとバスターからドリルが外れる形で中断される。
 
=== ノーマルアーマー ===
バンダイの玩具『メガアーマー』ではマックスアーマーという名称で販売された。[[コトブキヤ]]のプラモデルもこの名称である。
フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。
; ヘッドパーツ
: 「'''アイテムレーダー(Item Radar)'''」機能が備わり、ステージ開始時衛星通信によりアイテムの位置が赤の点で描かれた簡単なステージのマップが表示される。具体的な入手方法はプレイヤーが考え、マッピングがされるのはライフアップなどある8ステージに限定される。ステージセレクト画面上では各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになる。
; フットパーツ
: 空中で左右に向かう「エアダッシュ」に加え、上方に向かう「'''ヴァリアブルエアダッシュ(Variable Air Dash)'''」が使用可能になる。本作では攻略上このパーツを装備していなければ他のパーツを入手できない。
; ボディパーツ
: ダメージを1/2に軽減する他、被ダメージ時に「'''ディフェンスシールド(Defense Shield)'''」というバリアを展開するようになる。バリア展開中は被ダメージが3/8に軽減(小数以下切り捨て)される。バリアはダメージを一度受けるか、ダメージを受けずに一定時間が経過すると消える。
; アームパーツ
: チャージ段階が1段階追加され、2発分チャージすることによって連続で撃ち出す「ダブルチャージ」が使用可能になる(1発目は拡散弾を束ねたような初速の遅いショット、2発目は通常のチャージショット)。さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねる事で、上下に広く拡散するショットの「'''クロスチャージショット(Cross Charge Shot)'''」を発射することができる。ただし、耐久力の高い敵キャラクターを撃つ場合にクロスする前に一発目が敵に命中してしまうとクロスにならない。前作同様に二発目の発射には隙が発生するが、壁につかまっている状態で撃てば隙なく二発目を発射してクロスにできる。特殊武器のチャージも可能になる。
==== 強化チップ ====
パワーアップパーツのさらなる機能強化を施す「チップ」は、どれか1つしか取ることができない。ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。入手するために必要な装置はパーツのものと類似しているが、カラーリングが赤(赤紫)である点が異なる。
; ヘッドチップ
: 静止状態でいるとライフが自動回復し、満タン時にはサブタンクのエネルギーが自動で補充される。
; フットチップ
: エアダッシュ、ヴァリアブルエアダッシュを2連続で使用可能になり、ダッシュジャンプから(ヴァリアブル)エアダッシュが1回行えるようになる。ダッシュせず地上を走るスピードも若干上昇する。
; ボディチップ
: ディフェンスシールドが被ダメージを1/4(小数以下切り捨て)に抑える。バリアの色が青から赤になり、被ダメージでバリアが消滅せず何度ダメージを受けても一定時間は必ずバリアが維持される。が、ダメージを1/4に軽減できるのはバリア展開後最初の一度だけであり、二度目以降の全てのダメージは1/2になる。高ダメージを連続で受ける時ボディチップを持たない方がダメージを減らせるので弱体化要素でしかない。
; アームチップ
: 被ダメージ時エネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンならチャージショットを14連射できる「'''ハイパーチャージ'''」が使用可能になる。
 
==== 隠しアイテム ====
; ハイパーチップ
: 特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップ機能が実装される。先述したボディチップの機能に気を付ける必要があり、携帯アプリ版のみセーブ可能。ヘッドパーツを取るとステージセレクト画面で「????」と表示される。他の強化チップを取ってしまっている場合は入手不可。
: ハイパーチップを入手し金色になった状態はバンダイの玩具『メガアーマー』ではハイパースペシャルという名称で販売された。
; ビームサーベル
: 全てのボスに有効。特定の条件(中ボスのモスキータスの項を参照)を満たすことで入手可能。アームパーツがある時の場でサーベルを振り下ろし、装備無い時方へ衝撃波を発射するようになる。エックスバスターをフルチャージをすれば使用できる。直撃すればボスにも5割近いダメージを与えることが可能。パスワードで記録が可能で、入手した場合「ゼロチェンジ」が使用不可能になる。
 
