「稲垣吾郎」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Iguwan (会話 | 投稿記録)
出演情報追加
引用を載せただけの文章を簡潔にまとめました
37行目:
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
51行目:
 
== 略歴 ==
=== 生い立ち・芸能界入り ===
[[1987年]]、姉が応募した[[ジャニーズ事務所]]のオーディションを受け芸能界入り<ref name="gorochan">{{Cite web| title = 稲垣、草なぎ、香取がジャニーズ事務所退社 近日中に3人で“決起集会”| date = 2017-09-09| url = http://www.sanspo.com/geino/news/20170909/joh17090905060001-n3.html| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。すぐに[[男性アイドルグループ]][[SMAP]]が結成されメンバーに選ばれる<ref name="KINENOTE">{{Cite web| title = 稲垣吾郎| publisher = [[KINENOTE]]| url = http://www.kinenote.com/main/public/cinema/person.aspx?person_id=83996| accessdate = 2018-03-11}}</ref>。(以降のグループでの活動は[[SMAP]]を参照)。
[[1973年]]、[[東京都]][[板橋区]]に生まれ[[高島平]]で育つ<ref>{{Cite web|title=稲垣吾郎が見せた地元愛に板橋区民が歓喜「板橋愛が炸裂」| url=https://e-talentbank.co.jp/news/71022/|website=E-TALENTBANK|date = 2018-11-10|accessdate=2020-09-22}}</ref>。子どもの頃は大の[[ヤクルトスワローズ]]ファンで、13歳で芸能界入りするまではファンクラブに入り頻繁に[[神宮球場]]に足を運ぶ少年時代を送っていた<ref>{{Cite web| title = 出川哲朗「充電させて」3時間SP今夜、香取慎吾がスナックで新曲熱唱| publisher =お笑いナタリー| url =https://natalie.mu/owarai/news/361848| date = 2020-01-02| accessdate = 202-09-22}}</ref>。
 
[[1987年]]11月、姉が応募した[[ジャニーズ事務所]]のオーディションを受け芸能界入り<ref name="gorochan">{{Cite web| title = 稲垣、草なぎ、香取がジャニーズ事務所退社 近日中に3人で“決起集会”| date = 2017-09-09| url = http://www.sanspo.com/geino/news/20170909/joh17090905060001-n3.html| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。すぐに[[男性アイドルSMAP]]の前身グループ]]である[[SMAPスケートボーイズ]]が結成されメンバーに選ばれるとなり、[[ジャニーズJr.]]として[[光GENJI]]のバックを務めていた<ref name="KINENOTE">{{Cite web| title = SMAP稲垣吾郎「木村拓哉を兄と慕う」ジャニーズ入所時からの関係性| publisher = [[KINENOTE]]| url = httphttps://wwwtaishu.kinenote.comjp/mainarticles/public-/cinema/person.aspx51693?person_idpage=839961| accessdatewebsite=日刊大衆|date = 20182016-0311-1108|accessdate=2020-09-22}}</ref>。(以降のグループでの活動は[[SMAP]]を参照)
 
=== SMAP結成後 ===
[[1988年]]4月、スケートボーイズの中から選ばれた6人で結成された[[男性アイドルグループ]][[SMAP]]のメンバーとなる<ref name="KINENOTE">{{Cite web| title = 稲垣吾郎| publisher = [[KINENOTE]]| url = http://www.kinenote.com/main/public/cinema/person.aspx?person_id=83996| accessdate = 2018-03-11}}</ref>。(以降のグループでの活動は[[SMAP]]を参照)。
 
[[1989年]]、[[日本放送協会|NHK]]の[[連続テレビ小説]]『[[青春家族]]』で、主人公の弟・阿川大地役に選ばれドラマデビュー。翌[[1990年]]、『[[さらば愛しのやくざ]]』で映画デビューも果たす。
 
