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→‎航空自衛隊: YS-11EB後継加筆、出典はC-2の項目より転記
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航空自衛隊では[[C-46 (航空機)|C-46]]の老朽化が進んでいたことから、次期輸送機導入までのつなぎとして、[[1965年]](昭和40年)から[[1971年]](昭和46年)にかけて、人員輸送機'''YS-11P'''を4機、人員・貨物輸送機'''YS-11PC'''を1機、貨物輸送機'''YS-11C'''を7機、飛行点検機(フライトチェッカー)'''YS-11FC'''を1機、それぞれ購入した。後に大型の[[C-130 (航空機)|C-130H]]輸送機が導入されたことから、余剰となったYS-11Cを他用途に改造した。2機が[[電子戦]]訓練機'''YS-11E'''に、1機が航法訓練機'''YS-11NT'''に、2機が電子測定機([[電子戦機|電子偵察機]])'''YS-11EL'''に、2機がエンジンとプロペラを換装した「スーパーYS」電子測定機'''YS-11EB'''に、それぞれ改造された。EBの1機はPCからCとなったものを再改造した。YS-11ELの2機も後に「スーパーYS」化されて、YS-11EBに統合された。YS-11Eは「スーパーYS」に改造され、'''YS-11EA'''となった。YS-11Pも2機がYS-11FCに改造された。
 
部品不足により、2015年6月22日に最初の1機が用途廃止となった<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20150623k0000e040229000c.html YS11:最初の1機、空自美保基地で引退式/鳥取] 毎日新聞</ref>。2016年(平成28年)12月、防衛省は残存するYS-11のうち[[飛行点検隊]]([[入間基地]])に所属する2機のYS-11FCの後継として[[セスナ サイテーション・ラティチュード|サイテーション680A]]を選定したことを発表した<ref>[https://www.mod.go.jp/j/press/news/2016/12/01a.html 飛行点検機の機種決定について](2016年12月1日)2016年12月9日閲覧。</ref>。同年4月に[[U-125御岳墜落事故]]で喪失したU-125 1機の分とあわせ3機を導入する。

また防衛省[[航空幕僚監部]]では4機のYS-11EBの後継として、[[C-2 (航空機・日本)|C-2]]かC-130輸送機の改造型を検討していたがC-2が選定された。2018年現在、平成31年度にC-2ベースの次期電波情報収集機RC-2を[[入間基地]]に配備する予定であった<ref>[https://www.city.sayama.saitama.jp/shisei/kichi/c2zikidenpakihaibi.html C-2と次期電波情報収集機の入間基地への配備]狭山市2018年7月26日</ref>。RC-2の配備式典が2020年10月1日に行われている<ref>[https://twitter.com/JASDF_PAO/status/1311622632173838336 防衛省 航空自衛隊Twitter]</ref>。
 
; YS-11P