「スクラム (ソフトウェア開発)」の版間の差分

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* '''デイリースクラム''' スプリント期間中、チームは、毎日スクラム会議を開く。デイリースクラムは、平日の決まった時間に決まった場所で行う。また、15分以内で完了させなければならない。また、スクラムマスターは、必ず出席しなければならず、チーム全員に対して、「前回のスクラム会議以降、何をしたか」「問題はあるか」「次回のスクラム会議までに何をするか」などの質問をする。会話は、これらの質問への応答に限られる。その質疑応答の結果によっては、即座に別の会議を開くこともある。問題があると報告された場合、スクラムマスターは、即座に意思決定する責任を負う。問題が外的要因によるものである場合、スクラムマスターが、その解決の責任を負う。
 
* '''プロダクトバックログリファインメント''' スプリント期間中、チームはプロダクトバックログの健全性を保つための会議を開く。プロダクトバックログの健全性を示す指標として、[[INVEST(ソフトウェア開発)|INVEST]]が用いられることが多い。
 
* '''スプリントレビュー''' スプリントの後には、必ずスプリントレビューが行われる。スプリントレビューでは、スプリントで開発されたソフトウェアのレビューが行われ、必要に応じて、新たなバックログ項目が追加される。また、このレビューには、顧客、マネージャ、開発者が参加する。なお、場合によっては、営業やマーケティング関係者も参加する場合もある。スプリントとスプリントレビューの繰り返しは、製品の機能や品質が十分であると顧客が判断するまで繰り返される。その後、クロージャ(終了)工程へと移行し、リリースの準備が行われる。