[[1992年]]、[[堀越高等学校]]卒業<ref>{{Cite web|title=元SMAP3人「眠れなかった」 72時間テレビ、移動中はVTR放送|url=https://www.sanspo.com/geino/news/20171103/geo17110315300028-n1.html|website=SANSPO.COM|date=2017-11-03|accessdate=2020-03-17|language=ja-JP}}</ref>。同年10月に18歳で[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9ドラマ]]『[[二十歳の約束]]』でドラマ初主演<ref>{{cite news |title= SMAP・稲垣吾郎が牧瀬里穂と付き合っていた!?動揺した中居正広が「ヒューヒューだよ!」と絶叫 |newspaper = e-talentbank |date= 2016-03-22 |url= http://e-talentbank.co.jp/news/13974/|accessdate=2016-05-08 }}</ref>
 
[[1993年]]、『[[プライベート・レッスン]]』で映画初主演。映画主題歌も担当し初のソロシングルCD『[[If You Give Your Heart]]』リリース。
71 ⟶ 77行目:
[[2010年]]、『[[十三人の刺客 (2010年の映画)|十三人の刺客]]』では、史上最凶の暴君として[[松平斉韶]]役を演じ[[毎日映画コンクール]]男優助演賞を受賞するなど高い評価を得る<ref>{{cite news |title= 稲垣吾郎が「芸能生活をやってて一番褒められた」と語る仕事とは|newspaper = Book Bang |url= https://www.bookbang.jp/article/525824|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。初めての極悪非道な役は役者としても新境地となった<ref>{{Cite news | title = 稲垣吾郎:男優助演賞に「神様からの贈り物のよう」 「毎日映コン」表彰式に登場| date = 2018-02-09| newspaper = MANTANWEB |url = https://mantan-web.jp/article/20110208dog00m200052000c.html| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。
 
[[2016年]][[12月31日]]、SMAP解散。ソロタレントとなる<ref>{{Cite news | title = 稲垣吾郎 解散に肉声で初言及「驚かせてしまって申し訳ございません」冒頭30秒間、ファンに謝罪 | newspaper = [[スポーツニッポン|Sponichi Annex]]| date = 2016-08-18| url = http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/18/kiji/K20160818013186170.html| accessdate = 2016-08-18}}</ref>。<small></small>{{main|SMAP解散騒動}}[[2017年]][[9月8日]]、ジャニーズ事務所公式サイトである「Johnny's net」と「Johnny's web」の稲垣のページが閉鎖され<ref>{{Cite web| url = https://www.oricon.co.jp/news/2096769/full/| title = 稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾のサイトが8日で閉鎖 ジャニーズ公式サイトで発表| date = 2017-09-04| website = ORICON NEWS| publisher = [[オリコン]]| accessdate = 2018-06-01}}</ref>、[[9月9日]]に[[草彅剛]]、[[香取慎吾]]とともにジャニーズ事務所を退所<ref>{{Cite news | title = ジャニーズ事務所 香取ら退所3人を代弁「感謝」…サイトを8日で閉鎖と発表 | newspaper = [[デイリースポーツ|Daily Sports Online]]| date = 2017-09-04| url = https://www.daily.co.jp/gossip/2017/09/04/0010524240.shtml| accessdate = 2017-09-05}}</ref>。香取とはジャニーズ事務所の入所日も退所日も一緒であった<ref>{{Cite news | title = 助演男優賞-稲垣吾郎「13人の刺客」 | newspaper = [[日刊スポーツ]]| date = 2010-12-29| url = https://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/ns-cinema/report/2010/report04-2.html| accessdate = 2020-09-07}}</ref>。
 