== ゼロチェンジ ==
本作では、各ステージをゼロで攻略することも可能。エックスとの交代はステージ中に武器選択画面から行える。エックス以上の強力な武器を使うことができる反面制限も多く、あくまでサブキャラ的な位置である。携帯アプリ版ではゼロでも8つのステージのボスと戦闘可能(ランキングモードのみ)。ミッション成功時のポーズも用意されている。
 
; 主な制限・性能
:* 武器は「'''ゼロバスター'''」及び「'''ビームサーベル'''」が使用可能。通常弾~2段階目チャージまではエックスバスターと同性能(グラフィックは異なる)だが、こちらは更にチャージを継続することで最高4段階のチャージが可能。3段階目は1段階目→2段階目のダブルチャージショットを、4段階目は2段階目を2発発射した後、更にビームサーベルを振り下ろして前方を斬りつける。特にビームサーベルはリーチこそ短いものの凄まじい威力を誇り、ほぼ全ての敵を1~2発で倒すことが可能。
:* エックスに比べて身長が高いため、食らい判定が大きい。結果的にバスターの打点も高くなるため、立ち状態では一部背の低い敵に攻撃が当たらない。
:* 特殊武器が使用できない。
:* 一部を除き、ボス及び中ボスと戦うことができない(ボス部屋に近づくと通信が入り、強制的にエックスと交代になる)。
:* ステージ1プレイ毎に1回だけ呼び出し可能。ミスした場合だけでなく、任意でエックスに交代した場合も再度呼び出しすることはできない。
:* 一度ミスすると、そのデータでは2度と呼び出せなくなる(オープニングステージを除く)。
:* ライフエネルギー以外のアイテムを一切取ることができない。
:* サブタンクが使用できず、エネルギーを溜めることもできない。
:* [[#ライドアーマー|ライドアーマー]]を呼び出せず、かつ乗ることができない。
:* アーマーが存在しないため、防御力は初期状態のエックスと同じままであるが、体力ゲージは初期状態のエックスよりも多い(初期状態のエックスのライフは16メモリでありボス及びライフアップを全て取得したエックスの半分であるが、ゼロのライフは最初から武器ゲージと同じ28メモリ)。
 
== ライドアーマー ==
レプリロイドが搭乗して操縦する[[ロボット]]。本来は土木工事・運搬作業用であるが、戦闘用としても改良・利用されている。
本作ではライドアーマー専用の体力ゲージが表示されるため、残りの耐久力を視認できるようになっている。なお、ライドアーマーは一度大破してしまうとそのステージ間では再度訪れるまで全機とも使用不能になる。
 
=== プレイヤーの機体 ===
ある条件を満たすと、各ステージに設置されている転送装置の上に乗り最大4種類のライドアーマーを転送・搭乗できる。なお、ライドアーマーの活用はステージ攻略に必須ではない。フロッグ以外のライドアーマーは水に入ると行動不能となりダメージを受け続け、やがて破壊されてしまう。ライフエネルギーは最大強化時のエックスと同じ32メモリで固定。減ったライフの回復はできない。
; ライドアーマーDRA-00 キメラ
: エックス専用ライドアーマー。拡張性を考慮して設計されており、攻撃は手での前方[[パンチ]]のみ。このタイプのみ、とあるステージで直接入手し、以降転送可能になる。他の3種はキメラに強化パーツ・色変更・駆動方法変更などを施した派生型になる為、キメラを入手していないと他の種類を転送・搭乗できない。
; ライドアーマーDRA-00 ホーク
: 飛行能力重視型ライドアーマー。背部にバーニアを付与され、空中でジャンプボタンを押し続け短時間ホバリングによる飛行が可能。武装は両腕から発射する直進[[ロケット]]弾。
; ライドアーマーDRA-00 カンガルー
: 攻撃力重視型ライドアーマー。パンチ力強化パーツを付与された。ボタン長押しでドリルが回転し攻撃判定を保ったまま待機して、ボタンを離すとリーチの長い「'''スピニングクロー'''」を繰り出す。
; ライドアーマーDRA-00 フロッグ
: 水陸両用ライドアーマー。4種類中これだけ水中でも壊れない。地上では本来の性能を発揮できず、水中がホームグラウンド。他のライドアーマーと違い腕が無く、代わりにスクリューと誘導性能を持つ小型[[魚雷]]ランチャーが一体となったユニットが一対装備される。歩行による移動ができず、移動は専らジャンプで行うことになる。水中ではジャンプが高くなり、ダッシュボタンで最大6回のジャンプが可能。
 
