「ナビダイヤル」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2014年5月}}
'''ナビダイヤル'''とは、日本国内において複数の着信先に対して全国的に統一された[[電話番号]]を提供する、[[NTTコミュニケーションズ]]が提供する[[電話]]の[[電気通信役務|付加サービス]]で、同社の登録商標(日本第4085448号)である。0570ダイヤルと呼ばれる。[[1997年]]([[平成]]9年)[[5月1日]]開始。
 
== 概要 ==
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=== ナビダイヤルへ掛けられない電話回線 ===
ナビダイヤルには、[[東日本電信電話|NTT東]]・[[西日本電信電話|西]]の[[固定電話]]・[[日本の公衆電話|公衆電話]]からは掛けられる<ref>契約者(着信先)によって発信地域を限定するオプションが設定されている場合はこの限りではない。</ref>が、その他の[[電話]]からは一部に'''掛けられない'''ものがあり、以下に列挙する(2013年現在)。
* [[直収電話]]
** 一部の[[電力系通信事業者]](例外は[[新電電]]の[[KDDI]]メタルプラス、[[ジュピターテレコム|J:COM]] Phone、[[ソフトバンクテレコム|ソフトバンク]]・おとくライン)
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** 0AB - J番号のIP電話
*** 一部事業者([[東日本電信電話|NTT東]]・[[西日本電信電話|西]]の[[フレッツ#ひかり電話|ひかり電話]]は[[2008年]][[9月9日]]より接続開始)
* [[携帯電話]]<ref>携帯電話からの接続は、[[2001年]]から[[2002年]]に掛け、順次行われた([http://www.ntt.com/release/2001NEWS/0004/0426_3.html NTTドコモ]・[http://www.ntt.com/release/2002NEWS/0002/0213.html ジェイフォン(現ソフトバンクモバイル)・ツーカー]・[http://www.ntt.com/release/2002NEWS/0007/0716.html au])。チャージ機能(分担課金)については、[[2003年]][[11月11日]]より開始([http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0011/1110.html 携帯電話・衛星電話・CATVを利用した通話に対する「ナビダイヤルチャージ機能(分担課金)」の提供について])</ref>
** 全事業者の[[プリペイド式携帯電話]]
*** なお、契約者(着信先)の「発信端末選択」設定によって、一般の携帯電話からもナビダイヤル番号には掛けられないように設定している番号がある<ref>主要なところでは、[http://panasonic.co.jp/cs/service/index2.html 松下電器産業修理問い合わせ]・[http://segadirect.jp/Pages/StaticPage1.aspx?File=inquire.html セガサポートセンター]・[http://www.sony.jp/support/inquiry_tel.html ソニー商品問い合わせ]・[http://www.nikon-image.com/jpn/support/service/contact/index.htm ニコンカスタマーサポートセンター]・[http://www.kenwood.co.jp/cs/csc_tel.html ケンウッドカスタマーサポートセンター]・[http://fujifilm.jp/contact/digitalcamera/index.html 富士フイルム FinePixサポートセンター]など。なおこれらはいずれも、契約者(発信先)の「発信端末選択」設定によって任意に携帯電話からの発信を拒絶している。サービス開始当初([[2003年]]まで)は携帯からの接続に制約があったが、現在ではナビダイヤルの仕様としては原則として携帯電話からも掛けられるようになっている。発信端末選択はIP電話・他社直収電話・公衆電話についても拒否できる。</ref>。また、掛けられる番号であっても、上述のとおり無料通話付き料金プランの無料通話や電話かけ放題の対象とならない
* 新幹線公衆電話
* 船舶電話
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* NTT東西の回線でも、[[KDDIスーパーワールドカード]]等、他事業者の通話プリペイドカード使用時は不可
* 会社やホテルなど[[構内交換機]]を経由している場合も、接続できないことがある
* NTT東西の公衆電話利用時であっても、[[エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ]]の[[カードC]](2011(2011年3月31日サービス終了)やソフトバンクのIDキャッシュレスカード(「クレ・カード」「コレ・カード」「コレ・カードS」はともに2014年8月末日受付分を持ってカード新規発行を終了)を利用した場合は、ナビダイヤルへの発信はできない
 
以上のことから、掛け先側で一般電話番号等を併記している場合や、また逆に'''海外・携帯電話・IP電話等からの発信を拒絶するために一般電話番号を併記せずナビダイヤルの番号のみを提示する'''場合もある(後者はチケットの受付などに多い)。
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着信側がNTT東西・NTTコム(Arcstarダイレクト)以外の[[直収電話]]や[[日本のIP電話|IP電話]]を使用している場合。
 
[[消費者庁]]によるナビダイヤルを利用した「消費者ホットライン」(0570(0570-064-370)370) の展開に当たって、発信側の抱える制約も含め、問題が表面化した([[消費生活センター#消費者ホットライン]]を参照)。
 
== 他社の類似サービス ==
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== ナビダイヤルの使用例 ==
* 企業や[[官公庁]]の運営するコールセンター
*:* フリーダイヤルと併用するケースもある。フリーダイヤルでは携帯電話・PHSを拒否し、携帯電話・PHSからはナビダイヤルにかけさせる<ref>例: [[ニトリ]]の[https://www.nitori.co.jp/customersupport/ お客様相談室]。</ref>(一部では[[050plus]]からも拒否している場合もある)。
* プロバイダへの[[モデム]]やISDN回線による[[ダイヤルアップ接続]]用アクセスポイント(全国共通番号として、[[2003年]]頃から移行されている)
* [[プレイガイド]]のチケット予約番号にもナビダイヤルが使われる。