=== 事務所独立 ===
[[10月16日]]、草彅、香取と共同で新事務所「[[CULEN]](カレン)」を立ち上げ独立する<ref>{{Cite news | title = 元SMAPの3人、新事務所で芸能活動へ | newspaper = [[朝日新聞DIGITAL|朝日新聞]]| date = 2017-09-22| url = http://www.asahi.com/articles/ASK9Q56M4K9QUCLV00K.html| accessdate = 2017-09-22}}</ref>。11月には公式ブログを開設。わずか2か月半で50万人以上の読者を獲得し、『[[BLOG of the year]] 2017』最優秀賞に輝いた<ref>{{Cite news | title = 稲垣吾郎がブログで最優秀賞! 今年も“72時間ホンネテレビ”やるなら「前向きに検討」? | newspaper = ORICON NEWS| date = 2018-09-13| url = https://www.oricon.co.jp/special/50752/| accessdate = 2018-02-20}}</ref>。また、翌年の『BLOG of the year 2018』でも優秀賞(オフィシャル部門)に選出されている<ref>{{Cite news|title=<写真特集>市川海老蔵「BLOG of the year 2018」最優秀賞受賞 稲垣吾郎・岡田結実・鈴木伸之ら集結|newspaper=モデルプレス|date=2019-02-08|url=https://mdpr.jp/news/detail/1820883|accessdate=2019-04-18}}</ref>。
 
82 ⟶ 89行目:
 
== 人物 ==
=== 俳優として ===
[[明智小五郎]]と[[金田一耕助]]、二大[[名探偵]]をドラマで演じている<ref name="KINENOTE" />(稲垣以外には[[岡譲司]]と[[小野寺昭]]のみ)。明智役は1998年からテレビ朝日の『[[土曜ワイド劇場]]』で演じ、当時24歳で土曜ワイド劇場史上最年少で主演も務めた<ref>{{Cite web| title = SmaTIMES || SmaSTATION!!| date = 2012-05-05| url = http://www.tv-asahi.co.jp/ss/contents/smatimes/167/| accessdate = 2016-05-08}}</ref>。
 
主役も脇役もこなすタイプの俳優だが、映画『[[半世界]]』の監督である[[阪本順治]]は、主演俳優としての稲垣を起用した事について「主演俳優はいろんな個性を持つ俳優さんを相手に、来たボールを受けては返すキャッチャーなんです。そして、稲垣君はそれが出来る人。」とし、「自分を前面に出す人ではなく、むしろ人の個性を受け止められる懐の深さがある人。受け止める能力がある人だとすごく感じていました。なので、孤高の身で淡々と何かに向かって汗をかくという姿が似合うと思っていた」と語っている<ref>{{Cite web|title=阪本順治監督が語る俳優・稲垣吾郎の魅力 『半世界』インタビュー|url=https://times.abema.tv/posts/5472553|website=AbemaTIMES|accessdate=2020-03-09|language=ja}}</ref>。
 
脇役では一癖も二癖もある存在感の強い役を演じる事が多く、映画『[[十三人の刺客 (2010年の映画)|十三人の刺客]]』の監督である[[三池崇史]]は稲垣を最凶の暴君とされるお殿様役に起用した事について、SMAPの中でも特殊な存在で屈折した魅力がぴったりだと思ったと語っている<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0026806 『][[十三人の刺客 (2010年の映画)|十三人の刺客]]』三池監督、稲垣吾郎はSMAPで特殊な立ち位置…でも重要な一員【第67回ヴェネチア国際映画祭シネマトゥデイ</ref>。主演の[[役所広司]]からも「吾郎ちゃんのことをみんなで憎んでいました」と言われるほどの悪役ぶりだった<ref>{{cite news |title= 「十三人の刺客」完成披露会見|newspaper = WOWOW |date= 2010-08-20 |url= http://www.wowow.co.jp/movie/feature/report_100817.html/page/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
舞台一方は芸術家を演じることが多く、映画やドラマでは悪役や一癖も二癖もある役を演じることも多いが、映画『[[少女 (湊かなえ)|少女]]』では、登場人物で1人だけ悪い事を考えてない普通に生きてきた人物を演じるのに崇高な雰囲気を持っている稲垣が演じたらおもしろいとして配役された<ref>{{cite news |title= イケメンに興味がない監督が稲垣吾郎、真剣佑を起用した理由|newspaper = Filmers |date= 2016-10-06 |url= http://filmers.jp/articles/2016/10/06/post_98/|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
 