=== VAVA MK-II専用機 ===
; ライドアーマーDRA-00
: 廃棄工場ステージでのライドアーマー。見た目はカンガルーに酷似している。カラーリングは黒が主体。攻撃は体当たりしながら繰り出すパンチのみだが、エックスを壁から叩き落すほどの威力。
; ブラウンベア
: Dr.ドップラーの研究所第二ステージでのライドアーマー。パンチ、[[ビーム (物理学)|ビーム]]砲の他、エックスの行動を妨害する小型シャッターなどが搭載されている。英語名は「'''[[ゴリアテ]]'''」(Goliath)で、トルネードファングが弱点武器。
 
== 主題歌 ==
PS版とSS版に収録されている。
; オープニングテーマ『ONE MORE TIME』
: 作詞:許瑛子 作曲:羽場仁志 編曲:富田素弘 歌:[[渋谷琴乃]]
: ゲーム版とフルサイズでは歌詞や音程が異なる<!--(検証可能性に疑問あり)ため、CDを買った本作のファンからの批判・苦情が相次いだ-->。
; エンディングテーマ『I'm Believer』
: 作詞:mayumi 作曲・編曲:su'zuki 歌:渋谷琴乃
 
== 音楽 ==
* スーパーファミコン版の音楽をファミコン版初代『[[悪魔城ドラキュラ]]』の音楽で知られる[[山下絹代]]が担当している。
* プレイステーション・セガサターン移植版のアレンジは[[青木佳乃]]が担当している。
 
