「自動車ナンバー自動読取装置」の版間の差分

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出典のない部分に憶測であることを記載
m →‎概要: IPRの記載
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自動車利用の広域犯罪が発生した場合に、交通検問による渋滞等を引き起こすことなく、現場から逃走した容疑車両を速やかに捕捉し、犯人を検挙すること及び重要事件等に使用されるおそれの強い盗難車両を捕捉し、犯人の検挙及び被害車両の回復を図ることなどを目的として整備されているものである<ref name = "新潟県情報公開条例第17条第1項の規定に基づく諮問について(答申)"/>。
 
Nシステムを通過した車両(2輪を除く)を全て自動で記録し、警察の手配車両リストと自動的に照会する。手配車両が通過してナンバープレートがヒット(完全一致)または、ニアヒット(一部一致)した場合、手配車両と推定されると同時に車種・所有者・メーカーなどが自動的に割り出される。手配車両と推定されてから自動処理が完了した後(自動照会してから5~6秒ほど後)に[[カーロケーションシステム|チームナビ]](地図表示等)及び[[警察無線]](PSD、PSW、APR、IPR等)に「N号ヒット(Nヒット)」の一斉指令が関係部署に伝達されることで、ヒットした車両付近の警察官、巡回中の[[パトカー]]や捜査車両にも通知され、通信指令室等からの命令に従い、該当する手配車両を追尾し、失尾や放尾等がなければ検挙となる。[[盗難]]([[自動車盗]]など)などの手配車両の監視、自動車利用犯罪の[[被疑者]]の追跡などで用いられ、重要犯罪等発生時などには不審車両の洗い出しにも使われる。取得されたデータは、一定期間保存され、後検索も可能である。
 
高速道の料金所では、停車位置の前面に特殊な補助照明装置(赤外線ストロボ等)を付けて設置し、車両通過時にナンバー・搭乗者を撮影するものもある。対象者が路肩走行する場合でも発見するため、レーン毎や路肩に設置することもある。