稲垣自身、芝居については大好きだが自分は天才ではないので頑張るしかないと語り<ref>{{cite news |title= 稲垣吾郎「草なぎ剛は天才」 役者としての資質に感服も「そういう風にはなれない」|newspaper = Techinsight |date= 2017-12-19 |url= http://japan.techinsight.jp/2017/12/maki12221208.html/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>、役者という職業については生涯やっていきたいと話している<ref>{{cite news |title= 稲垣吾郎の目に映るこれから──自分の道は自分で切り拓いていく|newspaper = GQ JAPAN |date= 2017-12-19 |url= https://gqjapan.jp/culture/celebrity/20171219/moty2017-goro-inagaki/page/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
 
=== MC・パーソナリティとして ===
[[TBSテレビ|TBS]]の番組『[[ゴロウ・デラックス]]』で稲垣とともに出演していた[[外山惠理]]アナウンサーは、稲垣について「質問の仕方がものすごく上手」、「私の方しか見ることができないぐらい緊張されていたゲストの方も、最後には絶対に“吾郎さん、吾郎さん”ってなる」、「どなたに対しても態度が変わらないうそのない方で、何でも答えてしまう正直な方。」と語る<ref>{{Cite web|title=「ゴロウ・デラックス」外山惠理アナウンサーが語る稲垣吾郎とは? (1/4) {{!}} 芸能ニュースならザテレビジョン|url=https://thetv.jp/news/detail/173296/|website=ザテレビジョン|accessdate=2020-03-11|language=ja|last=ザテレビジョン}}</ref>。
 
連載小説『ロストマンロンリーハート』で稲垣をモデルに主人公にあてがきした[[飯田譲治]]は、『ゴロウ・デラックス』での稲垣について「稲垣さんって誠実でいい人だから、他人と争いごとは極端に嫌いかなと。自分からは波風司会ぶりないタイプ。それはネガティブな意味ではなく、彼がとてもクレバーだからこそ」、「相手が作った流れを変えないように、身をまかせて話を盛り上げられる人だな」と分析し、イメージを膨らませて作品を書き上げたと明かしている<ref>{{Cite web|title=飯田譲治が稲垣吾郎を分析「誠実で争うのが苦手だからこそ、波にのまれてほしい(笑)」|url=https://www.jprime.jp/articles/-/14839|website=週刊女性PRIME|accessdate=2020-03-11|language=ja}}</ref>。
稲垣は様々な作家と交流が深く作家達が集まるお花見にもプライベートで参加しているが、そのお花見を主催する西加奈子は稲垣について「部屋の片隅で三角座りをして、普通に作家と文学の話をしていた」、「文系のすごい優しい人」と語る。
 
稲垣本人はもともと話すことも好きで、20代の頃に作家の[[村上龍]]と対談した際、「稲垣君は聞き上手だね」と言ってもらえた事も自信につながったと明かしている<ref name="book2020">{{cite news|title=稲垣吾郎さん「Blume」インタビュー 「今、20代の頃の自分とすごく仲良くなれそうです」|newspaper=好書好日|date=2020-09-20|url=https://book.asahi.com/article/13736149|accessdate=2020-09-22}}</ref>。ソロタレントになってからは[[TOKYO FM]]の生放送されている音楽番組「[[THE TRAD]]」のパーソナリティを務めたり文化人や作家との対談も増え、インタビューする側の仕事も多くなっている<ref name="book2020" />。
映画『[[少女 (湊かなえ)|少女]]』で稲垣を起用した[[三島有紀子]]監督は稲垣について、「いつもプレーンで穏やか、長回しのシーンでテイクを多く重ねたときも”いいよ、もう一回やろう”と言ってくれまさにジェントルマンだった」と語る<ref>{{Cite web|title=稲垣吾郎は紳士!三島有紀子監督&山本美月が称賛 - 映画 : 日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1708903.html|website=nikkansports.com|accessdate=2020-03-11|language=ja}}</ref>。
 
