「液体水素」の版間の差分

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: 水素原子や水素分子はあまりにも小さいため、水素がその金属内部に浸透してゆき金属を劣化させる[[水素脆化]]を引き起こすので、ステンレスなどの金属容器に詰めたばあい容器が劣化するため長期保管が困難である。そこで、水素脆化が起きない材料、水素を吸蔵する[[水素吸蔵合金]]、高圧水素用の[[炭素繊維強化プラスチック|CFRP]]ボンベ、冷却して液化水素として運搬・保管する方法などに関する研究開発が進んでいる。
; 可燃性
: 水素そのものは、もちろん酸素なければ燃焼しないため純度の高い水素は発火しにくいが、酸素との混合気体は容易に発火する。そのため、危険度の可燃性という観点では[[ガソリン]]とそれほど変わらない同様に危険であるガソリンの代替燃料とはを改質して生り得した水素を利用す場合その燃料電池用いられる[[灯油]]や携帯機器の[[二次電池|バッテリー]]に利用するためには関しても十分な安全対策が必要とされる。
; 流通
: 製造・流通・消費の各ステージでまったく新たな設備が必要とされる。水素燃料対応の自動車への燃料供給のため、2020年8月時点では、日本全国で133箇所の水素ステーションが運用されている。これらの水素ステーションには、ガス燃料から水素ステーション内で水素を製造する方式と、製油所や化学工場等で製造された水素を輸送して水素ステーションで供給する方式の2種類がある<ref>[http://www.cev-pc.or.jp/suiso_station/index.html 次世代自動車振興センター 水素ステーション整備状況]</ref>。