== 他機種版 ==
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! メディア
! 型式
! 売上本数
! 備考
! 出典
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| style="text-align:right" | 1
! {{vgrelease new|JP|ロックマンX3|EU|Mega Man X3}}
| {{vgrelease new|JP|1996-404-26|EU|July 1997}}
| [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]<br />[[セガサターン]]
| 水口エンジニアリング(開発)<br />カプコン(移植)
| {{vgrelease new|JP|カプコン|EU|[[:en:Virgin Interactive|Virgin Interactive]]}}
| [[カプコン]]
| [[CD-ROM]]
| '''PS:'''{{vgrelease new|JP|SLPS-00283|EU|SLES-00503}}'''SS:'''{{vgrelease new|JP|T-1210G|EU|T-7029H-50}}
| -
| 音楽アレンジは[[青木佳乃]]が担当
| -
|
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| style="text-align:right" | 2
! {{vgrelease new|JP|ロックマンX3|NA|Mega Man X3|AU|Mega Man X3}}
| {{vgrelease new|JP|1997-303-28|NA|1998年}}
| [[Microsoft Windows|Windows]]
| 水口エンジニアリング(開発)<br />カプコン(移植)
| {{vgrelease new|JP|カプコン|EU|Virgin Interactive}}
| CD-ROM
| {{vgrelease new|JP|CAP.X3-01}}
| -
| -
|
|-
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! Super1500 ロックマンX3
| {{vgrelease new|JP|1999-404-16}}
| Microsoft Windows
| 水口エンジニアリング(開発)<br />カプコン(移植)
| カプコン
| [[メディアカイト]]
| CD-ROM
| CD-ROM<br />(Super1500シリーズ)
| MKW-013
| -
| 廉価版
|
|-
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! ロックマンX3<br />''[[廉価版|PlayStation the Best for Family]]''
| {{vgrelease new|JP|2000-202-24}}
| PlayStation
| 水口エンジニアリング(開発)<br />カプコン(移植)
| カプコン
| CD-ROM
| CD-ROM<br />(PlayStation the Best)
| SLPS-91192
| -
| 廉価版
|
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| style="text-align:right" | 5
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| [[DVD-ROM]]<br />8センチ光ディスク
| -
| 他シリーズの6作品との合同収録作、PlayStation版を収録
| -
|
| 他シリーズの6作品との合同収録作。PlayStation版を収録
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| style="text-align:right" | 6
! ロックマンX3
| {{vgrelease new|JP|2010-606-101}}
| [[携帯iアプリ]]
| カプコン
| カプコン
| [[ダウンロード販売|ダウンロード]]<br />(カプコンパーティ)
| -
| -
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| <ref>{{Cite web |author= |date=2010-06-01 |url=https://www.famitsu.com/k_tai/news/1235788_1350.html |title=iアプリで『ロックマンX3』が堂々復活 |website=[[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2010-06-01 |url=https://dengekionline.com/elem/000/000/266/266373/ |title=悪の野望を打ち砕け! iアプリ『ロックマンX3』配信スタート |website=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]] |publisher=[[KADOKAWA]]
|language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
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! ロックマンX3
| {{vgrelease new|JP|20142010-1007-801}}
| [[Wii UEZアプリ]]
| 水口エンジニアリング
| カプコン
| カプコン
| ダウンロード<br />([[バーチャルコンソール]])
| ダウンロード<br />(カプコンパーティ)
| -
| -
|
| <ref>{{Cite web |author=階堂綾野 |date=2010-07-01 |url=https://www.inside-games.jp/article/2010/07/01/42976.html |title=カプコン、EZweb向けアプリ『バイオハザード Survival Door』&『ロックマンX3』配信開始 |website=[[iNSIDE (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2010-07-02 |url=https://dengekionline.com/elem/000/000/276/276374/ |title=au用アプリ『ロックマンX3』と『バイオ』Flashゲームを配信中 |website=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
|-
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! ロックマンX3
| {{vgrelease new|JP|20162010-1108-2102}}
| [[Yahoo!ケータイ]]<br />([[S!アプリ]])
| カプコン
| カプコン
| ダウンロード<br />(カプコンパーティ)
| -
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| <ref>{{Cite web |author=階堂綾野 |date=2010-08-02 |url=https://www.inside-games.jp/article/2010/08/02/43505.html |title=Yahoo!ケータイ向けゲームサイト「とりきり★カプコン」が「カプコンパーティ」にリニューアル |website=[[iNSIDE (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2010-08-05 |url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1008/05/news086.html |title=「カプコンパーティ」が3キャリア対応を完了、新作ゲームの配信も |website=[[ITmedia|ITmedia Moblie]] |publisher=アイティメディア |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
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! {{vgrelease new|JP|ロックマンX3|NA|Mega Man X3}}
| {{vgrelease new|JP|2014-10-08|NA|2014-08-28}}
| [[Wii U]]
| 水口エンジニアリング
| カプコン
| ダウンロード<br />([[バーチャルコンソール]])
| -
| スーパーファミコン版の移植
| <ref>{{Cite web |author=津久井箇人 a.k.a. そそそ |authorlink=津久井箇人 |date=2014-10-01 |url=https://www.inside-games.jp/article/2014/10/01/81119.html |title=Wii Uバーチャルコンソール10月8日配信タイトル ― 『ロックマンX3』『沙羅曼蛇』『つっぱり大相撲』の3本 |website=[[iNSIDE (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2014-10-08 |url=https://www.famitsu.com/news/201410/08063147.html |title=『ロックマンX3』がWii Uバーチャルコンソールタイトルとして登場 ドップラー博士の悪の野望を打ち砕け! |website=[[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author=喜一 |date=2014-10-08 |url=https://dengekionline.com/elem/000/000/940/940427/ |title=『ロックマンX3』がWii U版バーチャルコンソールで配信開始。ゼロとともにドップラー博士の野望を打ち砕け! |website=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
|-
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! {{vgrelease new|NA|Mega Man X3|JP|ロックマンX3}}
| {{vgrelease new|NA|2016-11-10|JP|2016-11-21}}
| [[Newニンテンドー3DS]]
| 水口エンジニアリング
355 ⟶ 384行目:
| ダウンロード<br />(バーチャルコンソール)
| -
| スーパーファミコン版の移植
| -
| <ref>{{Cite web |author=三宮一二三 |date=2016-11-21 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1031082.html |title=New3DS専用バーチャルコンソールに、スーファミソフト13タイトル配信 |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref><ref>{{Cite web |author=すしし |date=2016-11-21 |url=https://www.inside-games.jp/article/2016/11/21/103614.html |title=スーファミ26周年記念!New3DS専用VCが2週連続で配信、『ロマサガ』『悪魔城ドラキュラ』『ロックマンX3』など |website=[[iNSIDE (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
|
|-
| style="text-align:right" | 911
! [[ロックマンX アニバーサリー コレクション]]
| {{vgrelease new|JP|2018-7-26|NA|2018-7-24|EU|2018-7-24}}
364 ⟶ 393行目:
| カプコン<br />[[M2 (ゲーム会社)|M2]]
| カプコン
| [[Blu-ray Disc|BD-ROM]]<br />Switch専用ゲームカード<br />ダウンロード
| -
| -
| 他シリーズの3作品との合同収録作。スーパーファミコン版を収録
|
|}
 