=== 読書・執筆 ===
連載小説『ロストマンロンリーハート』で稲垣をモデルに主人公にあてがきした[[飯田譲治]]は、稲垣について「稲垣さんって誠実でいい人だから、他人との争いごとは極端に嫌いかなと。自分からは波風を立てないタイプ。それはネガティブな意味ではなく、彼がとてもクレバーだからこそ」、「相手が作った流れを変えないように、身をまかせて話を盛り上げられる人だな」と語る<ref>{{Cite web|title=飯田譲治が稲垣吾郎を分析「誠実で争うのが苦手だからこそ、波にのまれてほしい(笑)」|url=https://www.jprime.jp/articles/-/14839|website=週刊女性PRIME|accessdate=2020-03-11|language=ja}}</ref>。
子どもの頃は『[[怪盗ルパン]]』シリーズや『[[名探偵ホームズ]]』シリーズや[[赤川次郎]]、[[江戸川乱歩]]の推理小説をよく読んでいた<ref name="president"/>。もともと本は好きだが自ら読書家と言えるほどでもなく、『ゴロウ・デラックス』を始めてから本や作家との新しい出会いが増えていき更に興味を深めていった<ref>{{Cite news| title = 稲垣吾郎「実はトーク番組に出るのは苦手だった」 | ニュースウォーカー | date = 2017-02-23| url = https://news.walkerplus.com/article/101665/| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。番組がきっかけで作家とも親睦を深めるようになり、[[西加奈子]]、[[羽田圭介]]、[[朝井リョウ]]など人気作家がプライベートで集うお花見にも参加し、作家たちと文学の話を楽しんでいるという<ref>{{Cite news| title = SMAP稲垣吾郎「人気作家たちと超仲良し!?」意外すぎる交遊録 |日韓大衆n| date = 2016-09-29| url = https://taishu.jp/articles/-/51190?page=1| accessdate = 2020-09-22}}</ref>。
 
芸術や文学に対しても関心が深く、俳優タレントとしてだけではなくエッセイを通してもその魅力を紹介している<ref>{{Cite web| title = 2017年のMEN OF THE YEARが今夜決定! 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾をはじめ全9人が登場!!|newspaper = GQ JAPAN | date = 2017-11-22| url = https://gqjapan.jp/culture/celebrity/20171122/gq-men-of-the-year-2017| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。20代前半から雑誌『[[週刊プレイボーイ]]』や『[[COSMOPOLITAN]]』でエッセイを連載し、アイドルながらアンダーグラウンドな世界の事も綴っていた<ref>{{Cite news| title = 稲垣吾郎が考える「これからのエンタメ」。ネットのゆるさは“甘さ”にもなりえる |HuffPost Japan| date = 2018-02-13| url = https://www.huffingtonpost.jp/2018/02/12/goro-inagaki-interview_a_23358963/| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。昔から映画が好きで雑誌『[[an・an]]』では邦画洋画問わず新作映画に関する連載コラムを続けている。
[[安田顕]]とは生年月日が同じである<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/629506/ 草なぎがドラマ共演・安田顕の誕生祝う 稲垣と同じ誕生日]</ref>。
 
=== 趣味・嗜好 ===
110 ⟶ 129行目:
 
;花
:普段から花に囲まれた生活をしているほど部類の花好きで<ref name="book2020" />、自身のブログやInstagramでしばしば美しい花の写真を上げている稲垣は無類の花好きとしても知られており、2020年2月には「花贈りが一番似合う男性著名人」1位に選ばれた<ref>{{Cite web|title=花贈りが一番似合う男性著名人、初のランキング 1位は「稲垣吾郎」さん。地域別ランキングも実施! (2020年2月12日)|url=https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2020-02-12-30732-11/|website=エキサイトニュース|accessdate=2020-03-08|language=ja}}</ref>。
 
