「ばいきんまん」の版間の差分

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=== 体質 ===
ばいきんまんはいわゆる「黴菌」であるため、前述の通り清潔にすることを極度に嫌い、殺菌作用のある食べ物にも弱い。また、風呂に入ったり[[石鹸]]で洗われたり浄化作用のある物質に当たると体が小さくなったり<ref group="注">テレビアニメ版初期の頃はアンパンマンやゲストキャラクター(浄化作用のある物質をモチーフにしたキャラクター([[アンパンマンの舞台別の登場人物一覧 (天空の住人)#シャボンダマン|シャボンダマン]]、[[アンパンマンの登場人物一覧 (サブキャラクター)#トータ|トータ]]、[[アンパンマンの登場人物一覧#タワシくん|タワシくん]]、[[アンパンマンの舞台別の登場人物一覧 (島の住人)#スポンジマン|スポンジマン]]など)や[[アンパンマンの登場人物一覧 (サブキャラクター)#てんどん母さん|てんどん母さん]])などに浄化作用のある物質に当たって体が小さくなったりするエピソードが多数存在したが、近年{{いつ|date=2020年9月}}ではその頻度が少なくなった。</ref>、白くなってしまう<ref group="注">『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』エンディング終盤のエピローグでは、ローラの雨によってかびるんるんと共に体色が白くなり、ドキンちゃんに別人扱いされてバイキン城に入れてもらえなかった。この後はバイキン城の復元マシンを使用して元の姿に戻っているようである。</ref>。ただし、彼自身に健康や衛生を脅かしたり食品を汚染させたりする描写はあまりなく、そのような不衛生行為(特にアンパンマンの顔を汚し力を奪う行為)は主に手下のかびるんるん等が代わりに行っていることが多い。また、自身も黴菌でありながら風邪をひいたり<ref>TV第6話B『アンパンマンとみるくぼうや』、TV第216話B『ちゅうしゃき先生とバイキンマスク』等</ref>虫歯<ref>TV第108話A『アンパンマンとチョコレートパンマン』、TV第140話B『アンパンマンとムシバキンマン』等</ref>になったりすることがある。
 
バイキンメカに搭乗した時のばいきんまんは非常に勇ましく、時として残忍性をも匂わせ、アンパンマンたちを幾度と無くピンチに追い込んで来た。その反面、生身のばいきんまんは強いとは言えず、チーズに尻尾を噛み付かれ手も足も出なくなったり、メカを破壊され打つ手を無くし大勢の人々に詰め寄られた途端及び腰になるなど、情けない姿を見せることもある。一度雷に打たれてアンパンマンと身体が入れ替わった際、ばいきんまんの身体になったアンパンマンにパンチ技を繰り出されたが、体を優しく叩かれるだけで、この時アンパンマンの身体になったばいきんまんは「何て情けないパンチ。こんなのでアンパンマンを倒そうとしていたのか」とがっかりしていた<ref>TV第221話B『アンパンマンとやさしいばいきんまん』</ref>。前述の通り、アンパンマン打倒のために日夜鍛錬に励んでおり、修行の末、肉弾戦でアンパンマンと互角に戦ったり、変身やパワーアップによる姿でアンパンマンを後一歩というところまで追い詰めることもあった。ただし、カナヅチ<ref group="注">TV第11話A『アンパンマンとイタイノトンデケダケ』で「泳げない」と言っている。</ref>で、溺れる描写が何度か見られる。運動神経や体力は逸脱しているとは言えないが、連続した岩の柱を軽々と飛び移り、マントが使えないアンパンマンと互角に渡り合ったことがある<ref>TV第200話『メロンパンナちゃん誕生』</ref>。また、いざと言う時は火事場の馬鹿力のように、根性で乗り切る<ref>TV第617話B『ばいきんまんとみみせんせい』等</ref>。
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: 初登場回 - TV第9話A「アンパンマンとそっくりぱん」
: アンパンマンの評判を落としたり、食べ物を盗んだりするために変装する。人々に泥をかけたり、食べられないパンを配ったり等の迷惑をかけ通し、本物のアンパンマンを牢に閉じ込めてしまう。しかし、本物が牢に閉じ込められているのを知らずに人々にパンを配ったためアンパンマンへの疑いが解けて、本物と対峙する中で、アンパンマンが顔を取り外したのに対抗してかぶり物をとったことで正体がバレてしまった。
: TV第66話B「アンパンマンとトンカチどり」ではトンカチどりを騙して作った偽の遊園地「'''アンパンマンランド'''」に子供たちを連れて行くため変装した。
: TV第1272話B「しょくぱんまんとソフトクリームマン」では、ドキンちゃんの命令でソフトクリームマンとしょくぱんまんを仲直りさせるために変装する。バタコさんに変装したドキンちゃんと共に言葉巧みに2人を和解させ、ソフトクリームマンのソフトクリームをご馳走になった。悪戯以外の目的で行った変装としては数少ないケースであり、本物のアンパンマンおよびバタコさんと遭遇したり途中で正体がばれたりすることもなかった。
: 初登場時は外見では本物と全く区別がつかなかったが、2回目の登場であるTV第66話B「アンパンマンとトンカチどり」から目に白目が付き、さらに2000年代以降に登場するニセアンパンマンは、ばいきんまんの顔の下半分が露わになっているため、容易に判別できる。また、TV第136話A「かいじゅうアンコラとカレーナ」ではマスクを着用せず、二本の角を後ろにセロテープで固定して顔をアンパンマンの色でメイクしてアンパンマンの服を着ただけの簡易的な変装をした。