== 移植(リメイク)版の特徴 ==
; PS・SS・Windows版
:* SFC版にあったオープニングシーンが削除され、アニメーションや[[主題歌]]が挿入されている他、音源も変更されている。
380 ⟶ 408行目:
; 携帯アプリ版
:* オープニングデモがゲームスタート開始で流れるようになった為、オープニングステージ冒頭と自然に繋がる形になっている他、隠し要素のハイパーチップ装備の黄金のエックスをセーブで保持可能になっている(オリジナル版はパスワードでは記録できない)。またパスワードが無い為、パスワードBGMは無い。BGMはSFC版に準じたアレンジ。セーブは一つのみのオートセーブ。
 
== 音楽 ==
; 主題歌
PS版とSS版に収録されている。
* オープニングテーマ「'''ONE MORE TIME'''」
*: 作詞:[[許瑛子]]、作曲:[[羽場仁志]]、編曲:富田素弘、歌:[[渋谷琴乃]]
: ゲーム版とフルサイズでは歌詞や音程が異なる<!--(検証可能性に疑問あり)ため、CDを買った本作のファンからの批判・苦情が相次いだ-->。
* エンディングテーマ「'''I'm Believer'''」
: 作詞:mayumi、作曲・編曲:su'zuki、歌:渋谷琴乃
 
== スタッフ ==
*プロデューサー:[[藤原得郎]]
*ディレクター:[[稲船敬二]]
*グラフィック・デザイナー:稲船敬二、加治勇人、吉川達哉、小牧信介、伊藤和司
*アディショナル・デザイン:水口エンジニアリング
*音楽:[[山下絹代]]
 