=== 俳優としてその他 ===
漫画家の[[みずしな孝之]]とは中学校の同級生で、2019年8月22日放送の『[[編集長 稲垣吾郎]]』で共演を果たしている<ref>{{Cite web| url = https://www.joqr.co.jp/article/detail/post_66.php| title = 稲垣吾郎が中学同級生と二人同窓会! 「なんか恥ずかしい。照れくさいな」| date = 2019-08-28| website = 文化放送| accessdate = 2020-09-22}}</ref>。
[[明智小五郎]]と[[金田一耕助]]、二大[[名探偵]]をドラマで演じている<ref name="KINENOTE" />(稲垣以外には[[岡譲司]]と[[小野寺昭]]のみ)。明智役は1998年からテレビ朝日の『[[土曜ワイド劇場]]』で演じ、当時24歳で土曜ワイド劇場史上最年少で主演も務めた<ref>{{Cite web| title = SmaTIMES || SmaSTATION!!| date = 2012-05-05| url = http://www.tv-asahi.co.jp/ss/contents/smatimes/167/| accessdate = 2016-05-08}}</ref>。
 
映画『[[十三人の刺客 (2010年の映画)|十三人の刺客]]』の監督である[[三池崇史]]は稲垣を最凶の暴君とされるお殿様役に起用した事について、SMAPの中でも特殊な存在で屈折した魅力がぴったりだと思ったと語っている<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0026806 『][[十三人の刺客 (2010年の映画)|十三人の刺客]]』三池監督、稲垣吾郎はSMAPで特殊な立ち位置…でも重要な一員【第67回ヴェネチア国際映画祭シネマトゥデイ</ref>。主演の[[役所広司]]からも「吾郎ちゃんのことをみんなで憎んでいました」と言われるほどの悪役ぶりだった<ref>{{cite news |title= 「十三人の刺客」完成披露会見|newspaper = WOWOW |date= 2010-08-20 |url= http://www.wowow.co.jp/movie/feature/report_100817.html/page/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
 
[[安田顕]]とは生年月日が同じである<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/629506/ 草なぎがドラマ共演・安田顕の誕生祝う 稲垣と同じ誕生日]</ref>。
舞台では芸術家を演じることが多く、映画やドラマでは悪役や一癖も二癖もある役を演じることも多いが、映画『[[少女 (湊かなえ)|少女]]』では、登場人物で1人だけ悪い事を考えてない普通に生きてきた人物を演じるのに崇高な雰囲気を持っている稲垣が演じたらおもしろいとして配役された<ref>{{cite news |title= イケメンに興味がない監督が稲垣吾郎、真剣佑を起用した理由|newspaper = Filmers |date= 2016-10-06 |url= http://filmers.jp/articles/2016/10/06/post_98/|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
 
映画『[[半世界]]』の監督である[[阪本順治]]は、稲垣を起用した事について「主演俳優はいろんな個性を持つ俳優さんを相手に、来たボールを受けては返すキャッチャーなんです。そして、稲垣君はそれが出来る人。」、「自分を前面に出す人ではなく、むしろ人の個性を受け止められる懐の深さがある人。受け止める能力がある人だとすごく感じていました。なので、孤高の身で淡々と何かに向かって汗をかくという姿が似合うと思っていた」と語っている<ref>{{Cite web|title=阪本順治監督が語る俳優・稲垣吾郎の魅力 『半世界』インタビュー|url=https://times.abema.tv/posts/5472553|website=AbemaTIMES|accessdate=2020-03-09|language=ja}}</ref>。
 
映画『ばるぼら』の監督である[[手塚眞]]は稲垣について「ほんとに何も言わなくても以心伝心といいますか、こちらが思ったとおりの演技をしていただけます。今日本で一番好きな俳優さんです。」と語っている<ref>{{Cite web|title=手塚眞監督「稲垣吾郎さんは日本で一番好きな俳優さんです」東京国際映画祭ラインナップ記者会見|url=https://nbpress.online/archives/21463|website=NB Press Online|accessdate=2020-03-11|language=ja}}</ref>。
 
