「グラム」の版間の差分

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|名称=グラム
|フランス語=gramme
|英字=gramme/gram
|画像=
|記号=g
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|語源=[[ラテン語]] gramma(書かれた物、わずかな重量)
}}
'''グラム'''({{lang-fr-short|gramme}}, {{lang-en-short|gramme/gram}}<ref>英語圏においては、単位としてはgrammeと書かれることはない。</ref><ref>{{Cite web|title=The Units of Measurement Regulations 1995|url=http://www.legislation.gov.uk/uksi/1995/1804/schedule/made|accessdate=2017-03-29}}{{en icon}}</ref>, 記号: g):'''g''')は、[[質量]]の[[物理単位|単位]]である。[[国際単位系]](SI)(SI)において、[[キログラム]](kg)(kg)の1000分の1の質量と定義されている。
 
[[一円硬貨]]の質量が、1.0 g グラムである<ref>{{cite web
| url = http://www.mint.go.jp/kids/know05.html
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20170422034237/http://www.mint.go.jp/kids/know05.html
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}}</ref>。
 
[[メートル法]]によって新しい質量の単位として定められた。「グラム」という名称は、ラテン語の''grámma''に由来する。元々はグラムが質量の基本単位で、「最大密度にある蒸留水1[[ミリリットル]]の質量」と定義された。しかし、作られた原器はキログラムの質量を示すもので、その質量が1キログラムと再定義され、グラムはその1000分の1ということになった。
 
[[CGS単位系]]では質量の基本単位であったが、[[MKS単位系]]およびそこから派生した国際単位系ではキログラムが基本単位とされている。ただし、[[SI接頭辞]]はキログラムではなくグラムにつけることとなっており、例えばキログラムの10<sup>−6</sup>倍は、「マイクロキログラム」(&micro;kg) ではなく「ミリグラム」(mg) (mg)となる。なお、10<sup>6</sup> g (g(= 10<sup>3</sup> kg) kg)以上については[[トン]] (t) (t)が用いられることがある。
 
漢字「瓦」は日本におけるグラムの音訳である「瓦蘭姆」に基づくものである。明治時代には、「瓦」から「瓱」(ミリグラム)、「瓲」(トン)などの国字が作られた。計量法上の取引・証明においては「瓦」の字を用いることはできない。