== 評価 ==
{{コンピュータゲームレビュー
|title =
|Allgame = {{Rating|4|5}} (SFC)<ref name="agrev">{{cite web | author=Kanarick, Mark | year=1998 | title=''Mega Man X3'' - Review | url=http://www.allgame.com/game.php?id=2546&tab=review | archive-url=https://web.archive.org/web/20141115141714/http://www.allgame.com/game.php?id=2546&tab=review | url-status=dead | archive-date=November 15, 2014 | work=[[Allgame]] |publisher=[[:en:All Media Guide|All Media Guide]]| accessdate=September 25, 2011}}</ref>
|EGM = 7.375/10点 (SFC)<ref name="EGM76">{{cite magazine|title=Review Crew: Megaman X3|magazine=[[エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー|Electronic Gaming Monthly]]|issue=76|publisher=[[Ziff Davis]]|date=November 1995|page=41}}</ref><br />29.5/40点 (SFC)<ref name="mobygames_SFC">{{Cite web |author= |date= |url=https://www.mobygames.com/game/snes/mega-man-x3 |title=Mega Man X3 for SNES (1995) |website=[[:en:Moby Games|Moby Games]] |publisher=Blue Flame Labs |language=[[英語]] |accessdate=2020-09-19}}</ref>
|GameFan = 87% (SFC)<ref name="gamefansnes">{{cite journal | author=[[:en:Dave Halverson|Halverson, Dave]] | journal=[[:en:GameFan|GameFan]] | publisher=DieHard Gamers Club | title=Reviews: ''Rockman X3'' | volume=4 | issue=4 | date=February 1996 |pages=18, 96–7 | issn=1092-7212}}</ref><br />71% (SS)<ref name="gamefan32">{{cite journal | author=[[:en:Dave Halverson|Halverson, Dave]] | journal=[[:en:GameFan|GameFan]] | publisher=DieHard Gamers Club | title=Reviews: ''Rockman X3'' | volume=4 | issue=7 | date=July 1996 |pages=13, 70–1 | issn=1092-7212}}</ref>
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|GamePro = {{Rating|4|5}} (SFC)<ref name="gprorev">{{cite magazine |magazine=[[:en:GamePro|GamePro]] | publisher=Infotainment World, Inc. | author=Weigand, Mike | title=ProReview: ''Mega Man X3'' | issue=77 | page=100 | date=December 1995 | issn=1042-8658}}</ref>
|NP = 3.43/5点 (SFC)<ref>{{cite magazine | author=''Nintendo Power'' staff|magazine=[[:en:Nintendo Power|Nintendo Power]] | publisher=[[任天堂|Nintendo of America]] | issue=81 | date=February 1996 | title=Now Playing: ''Mega Man X3'' | pages=93–7 | issn=1041-9551}}</ref>
|rev1 = [[ファミリーコンピュータMagazine]]
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|rev2Score = 81% (SFC)<ref>{{cite journal | author=''Game Players'' staff|title=Reviews: ''Mega Man X3'' | date=January 1996 | issue=60 | journal=[[:en:Game Players|Game Players]] | publisher=Imagine Media | issn=1091-1685}}</ref>
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|rev3Score = 70% (SFC)<ref name="sprev">{{cite journal| author=Davies, Jonathan | title=Import Review: ''Mega Man X3'' | journal=[[:en:Super Play|Super Play]]| issue=42 | publisher=[[:en:Future plc|Future plc]] | date=April 1996 | pages=42–5 | issn=0966-6192}}</ref>
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|rev8Score = {{Rating|1|5}} (Win)<ref name="cgm">{{cite magazine | author=Smith, Nathan | date=December 27, 1998 | title=''Megaman X3'' Review | url=http://www.cdmag.com/articles/016/088/megaman_review.html |magazine=[[:en:Computer Games Magazine|Computer Games Magazine]] | publisher=Strategy Plus, Inc. | issn=1095-1385| accessdate=December 27, 2010 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20050207205810/http://www.cdmag.com/articles/016/088/megaman_review.html | archivedate=February 7, 2005}}</ref>
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|website= [[ファミ通|ファミ通.com]]
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|title = 超絶 大技林 '98年春版
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;PlayStation版
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;セガサターン版
:ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)<ref name="famitsu3">{{Cite web
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|title= ロックマンX3 まとめ <nowiki>[セガサターン]</nowiki>
|website= [[ファミ通|ファミ通.com]]
|publisher= [[KADOKAWA|KADOKAWA CORPORATION]]
|language= [[日本語]]
|accessdate= 2020-09-12}}</ref>、『[[メガドライブFAN|SATURN FAN]]』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.6点(満30点)となっている<ref name="daigirin814">{{Cite journal|和書
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|title = 超絶 大技林 '98年春版
|date = 1998-04-15
|publisher = [[徳間書店]]/インターメディア・カンパニー
|journal = [[PlayStation Magazine]]
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|number = 増刊4月15日号
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|asin = B00J16900U
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|キャラクタ||音楽||お買得度||操作性||熱中度||オリジナリティ
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|3.6||3.3||3.2||3.3||3.4||3.9
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{{Clear}}
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 外部リンク ==
* {{Wii Uバーチャルコンソール|jcpj}}
* [https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000041501 ロックマンX3] - New3DSバーチャルコンソール
* {{MobyGames|id=/mega-man-x3|name=Mega Man X3}}
 
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[[Category:横スクロールアクショ1995年のコピュータゲーム]]
[[Category:Newニンテンド3DS用バファミチャルコンソール対応ソフト]]
[[Category:セガサターン用ソフト]]
[[Category:PlayStation用ソフト]]
[[Category:Wii U用バーチャルコンソール対応ソフト]]
[[Category:Windows用ゲームソフト]]
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[[Category:Wii U用バチャルパーファミコンソール対応ソフト]]
[[Category:Newニセガサターテンドー3DSバーチャルコンソール対応ソフト]]
[[Category:1995年のコンピュ横スクロルアクションゲーム]]
[[Category:1996年のコンピュータゲーム]]
[[Category:ロックマンX|3]]