稲垣自身、芝居については大好きだが自分は天才ではないので頑張るしかないと語り<ref>{{cite news |title= 稲垣吾郎「草なぎ剛は天才」 役者としての資質に感服も「そういう風にはなれない」|newspaper = Techinsight |date= 2017-12-19 |url= http://japan.techinsight.jp/2017/12/maki12221208.html/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>、役者という職業については生涯やっていきたいと話している<ref>{{cite news |title= 稲垣吾郎の目に映るこれから──自分の道は自分で切り拓いていく|newspaper = GQ JAPAN |date= 2017-12-19 |url= https://gqjapan.jp/culture/celebrity/20171219/moty2017-goro-inagaki/page/2|accessdate=2018-03-12 }}</ref>。
 
=== 読書・執筆 ===
子どもの頃は『[[怪盗ルパン]]』シリーズや『[[名探偵ホームズ]]』シリーズや[[赤川次郎]]、[[江戸川乱歩]]の推理小説をよく読んでいた<ref name="president"/>。もともと本は好きだが自ら読書家と言えるほどでもなく、『ゴロウ・デラックス』を始めてから本や作家との新しい出会いが増えていき更に興味を深めていった<ref>{{Cite news| title = 稲垣吾郎「実はトーク番組に出るのは苦手だった」 | ニュースウォーカー | date = 2017-02-23| url = https://news.walkerplus.com/article/101665/| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。
 
芸術や文学に対しても関心が深く、俳優タレントとしてだけではなくエッセイを通してもその魅力を紹介している<ref>{{Cite web| title = 2017年のMEN OF THE YEARが今夜決定! 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾をはじめ全9人が登場!!|newspaper = GQ JAPAN | date = 2017-11-22| url = https://gqjapan.jp/culture/celebrity/20171122/gq-men-of-the-year-2017| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。20代前半から雑誌『[[週刊プレイボーイ]]』や『[[COSMOPOLITAN]]』でエッセイを連載し、アイドルながらアンダーグラウンドな世界の事も綴っていた<ref>{{Cite news| title = 稲垣吾郎が考える「これからのエンタメ」。ネットのゆるさは“甘さ”にもなりえる |HuffPost Japan| date = 2018-02-13| url = https://www.huffingtonpost.jp/2018/02/12/goro-inagaki-interview_a_23358963/| accessdate = 2018-03-12}}</ref>。昔から映画が好きで雑誌『[[an・an]]』では邦画洋画問わず新作映画に関する連載コラムを続けている。
 
=== 不祥事 ===
[[2001年]][[8月24日]]、[[東京都]][[渋谷区]]内で駐車禁止の路上に止めていた乗用車に戻ってきた際に、取り締まり中の女性警察官に見つかり免許提示を求められた所、車を発進させようとした疑いにより[[道路交通法]]違反(駐車禁止)と[[公務執行妨害]]で[[警視庁]][[渋谷警察署]]に[[現行犯]][[逮捕]]された<ref>『毎日新聞』朝刊 2001年8月25日付</ref>。[[東京地検]]は26日午前に<small>(車を制止しようとした女性警官の膝に車が接触したとする疑いによる)</small>傷害罪を追加して勾留請求を試みたが、裁判所が却下したため、同日午後には釈放された<ref>『朝日新聞』朝刊 2001年8月27日付</ref>。さらに公務執行妨害についても、同年9月21日に不起訴([[起訴猶予処分|起訴猶予]])処分とした<ref>『毎日新聞』朝刊 2001年9月22日付</ref><small>(事件の経緯に悪質さは見られず逃亡の意思もなかったとの判断)</small>。結果としては道路交通法違反(駐車禁止)のみであったが、翌年1月14日までの約5か月間、芸能活動は自粛した<ref>{{Cite news|title=「生まれ変わりました」稲垣吾郎、生謝罪で涙の復帰|newspaper=[[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]]|date=2002-01-15|url=http://www.sanspo.com/geino/top/gt200201/g_top2002011501.html|accessdate=2017-06-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20031003184022/http:/www.sanspo.com/geino/top/gt200201/g_top2002011501.html|archivedate=2003-10-03}}</ref>。